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Microsoft Teams文字起こしガイド

Teamsの文字起こし(トランスクリプト)の使い方と、議事録を作る方法

Teams標準のトランスクリプト、Klangの会議ボット、保存した録画のアップロード。開始・停止・ダウンロードの手順、ライセンスごとにできること、OneDriveの保存先を比べ、会議後に議事録を仕上げるまでを解説します。

Teamsで文字起こしを開始する手順(会議中・会議後)

  1. 01

    会議中に開始する

    会議コントロールの「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「文字起こしの開始」を選び、話す言語(日本語)を確認して「確認」を押します。

  2. 02

    開始できる人

    開催者・共同開催者・発表者です。対象のMicrosoft 365ライセンスと、IT管理者による文字起こしの許可が前提で、外部組織や匿名の参加者は開始できません。

  3. 03

    会議後に読む・保存する

    会議のチャットの「まとめ」タブ→「トランスクリプト」で全文を読み、.docxか.vttでダウンロードします。既定でダウンロードできるのは開催者と共同開催者で、ファイルは開催者のOneDrive for Businessに保存されます。

詳しい条件と停止の方法はTeams標準のトランスクリプションの手順、メニューが出ない・英語になる場合はすぐ下の対処を確認してください。出典:Microsoft サポート:ライブ トランスクリプトを開始、停止、ダウンロードする(2026年10月7日確認)。

QUICK ANSWER

Teamsの文字起こしが英語になるときは、「話し言葉」を日本語に変えます

  1. 会議中に「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「トランスクリプトの表示」を開く
  2. トランスクリプトの「言語設定」で「この会議で話している言語」を日本語にして「更新」を選ぶ
  3. 変更できるのは開催者・共同開催者・文字起こしを開始した人など。一般の参加者は、その人たちに依頼する

翻訳の表示言語と、音声を聞き取る「話し言葉」は別の設定です。変更前に英語で記録された行は自動で直らないことがあります(詳しい手順と確認方法)。そもそも「文字起こしの開始」が表示されない場合は文字起こしできない時の3つの確認、字幕だけで記録が残らなかった場合は字幕と文字起こしの違いを見てください。

英語になる原因と、録画から日本語で作り直す方法文字起こしできない原因の切り分け

画面名はMicrosoft公式ヘルプ(日本語)の2026年10月1日時点の表記です。

日本語が英語になる場合は話し言葉の設定、開始ボタンがない場合は権限、会議後に記録がない場合は字幕と文字起こしの違いを確認します。以下はデスクトップ版の公式手順に基づく案内です。

日本語の会議なのに英語になる・日本語に変更できない

詳しい切り分けは専用ページへ:Teamsの文字起こしが英語になるときの直し方(会議後に日本語で作り直す方法つき)

  1. 開催者、共同開催者、文字起こしを開始した人、または文字起こしを有効にした機能を開始した人に操作を依頼します。この人たちは会議中も話し言葉の設定にアクセスできます。
  2. 「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「トランスクリプトの表示」を開きます。
  3. トランスクリプト内の「言語設定」から「この会議で話している言語」を日本語にして「更新」を選びます。翻訳先の表示言語と、音声を認識する話し言葉の設定は別です。
  4. 日本語で短く発言し、新しく追加される行が日本語で内容に沿っているか確認します。変更は参加者全員の文字起こしと字幕に影響するので、会議中に一言知らせます。
Teamsの言語不一致通知。検出言語は英語(米国)で、設定と変更のボタンがある
Microsoft公式の通知例。通知部分は日本語、周囲の操作バーは英語です。この例が検出した言語は英語(米国)なので、日本語の会議なら変更をそのまま承認せず、「設定」で日本語を選びます。通知が出ない場合も上の手順で設定できます。

変更できないとき:一般の参加者が設定にアクセスするには、進行中の文字起こしやそれを開始した機能の停止と、文字起こしの再開が必要になる場合があります。まず上記の権限を持つ人に変更を依頼し、記録を中断する場合は開催者と相談してください。

