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トランスクリプトとは

トランスクリプトとは?意味と、Teams・Zoom・Meetでの保存先と形式

トランスクリプト(transcript)とは、会議や動画などで話された言葉を文字に起こした記録のことです。英語学習では音声の台本となる全文、留学の書類では大学の成績証明書を指すこともあります。場面ごとの意味、字幕・議事録との違い、Teams・Zoom・Google Meetでの保存先と形式を解説します。

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英語のtranscriptは「書き写したもの」が元の意味です。日本語のカタカナ語としては、ほとんどの場合「発言を文字にした記録」を指しますが、分野によって別の意味になります。

このページでは、ビジネスで最もよく使われる「会議や動画の発言を文字にした記録」としてのトランスクリプトを中心に解説します。留学の書類や生物学の用語を調べている場合は、それぞれの専門の情報を確認してください。

場面ごとのトランスクリプトの意味
場面意味例
会議・Web会議会議の発言を文字にした記録。話者名と時刻がつくTeamsのトランスクリプト、Zoomの文字起こし
動画・配信動画の音声を文字にした全文。字幕データとして使うこともあるYouTubeの「文字起こしを表示」、ポッドキャストの全文
インタビュー・調査録音を書き起こした原稿。分析や記事の材料になる取材の書き起こし、ユーザーインタビューの逐語録
留学・英文書類成績証明書(academic transcript)。会話の記録ではない大学の科目と成績の一覧
生物学「転写」。DNAの情報がRNAに写し取られること、またはその産物mRNAなどの転写産物

似た言葉ですが、残す範囲と目的が違います。会議の記録では「トランスクリプトを材料に議事録を作る」という関係になります。

たとえばTeamsでは、会議中のライブ字幕は保存されず、会議後に読み返せるのは「文字起こしの開始」で残したトランスクリプトだけです。議事録は、そのトランスクリプトから決定事項と担当者を拾ってまとめたものです。

トランスクリプトと似た言葉の違い
名前何を残すか主な目的保存されるか
トランスクリプト話された言葉の全文(話者・時刻つきが多い)発言をあとから読む・検索する保存される
字幕(キャプション)画面に表示する短い文字会議中・視聴中に読む会議ツールのライブ字幕は保存されないことが多い
議事録決定事項・タスク・論点の要約決まったことを共有し、実行する文書として保存
逐語録言いよどみや間も含めた発言そのまま調査・面談・法的な確認文書として保存

英語の勉強や留学の手続きでは、トランスクリプトが会議の記録とは違う意味で使われます。

transcriptと似た言葉にscript(スクリプト)があります。スクリプトは話す前に書かれた台本、トランスクリプトは話したあとに書き起こした記録です。ドラマの台本はスクリプト、実際の会話を書き起こしたものはトランスクリプトと呼び分けます。

留学で求められる成績証明書は、大学の教務の窓口などで発行を申請します。出願先によって、厳封した書類の郵送やオンラインでの送付など提出方法の指定があるため、必ず出願先の案内を確認してください。

英語学習・留学でのトランスクリプト
場面指すもの使い方
英語のリスニング・シャドーイング動画や音声で話された英語の全文聞き取れなかった箇所を確かめる、ディクテーションの答え合わせに使う
英語の講演・ポッドキャスト講演や番組の書き起こし(配信元が公開していることがある)音声と並べて読み、知らない表現を拾う
留学の出願・単位認定大学が発行する成績証明書(academic transcript)在籍した大学に英文で発行を申請し、出願先の指定する方法で提出する

会議ツールごとに、トランスクリプトの作り方、保存先、ファイル形式が違います。各社の公式ヘルプで確認した内容です(2026年10月7日時点)。

Google Meetの文字起こしは日本語に対応しており、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語とあわせて使えます。ZoomのオーディオトランスクリプトもTeamsのトランスクリプトも、日本語を含む多くの言語に対応しています。Teamsで日本語の会議が英語で記録される場合は、話し言葉の設定を確認してください。

YouTubeでは、字幕のある動画で「文字起こしを表示」を選ぶと全文を時刻つきで読めます。手順はYouTube文字起こしガイドにまとめています。

会議ツールのトランスクリプトの保存先と形式(各社公式ヘルプ、2026年10月7日時点)
ツール作り方保存先形式
Microsoft Teams会議中に「レコーディングと文字起こし」→「文字起こしの開始」会議の開催者のOneDrive for Business.docx・.vtt(既定で開催者と共同開催者がダウンロード可)
Zoom(クラウド録画)クラウドレコーディングとオーディオ文字起こしを有効にして録画(プロ以上の有料アカウント)ウェブポータルの「レコーディングと文字起こし」VTT(ウェブ上で編集も可)
Zoom(ミーティングの文字起こし)ホストが会議中に「More」→「Transcript」で開始「Save transcript」で保存すると「ドキュメント」内の「Zoom」フォルダ.TXT
Google Meet会議ツールから「文字起こしを開始」(対象のWorkspaceエディション)主催者のGoogleドライブの「Google Meet」フォルダGoogleドキュメント
Word(Web版)「トランスクリプト」で録音、または音声ファイルをアップロードOneDriveWord文書に追加できる

同じトランスクリプトでも、形式によって向いている使い道が違います。

  • VTT(WebVTT)

    時刻と本文が交互に並ぶ字幕用の形式です。TeamsやZoomが書き出します。動画プレーヤーの字幕に使えますが、議事録の材料として読むには時刻の行を取り除いたほうが読みやすくなります。