確認する結果:変更後の発言が日本語で記録されること。すでに誤って記録された行まで自動で直るとは限りません。会議後、元音声があれば照合し、開催者が保存済みトランスクリプトを編集するか、ダウンロードした文書を修正します。

日本語と英語が混ざる会議の場合:話し言葉を1つに決める方式では、もう一方の言語の発言が崩れやすくなります。録音を区間ごとの言語判定で文字起こしする方法は英語の文字起こしガイドで解説しています。

Teamsで文字起こしできない:「文字起こしの開始」がない・選択できない

詳しい切り分けは専用ページへ:Teamsで文字起こしできない原因と対処(ライセンス・ポリシー・会議の種類別)

  1. 開催者に、対象ライセンス、参加に使っているアカウントと会議内の役割を確認してもらいます。外部組織や匿名の参加者は開始できません。同じ組織のアカウントでも、会議オプションで開始できる役割が制限されている場合があります。
  2. IT管理者に、開催者と開始する人の両方に割り当てられた会議ポリシーで文字起こしが有効か確認を依頼します。開催者が会議のCopilotをオフにしている場合も、録画と文字起こしがオフになります。
  3. 条件が合っても使えない場合は、管理者がMicrosoft 365管理センターのTeamsトランスクリプト診断で、対象ユーザーのメールアドレスと会議URLを調べます。診断の提供対象外の環境は公式案内を確認してください。

確認する結果:許可された人が「文字起こしの開始」を選び、言語を確認すると、参加者に通知されてトランスクリプトに新しい発言が表示されること。ポリシー変更だけで直ったと判断せず、会議で開始できるか確認します。

社内ルール上有効にできない場合は、利用許可のある録画ファイルがすでにあるときに限り、録画をアップロードする方法を検討します。録画が残っていなければ、過去の会議の音声を後から取り戻すことはできません。

字幕は出たのに、会議後の文字起こしがない

ライブ字幕は会議中の表示用で、保存されません。後で読み返すには会議中の「文字起こしの開始」が必要です。「ライブ字幕を表示する」だけで済ませていなかったか確認してください。

  1. 会議後にチャットで対象の会議を開き、「まとめ」→「トランスクリプト」を確認します。
  2. 全文がある場合は「ダウンロード」から.docxか.vttを選びます。既定でダウンロードできるのは開催者と共同開催者です。ボタンがない場合は開催者に共有・ダウンロード権限を確認してもらいます。
  3. 保存したファイルを開き、変更後の日本語の発言が入っているか読みます。発言内容、固有名詞、数字を確認してから議事録に使います。
Teamsの英語UIでRecapのTranscriptからDownloadを開き、docxとvttを選ぶ画面
Microsoft公式の英語UI例。Recapは「まとめ」、Transcriptは「トランスクリプト」、Downloadは「ダウンロード」に当たります。日本語UIで撮影した操作結果ではありません。

確認する結果:会議後にも全文を閲覧でき、権限があればファイルを開けること。字幕だけで終了し、録音も残っていなければ、その字幕を後からダウンロードすることはできません。

操作を終えた後に使う、編集部作成の確認・依頼例です。誤認識された文章から、録音にない発言を復元しないことが基本です。

英語になった区間を修正記録に残す

言語変更前後を分けて確認します。元音声がない区間は、参加者の確認待ちとして残します。

【修正記録・記入例】
対象:会議開始〜08:20
症状:日本語の発言が英語で記録
確認資料:元の録画
08:20以降:日本語設定で再確認
未確認:07:10の金額
確認担当:[氏名]

管理者への依頼を具体化する

機能が表示されない場合、会議の種類と自分の役割を添えると、利用条件と設定を切り分けやすくなります。

Teams文字起こしの確認依頼
会議日時:[日時]
会議:[通常/チャネル]
自分の役割:[開催者/参加者]
端末・アプリ:[環境]
表示されない項目:[画面名]
開催者側でも同じか:[結果]

保存した文書と会議の内容を照合する

ダウンロードできたことだけで完了にせず、欠けた区間と話者を確認します。

  • 開始・終了の発言を元の録画と比べ、文字起こし開始前の抜けを明記する。
  • 参加者名が不明な発言は、文脈だけで担当者を決めない。
  • 決定・期限・金額を確認し、修正版の作成日と確認者を残す。

操作の参照:Microsoftの文字起こしと保存の案内(2026年10月6日確認)。運用例・記入例は編集部作成です。

保存したVTTを読みやすいテキストにする

トランスクリプトを使えるかは、ライセンスと管理者の会議ポリシーの両方で決まります。下の表は、Microsoftの公式ヘルプとMicrosoft Learnに書かれている内容だけをまとめたものです。料金は変わるため載せていません。

ライセンス別の録画・文字起こし・AI要約(2026年10月1日時点のMicrosoft公式情報)
ライセンス会議の録画トランスクリプト(文字起こし)AIによる会議の要約
Microsoft Teams(無料)Microsoft 365 Personal・Family・Premiumの個人用アカウントで利用可無料版の公式ヘルプに、職場向けと同じトランスクリプトの手順は記載なし記載なし
職場・学校向けライセンス(※)可。IT管理者が録画を有効にし、ゲスト・他組織のユーザーでないこと可。開催者と開始する人の両方の会議ポリシーで「文字起こし」がオン(新規ポリシーでは既定でオン)このライセンスだけでは不可
+ Teams Premium(アドオン)録画・文字起こしできる人を会議オプションで制御ライブ翻訳文字起こし(開催者がTeams Premiumを持つ会議)インテリジェント要約
+ Microsoft 365 Copilot開催者が会議のCopilotをオフにすると録画・文字起こしもオフトランスクリプトをもとにCopilotを使うインテリジェント要約

※Microsoftの公式ヘルプが録画の対象として挙げているのは、Office 365 Enterprise E1・E3・E5・F3・A1・A3・A5、M365 Business、Business Premium、Business Essentialsです(表記は公式ヘルプのまま。Business Essentialsは旧名称)。自社の契約が対象かどうか分からない場合は、IT管理者がMicrosoft 365管理センターの「Teamsトランスクリプト診断」で、ユーザーと会議URLを指定して確認できます。

トランスクリプトとライブキャプション(字幕)の違い

「字幕は出たのに記録がない」を防ぐための比較(Microsoft公式ヘルプに基づく)
項目トランスクリプトライブキャプション
会議後に残るか残る。チャットの「まとめ」→「トランスクリプト」残らない(表示のみ)
保存先開催者のOneDrive(チャネル会議はSharePoint)保存されない。録画ファイルにも付かない
ダウンロード.docx/.vtt(既定は開催者・共同開催者)できない
開始する場所デスクトップ版Teams。モバイルは会議後の表示のみ対応各参加者が自分の画面でオン・オフ
翻訳ライブ翻訳文字起こしはTeams Premiumライブ翻訳キャプションは開催者がTeams Premium
向いている用途議事録の下書き、発言の確認聞き取りの補助、アクセシビリティ

Microsoft Teams(チームス)の会議をテキスト化する方法は、大きく3つです。Teams標準のトランスクリプション、Klangの会議ボットを参加者として入室させる方法、録画のアップロード。この記事を読み終えると、自社のライセンスに合う方法を選び、議事録に仕上げるまで進められます。先に結論を書くと、Microsoft 365を全社導入していて記録をTeamsの中に置きたいなら標準機能、要約・決定事項・ToDoまで自動で作りたいなら会議ボット、ライセンスの条件を満たせない場合や過去の録画を処理したいならアップロードが向いています。