  • SRT

    番号・時刻・本文の組み合わせで書く字幕形式です。動画編集ソフトやYouTubeへの字幕アップロードでよく使われます。

  • TXT

    装飾のないテキストです。どの環境でも開けて、ほかのツールへの貼り付けや検索に向いています。

  • DOCX

    Wordの文書形式です。見出しや話者名を残したまま読めるので、議事録の下書きや社内共有に向いています。

VTT(.vtt)の例
WEBVTT

00:00:01.000 --> 00:00:04.500
<v 佐藤>展示会は今年も出展しましょう。
SRT(.srt)の例
1
00:00:01,000 --> 00:00:04,500
展示会は今年も出展しましょう。

どちらも同じ発言を表した架空の例です。VTTは先頭に「WEBVTT」があり、時刻の小数点が「.」で、話者をタグで書けます。SRTは番号つきで、小数点が「,」です。

会議ツールから書き出したトランスクリプトは、そのままでは長く、誤変換も含まれます。議事録や記事に使う前に、次の順で整えます。

  1. 01

    時刻の行を整理する

    VTTやSRTは、時刻の行を取り除くか、話の区切りごとにまとめます。VTTをテキストに変換するツールを使うと、話者名を残したまま読みやすい文章になります。

  2. 02

    固有名詞と数字を直す

    社名、製品名、人名、金額、日付は誤りやすい箇所です。元の録音があれば、その箇所だけ聞き直して確かめます。

  3. 03

    話者の割り当てを確かめる

    発言が別の人のものとして記録されていないか確認します。特に、決定や依頼をした人を取り違えると、議事録の担当者が変わってしまいます。

  4. 04

    用途に合わせて形を変える

    議事録にするなら決定事項とタスクを抜き出し、記事にするなら言いよどみを整え、調査の記録なら逐語のまま残します。

会議ツールのトランスクリプトが残っていない、ライセンスの条件で使えない、対面の会議だった。そうした場合でも、録音や録画のファイルがあれば、あとからトランスクリプトを作れます。

Klangのフリープランは0円で文字起こしが無制限です。Zoom・Teams・Google Meetの会議には会議ボットを参加させて、会議後にトランスクリプトとAI要約を受け取ることもできます。話者の自動識別はプロプランで使えます。

  1. 01

    録音・録画を用意する

    Teams・Zoom・Meetの録画(MP4)、ICレコーダーやスマートフォンの録音(M4A・MP3・WAV)など、手元のファイルを使います。

  2. 02

    Klangにアップロードする

    1ファイル10GBまでアップロードできます。言語は日本語・英語を含む17言語から区間ごとに自動で判定されます。

  3. 03

    文字起こしを確認する

    文をクリックすると該当箇所の音声が再生されるので、誤りやすい箇所を元の音声で確かめながら編集できます。

  4. 04

    必要な形式で書き出す

    Word、Excel、SRT、VTT、TXT、HTML、CSV、JSONで書き出せます。議事録ならWord、字幕ならSRTやVTTを選びます。

Klangは録音・録画のアップロードと会議ボットで、話した内容をトランスクリプトにし、要約・決定事項・タスクまで整理します。会話データをAIモデルの学習に使わず、ISO/IEC 27001:2022の認証を取得しています。

  • フリープランは0円で文字起こし無制限
  • Word・Excel・SRT・VTT・TXTなど8形式で書き出し
  • 日本語・英語を含む17言語に対応
無料で試す
トランスクリプトとは簡単に言うと何ですか?

話された言葉を文字に起こした記録です。会議ツールでは、会議の発言を話者名と時刻つきで残したテキストを指し、日本語の「文字起こし」とほぼ同じ意味で使われます。

トランスクリプトと文字起こしは同じですか?

ほぼ同じ意味です。「文字起こし」は話を文字にする作業とその結果の両方を指し、「トランスクリプト」はその結果の記録を指すことが多いです。Teamsの日本語画面では両方の言葉が使われています。

トランスクリプトと議事録の違いは何ですか?

トランスクリプトは発言の全文で、議事録は決定事項・タスク・論点をまとめた文書です。会議の記録では、トランスクリプトを材料にして議事録を作ります。

Teamsのトランスクリプトはどこで見られますか?

Teamsのトランスクリプトは会議の開催者のOneDrive for Businessに保存されます。会議のチャットから開けて、既定では開催者と共同開催者が.docxまたは.vttでダウンロードできます。

英語のtranscriptが成績証明書を指すのはなぜですか?

transcriptには「書き写したもの・写し」という意味があり、大学が記録から書き写して発行する成績の一覧もtranscript(academic transcript)と呼ばれます。会議の文字起こしとは別の意味です。

トランスクリプトとスクリプトの違いは何ですか?

スクリプトは話す前に書かれた台本で、トランスクリプトは話したあとに書き起こした記録です。英語学習の教材では、音声の全文をどちらの名前で呼ぶこともありますが、実際の会話の記録はトランスクリプトと呼びます。

英語学習でトランスクリプトはどう使いますか?

まず音声だけを聞き、聞き取れなかった箇所をトランスクリプトで確かめるのが基本の使い方です。ディクテーションの答え合わせや、文字を見ながら音声をまねるシャドーイングの練習にも使えます。

VTTファイルを読みやすいテキストにするには?

VTTは時刻の行と本文が交互に並ぶ字幕用の形式です。KlangのVTTをテキストに変換するツールを使うと、ブラウザ内で時刻の行を整理し、話者名を残した文章にできます。

トランスクリプトがない会議を、あとから文字にできますか?

録音か録画が残っていれば、ファイルをアップロードしてあとから文字起こしできます。録音も録画も残っていない会議は、あとから文字にすることはできません。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。