Teamsの文字起こし3方法の比較(2026年9月4日時点、条件は各社の公式ヘルプで要確認)
方法利用条件精度の確認保存先向いている場面
Teams標準のトランスクリプション対象ライセンス、開催者と開始する人の文字起こしポリシー、会議内の役割・許可を確認会議後にチャットの「まとめ」でトランスクリプトを読み、.docxまたは.vttでダウンロードして修正会議開催者のOneDrive for BusinessMicrosoft 365を全社で使っていて、記録をTeamsの中に置きたい社内会議
Klangの会議ボットKlangのアカウントと会議URL。開催者がロビーでボットの入室を許可する(ネイティブ連携ではなく参加者として入室)文字起こし(話者の自動識別はプロプラン)。文をクリックすると該当箇所の音声が再生され、確認が必要な箇所はハイライト表示Klangのワークスペース(ワークスペースごとの固有鍵で暗号化して保存)要約・決定事項・ToDoまで自動で作り、あとから検索や横断分析をしたい会議
保存した録画・録音をアップロードTeamsの録画ファイル、または会議室やスマートフォンで録音したファイルがあることアップロード先のサービスで確認。Klangなら元音声での照合、プロプランでは話者の自動識別も使えるアップロード先のサービスライセンスの条件を満たせない場合や、過去の録画をまとめて文字起こししたい場合

Teamsだけで完結する方法です。会議中に開始すると参加者にライブで文字が表示され、会議後にはトランスクリプトとして残ります。画面の名称は更新されることがあるため、最新の条件は公式ヘルプで確認してください。

  1. STEP 1

    利用条件を確認する

    Teamsのトランスクリプション(文字起こし)は、対象のMicrosoft 365ライセンスと、IT管理者による有効化が前提です。開催者と開始する人の両方に文字起こしが許可され、会議内の役割と会議オプションの条件を満たす必要があります。外部組織や匿名の参加者は開始できません。

  2. STEP 2

    会議中に文字起こしを開始する

    会議コントロールの「その他のアクション」から「レコーディングと文字起こし」を開き、「文字起こしの開始」を選びます。会議で話す言語を確認して「確認」を押すと始まり、参加者全員に文字起こし中であることが通知されます。

  3. STEP 3

    言語を会議に合わせる

    開始時に、会議で話す言語が日本語になっているか確認します。途中で英語になる場合や変更できない場合は、上の「日本語の会議なのに英語になる」の手順で、操作できる人と言語設定を確認してください。

  4. STEP 4

    停止して、会議後に「まとめ」で読む

    「レコーディングと文字起こし」から「文字起こしの停止」で止められ、全員が退出すると自動で停止します。会議後は、その会議のチャットにある「まとめ」タブの「トランスクリプト」から全文を読めます。

  5. STEP 5

    ダウンロードして修正する

    チャットの会議から「まとめ」→「トランスクリプト」を開き、ダウンロードの横の矢印で.docxか.vttを選びます。既定でダウンロードできるのは開催者と共同開催者で、管理者のポリシーで他の参加者にも許可できます。ファイルは開催者のOneDrive for Businessに保存されます。

.vttをダウンロードした場合:.vttは字幕用の形式で、時刻の行が交互に入るため、そのままでは読みにくいファイルです。VTTをテキストに変換するツールに読み込むと、ブラウザ内で話者名を残した読みやすい文章に整えられます。議事録の下書きに使うなら.docxの方が扱いやすい場合もあります。

ライセンスや管理者設定に手を入れず、会議後に話者ごとの文字起こしと要約まで受け取る方法です。ボットはTeamsの連携アプリではなく、開催者が入室を許可する一人の参加者として動きます。

  1. STEP 1

    会議URLを指定する

    Teamsの会議参加URLをKlangに登録します。ボットは開始時刻に参加者の一人として入室を試みます。

  2. STEP 2

    開催者がロビーで許可する

    ロビーが有効な会議では、開催者または発表者がボットの入室を許可します。

参加者への説明、会議後に届く文字起こし・要約の確認は、Zoom・Teams・Google Meetで共通です。共通の流れはKlangの会議ボットの仕組みにまとめています。

トランスクリプションの条件を満たせない場合や、過去の録画をまとめて処理したい場合の方法です。録画できるのは対象ライセンスを持つ開催者と同じ組織のユーザーで、ゲストは録画できません。

  1. STEP 1

    Teamsの会議を録画する

    「その他のアクション」から「レコーディングと文字起こし」を開き、「レコーディングを開始」を選びます。録画は個人・グループ会議なら開催者のOneDrive for Business、チャネル会議ならSharePointに保存され、開始時に参加者全員へ通知されます。

  2. STEP 2

    ファイルをKlangにアップロードする

    OneDriveまたはSharePointから録画ファイルをダウンロードし、Klangにアップロードします(mp4、m4a、mp3、wav、webm、movなど、上限10GB)。

  3. STEP 3

    言語と用語を確認する

    言語は自動検出されますが、日本語を手動で指定することもできます。社名・製品名・担当者名は用語集に登録しておくと、表記のぶれが減ります。

  4. STEP 4

    文字起こしと要約を確認する

    文字起こしと要約が届いたら(プロプランでは話者を自動識別)、確認が必要な箇所のハイライトを中心に元音声と照合し、編集して共有します。

Microsoft サポート:Teamsで会議の記録を開始、停止、検索する(公式)音声ファイル文字起こしの流れ(Klang)

録画できない理由の見分け方や、OneDrive・SharePointの保存先と有効期限(既定120日)はTeams録画の保存先と録画方法で、3つのツールの違いはWeb会議の録画方法の比較で解説しています。

AFTER THE MEETING

会議中に文字起こしを開始していれば、Teamsのトランスクリプトは録画ファイルにもコピーされます。録画だけが残っていて文字起こしがない場合は、次の2つの方法で会議の後からテキストにできます。

ROUTE A

Microsoft 365の中で:Streamでトランスクリプトを生成

  1. 録画ファイル(個人・グループ会議は開催者のOneDrive、チャネル会議はSharePoint)を開き、ブラウザのプレーヤーで再生します。
  2. 「ビデオ設定」の「トランスクリプトとキャプション」から「生成」を選びます。
  3. 生成が終わると、プレーヤーでトランスクリプトとキャプションを表示できます。

生成できるのは動画の所有者(編集権限のある人)で、対象は4GB未満かつ4時間未満の動画です。生成時に言語を選べるため、会議中に英語で記録されてしまった場合も、英語のトランスクリプトを削除してから日本語で生成し直せます。組織の設定で無効になっている場合は、IT管理者に確認します。

ROUTE B

Klangで:録画をアップロードして文字起こしと要約

  1. OneDriveまたはSharePointから録画(.mp4)をダウンロードします。
  2. Klangにアップロードします(1ファイル10GBまで)。言語は自動検出され、日本語と英語が混ざる会議にも対応します。
  3. 文字起こしとAI要約、決定事項・ToDoを元音声で確認し、Word・TXT・SRT・VTTなどで書き出します。

ライセンスや編集権限に関係なく、録画ファイルが手元にあれば使えます。話者の自動識別はプロプランの機能です。

Teamsの録画をあとから文字起こしする2つの方法(2026年10月3日時点のMicrosoft公式ヘルプとKlangの仕様に基づく)
項目Streamで生成Klangにアップロード
必要なもの録画ファイルの所有者・編集権限録画ファイル(.mp4)
日本語対応(28の言語・ロケールの一つ)対応(日本語・英語を含む17言語、区間ごとに自動検出)
できあがるもの録画に付くトランスクリプトとキャプション全文の文字起こし、AI要約、決定事項・ToDo
保存先録画と同じOneDrive・SharePointKlangのワークスペース
向いている場面記録をMicrosoft 365の中にとどめたい議事録まで作りたい、権限がない、過去の録画をまとめて処理したい

ACCURACY

Teamsのトランスクリプトは日本語(日本)に対応しています。精度が低いと感じるときは、認識エンジンより先に、言語設定と録音の条件を見直すと改善することがほとんどです。

  1. 01

    話し言葉を日本語にしてから始める

    「文字起こしの開始」のあとに出る言語の確認で、日本語になっているかを見てから「確認」を押します。ここが英語のままだと、どれだけ明瞭に話しても日本語としては認識されません。

  2. 02

    マイクに近い位置で、一人ずつ話す

    会議室のスピーカーフォンから遠い席の声や、発言の重なりは誤認識の大きな原因です。会議室から参加する場合は、話す人の近くにマイクを置き、複数人が同時に話さないよう進行役が順番を回します。

  3. 03

    各自のアカウントで参加する

    Teamsのトランスクリプトは、参加者のアカウントをもとに発言者を表示します。会議室の端末1台に複数人が集まると、発言者が会議室名でまとめて表示されることがあり、誰の発言かを後から見分けにくくなります。

  4. 04

    社名・製品名は最初に言い直す

    社内用語や略語は誤変換されやすい言葉です。冒頭で正式名称を一度はっきり言う、資料のタイトルを読み上げるといった工夫で、後の修正が減ります。

  5. 05

    会議後は数字と固有名詞だけを照合する

    全文を読み直す必要はありません。金額・日付・人名・決定事項など、議事録に載る箇所だけを録画と照合し、保存済みトランスクリプトを編集します。

誤認識の原因を「録音」「文字」「話者」に分けて直す方法は文字起こしの精度を確認・修正する方法、言語設定の直し方はTeamsの文字起こしが英語になるときで解説しています。

Teamsの会議から議事録を作る方法は3つです。会議チャットの「まとめ」とAIのインテリジェント要約を使う、トランスクリプト(.docx)からテンプレートに書き写す、Klangで文字起こしと要約を作る。ライセンスによって使える方法が変わります。

Teamsの会議から議事録を作る3つの方法(2026年10月3日時点、各社公式ヘルプ)
方法必要なもの得られるもの人が仕上げること
「まとめ」タブとインテリジェント要約(Copilot)「まとめ」は録画または文字起こしをした会議で表示されます。AIによるインテリジェント要約は、アドオンのTeams PremiumかMicrosoft 365 Copilotのライセンスが必要です。会議チャットの「まとめ」タブに、AIが作ったメモとフォローアップタスクが表示されます。「共有」→「メールで共有」で、要約とタスクを含むOutlookの下書きを作れます。担当者と期限、決定の理由、未決事項を補い、社内の議事録の型に移す
Teamsのトランスクリプト(.docx)+議事録テンプレート対象のMicrosoft 365ライセンスで、会議中に文字起こしを開始話者名つきの発言の全文(.docx・.vtt)全文から決定と依頼の文を拾い、テンプレートに書き写す
Klang(会議ボットまたは録画のアップロード)Klangのアカウント。フリープランで文字起こし無制限・AI要約。話者の自動識別はプロプラン文字起こし、AI要約、決定事項・ToDo。文をクリックすると元音声を再生数字・固有名詞・担当者を元音声で確かめ、Wordなどで書き出して共有する

Teams標準のAI:「まとめ」タブとインテリジェント要約(Copilot)の条件

使えるライセンス
「まとめ」は録画または文字起こしをした会議で表示されます。AIによるインテリジェント要約は、アドオンのTeams PremiumかMicrosoft 365 Copilotのライセンスが必要です。
日本語
インテリジェント要約の対応言語に日本語が含まれます。モバイルの「AIノート」は、英語で文字起こしされた会議が対象と案内されています。
始め方
AIの要約には会議の文字起こしが必要で、会議は5分以上続いている必要があります。開催者は会議オプションの「Copilot およびその他の AI」で、Copilotを使える範囲を選べます。
届く場所と中身
会議チャットの「まとめ」タブに、AIが作ったメモとフォローアップタスクが表示されます。「共有」→「メールで共有」で、要約とタスクを含むOutlookの下書きを作れます。
注意
予定していないアドホック会議では、要約やメモは使えません。

会議中にCopilotへ質問するだけなら文字起こしは不要ですが、会議後にCopilotで内容を振り返るには文字起こしをオンにしておく必要があります。

確認日:2026年10月3日時点。プラン名や画面の表示は更新されることがあるため、利用前に公式ヘルプと管理者の設定を確認してください。

どの方法でも共通の、議事録に仕上げる4段階

  1. STEP 1

    議事録の骨組みを先に決める

    日時・参加者・議題・決定事項・ToDo(担当者と期限)・次回の予定。この型を用意しておくと、トランスクリプトから必要な箇所だけを拾えます。

  2. STEP 2

    トランスクリプトから決定事項とToDoを抜き出す

    Teams標準なら.docxでダウンロードした全文から、決定と依頼の文を拾います。Klangなら会議後に届くAI要約と決定事項・ToDoの抽出をそのまま下書きにできます。

  3. STEP 3

    数字・固有名詞・担当者を元音声で確認する

    金額、日付、人名、製品名は文字起こしで誤りやすい箇所です。Klangでは文をクリックすると該当箇所の音声が再生されるので、疑わしい箇所だけを確認できます。

  4. STEP 4

    共有と保存期間を決める

    議事録は参加者と関係者に共有し、録画とトランスクリプトの原本は社内規程に従って保存または削除します。

Copilotを使う場合:開催者が会議のCopilotをオフにすると、録画と文字起こしもオフになる点に注意してください。Copilotで議事録を作るためのライセンスと文字起こしの条件は、Copilotで議事録を作る方法にまとめています。

Teams会議用の議事録ひな形

【Teams会議 議事録】
会議名:
日時:2026年◯月◯日(◯)◯:◯◯–◯:◯◯(Teams)
参加者:
作成者:
録画・トランスクリプトの保存先:会議チャットの「まとめ」/OneDrive・SharePoint

■ 目的・議題
・

■ 決定事項(理由も一行で)
・

■ ToDo
・内容:/担当:/期限:

■ 未決事項(次に判断する日・条件)
・

■ AI要約から転記して確認した箇所
・時刻:/確認した内容:

次回日時・議題:

AIの要約は「何が話されたか」はよくまとまりますが、担当者と期限、決定の理由、持ち越した論点は抜けやすい項目です。ひな形の「AI要約から転記して確認した箇所」に、元の発言の時刻を残しておくと、あとで確認を求められたときに戻れます。

WordやExcelで残したい場合は議事録のフォーマット・テンプレート、書き方の手順は議事録の書き方とコツを参照してください。

無料で議事録の下書きを作る

どの方法を選んでも、記録を始める前に押さえておきたい点は共通です。社内で運用ルールを決めるときの確認項目として使ってください。

参加者への通知と同意

Teamsは録画や文字起こしの開始を参加者全員に通知しますが、通知が出ることと同意を得ることは別です。目的と保存先、共有範囲を開始前に伝え、社外の参加者には招待文で事前に知らせます。

アクセスできる人の範囲

会議オプションの「レコーディングと文字起こしにアクセスできるユーザー」で、全員・開催者と共同開催者・特定のユーザーから選べます。この設定にはCopilotまたはTeams Premiumのライセンスが必要で、チャネル会議では使えません。

個人情報・機密情報の扱い

会議には顧客名や人事情報が含まれることがあります。個人情報の取り扱いは個人情報保護委員会が公開するガイドラインを参照し、個別の判断は専門家に確認してください。

保存と削除のルール

録画とトランスクリプトは開催者のOneDriveに残ります。開催者が退職・異動したときに誰が引き継ぐか、いつ削除するかを、社内規程で決めておきます。

Klang(クラング)はスウェーデン生まれのAI議事録・文字起こしサービスです。Teamsの会議は、会議ボットの参加、録画ファイルのアップロード、Teamsを使わない打ち合わせならブラウザやアプリでの録音と、3つの入口で記録できます。どの入口でも、会議後には文字起こし、AI要約、決定事項・ToDoが同じワークスペースに届き、OneDriveへの連携もできます。話者の自動識別はプロプランで使えます。

フリープランは0円でクレジットカード不要、1ユーザーで文字起こしは無制限です。プロプランは月払い1,180円、年払いなら月あたり980円(いずれも1ユーザーあたり・税込)で、初期費用はかかりません。会話データをAIモデルの学習に利用しないことはプランを問わず例外なく約束しており、ISO/IEC 27001:2022の認証を取得しています。

3つの入口

会議ボット、録画ファイルのアップロード、ブラウザやiOS/Androidアプリでの録音

17言語・日本語と英語の混在に対応

言語は区間ごとに自動検出。話者の自動識別はプロプランの機能

要約・決定事項・ToDo

会議後に自動で作成。文字起こしへの質問や複数会議の横断分析も可能

OneDrive・Teamsへの共有

OneDrive・Teams・Slack・Notionなどへ、会議が終わるとオートメーションで自動送信

Teamsの文字起こしは無料で使えますか?

Teams標準のトランスクリプションは、対象のMicrosoft 365ライセンスと管理者の有効化が前提です。条件を満たせない場合は、録画をKlangのフリープラン(0円、クレジットカード不要)にアップロードして文字起こしする方法があります。

チームスの文字起こしは日本語に対応していますか?

はい。開催者・共同開催者・文字起こしを開始した人などが、トランスクリプトの「言語設定」で「この会議で話している言語」を日本語に設定します。変更は全員の文字起こしと字幕に影響します。英語になる場合の詳しい手順と、変更後の確認方法は、このページのトラブル対処をご覧ください。

Teamsの文字起こしが英語になるときは、どこを直せばよいですか?

会議中に「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「トランスクリプトの表示」を開き、「言語設定」の「この会議で話している言語」を日本語にして「更新」を選びます。操作できるのは開催者、共同開催者、文字起こしを開始した人などです。

Teamsで文字起こしできない(「文字起こしの開始」がない)のはなぜですか?

主な原因は、職場・学校向けライセンスがない、管理者の会議ポリシーで「文字起こし」がオフ(開催者と開始する人の両方に適用)、外部組織や匿名で参加している、会議オプションで記録できる人が制限されている、開催者が会議のCopilotをオフにしている、のいずれかです。原因ごとの確認方法は「Teamsで文字起こしできない原因と対処」のページで解説しています。

スマートフォンのTeamsで文字起こしを開始できますか?

Microsoftの公式ヘルプでは、ライブ文字起こしはデスクトップ版のTeamsでのみ使え、モバイルアプリは会議終了後のトランスクリプト表示に対応していると案内されています。スマートフォンで会議を記録したい場合は、Klangのアプリで録音する方法もあります。

Teamsで字幕が出ていたのに、文字起こしが保存されていないのはなぜですか?

ライブ字幕は保存されません。会議後にも残すには、会議中に文字起こしを開始する必要があります。会議後はチャットの「まとめ」にあるトランスクリプトを確認します。字幕だけで終了し録音も残っていなければ、その字幕を後からダウンロードすることはできません。

Teamsの文字起こしはどこに保存され、誰がダウンロードできますか?

会議開催者のOneDrive for Businessに保存され、会議チャットの「まとめ」から閲覧できます。ダウンロードは既定で開催者と共同開催者に限られ、管理者のポリシーで他の参加者にも許可できます。

Teamsの録画から、あとで文字起こしできますか?

できます。録画の所有者(編集権限のある人)なら、録画をブラウザで開き「ビデオ設定」の「トランスクリプトとキャプション」から「生成」を選ぶと、トランスクリプトを作れます(組織で無効になっている場合を除く)。議事録まで作りたい場合や権限がない場合は、録画の.mp4をKlangにアップロードすると、文字起こしとAI要約、決定事項・ToDoを作成できます。

Teamsの会議から議事録を自動作成できますか?

トランスクリプトは発言の記録で、そのままでは議事録になりません。Teams PremiumまたはMicrosoft 365 Copilotのライセンスがあれば、文字起こしをした5分以上の会議で、会議チャットの「まとめ」タブにAIのメモとフォローアップタスクが表示されます(アドホック会議は対象外、2026年10月3日時点)。Klangは契約プランを問わず、会議後にAI要約と決定事項・ToDoを作成します。

Klangの会議ボットは、Teamsにアプリとして追加する必要がありますか?

必要ありません。ボットは会議URLから一人の参加者として入室し、開催者がロビーで許可すると録音を始めます。テナントの会議ポリシーで外部参加が制限されている場合は、事前に管理者へ確認してください。

このガイドは会議の録音・文字起こしを扱います。確認済みの会議レポートをTeamsへ届けたい場合は、送信先の連携手順を確認してください。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。