Teams Premium・インテリジェント要約
Teams Premiumとは:月1,499円でできること・Copilotとの違い
Teams Premiumは、Teamsに追加するユーザー単位のアドオンライセンスです。価格は1ユーザーあたり月1,499円相当(年払い・税抜)で、1か月の無料試用があります。できることの中心は、会議後のAIメモとタスクを表示する「インテリジェント要約」と、ウォーターマークや録画できる人の指定などの会議の保護です。Microsoft 365 Copilotとの違いと、どちらも使わずに議事録を残す方法まで、Microsoftの公式情報で整理しました。
更新日:
Microsoftの製品ページ・Microsoft Learn・サポートの確認日:2026年10月17日時点(Microsoftの価格は税抜)
執筆・運営:Klang AI AB(Klangの提供元です。他社製品の記述は各社の公式ページに基づき、出典を各節に記載しています)
Teams Premiumとは・できること
Teams Premiumは、Microsoft Teamsに追加するユーザー単位のアドオンライセンスです。料金は1ユーザーあたり月1,499円相当(年払い・税抜、2026年10月17日確認)で、Teamsのライセンスの代わりにはならず、両方を持っている必要があります。
| 項目 | 公式情報 |
|---|---|
| AIの要約 | インテリジェント要約:会議後のAIメモ、フォローアップタスク、名前のメンション、話者のタイムラインマーカー、チャプター録画または文字起こしをした会議が対象です。 |
| 会議の保護 | 録画できる人の指定、会議のエンドツーエンド暗号化、ウォーターマーク、秘密度ラベルによる会議保護の自動化機密性の高い会議向けの追加オプションです。 |
| 言語 | キャプションのライブ翻訳。日本語にも対応 |
| 通話 | チームとコールキューを管理するキュー アプリTeams 電話のライセンスが別に必要です。 |
| Teams Premiumではできないこと | Teams本体の代わりにはならない。会議中にAIへ質問する機能はMicrosoft 365 Copilotの機能 |
表の機能のほか、Microsoftはブランド化やBookingsの拡張もTeams Premiumの機能として案内しています。
会議後の要約とタスクだけが目的なら、アドオンを買わずに済む方法もあります。これからの会議は会議ボットでTeams会議を文字起こしし、手元にある録画は録音・録画ファイルの文字起こしにアップロードします。Klangのフリープランは文字起こし無制限・クレジットカード不要です。
2026年4月1日に提供範囲が変わり、以前はTeams Premiumのみだった一部の機能がTeams Enterpriseに含まれるようになりました。Microsoftの公式ブログによると対象はタウンホールとウェビナーの機能で、インテリジェント要約や会議の保護は引き続きTeams Premiumの機能です。2026年4月1日より前に購入したライセンスは、有効期限まで従来の機能を使えます。
インテリジェント要約でできること
英語の intelligent recap は、日本語の公式ページでは「インテリジェント要約」と表記されています。会議の後に、会議チャットの「要約」でAIのメモやタスクを確認する機能です。
| 項目 | 公式情報 |
|---|---|
| 含まれるもの | AIが生成するメモとフォローアップタスク、名前のメンション、話者のタイムラインマーカー、チャプター、画面共有のマーカー会議チャットの「要約」で、録画・トランスクリプト・共有ファイル・議題と一緒に表示されます。 |
| 前提条件 | AIメモには少なくとも文字起こしが必要。話者マーカーやチャプターは録画と文字起こしの両方が必要。会議は5分以上Microsoftは、最高の要約にするには録画と文字起こしの両方を行うよう案内しています。 |
| 対象のイベント | 会議、タウンホール、ウェビナー、通話など、録画または文字起こしされたTeamsのイベント要約の通知・メモ・コンテンツは、現在アドホックのイベントでは使用できないとされています。 |
| 見られる人 | イベントに招待された組織内のユーザー招待されていないユーザーや組織外のユーザーは、録画リンクやTeams Premiumを持っていてもアクセスできません。 |
| 共有 | 開催者・共同開催者・発表者は、AIの要約をOutlookのメールで組織外を含む参加者に共有できる秘密度ラベルなどで共有が制限される場合があります。 |
| 必要なライセンス | Teams Premium、またはMicrosoft 365 Copilot(Microsoft Copilot)ライセンス |
- ステップ1
会議を録画・文字起こしする
会議中に「レコーディングと文字起こし」から開始します。AIメモには文字起こしが、話者マーカーやチャプターには録画と文字起こしの両方が必要です。
- ステップ2
会議後に「要約」を開く
会議チャット、または予定表の会議から「要約」を開きます。モバイルでは会議チャットの「アプリ」から「要約」を選びます。
- ステップ3
AIメモとタスクを確認する
AIが生成したメモとフォローアップタスクを読み、担当者と期限はトランスクリプトや録画で確かめます。
- ステップ4
参加者に共有する
開催者・共同開催者・発表者は、AIの要約をOutlookのメールで参加者に送れます。確認した内容を議事録として残します。
日本語の会議で使えるか
インテリジェント要約は日本語に対応しています。ただし、文字起こしの言語設定が合っていないと、AIの機能は使えません。
| 項目 | 公式情報 |
|---|---|
| インテリジェント要約の対応言語 | 日本語を含む25言語(英語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語、韓国語、タイ語など)イベントの話し言葉と文字起こしの言語の両方が対応言語である必要があります。 |
| 日本語の会議で確認すること | 会議の文字起こしで、話し言葉が「日本語」になっているかヘルプのモバイル向けの説明に「英語で文字起こしされたイベント」という古い記述が残っていますが、デスクトップ向けの対応言語には日本語が含まれています。 |
| キャプションのライブ翻訳 | 開催者がTeams PremiumまたはCopilotのライセンスを持つ会議では、参加者全員が翻訳されたキャプションと文字起こしを使える。日本語にも対応 |
インテリジェント要約には文字起こしが必要で、Teamsの文字起こしを開始すると参加者全員に通知されます。記録を残さずに会議中の字幕だけを使いたい場合との違いはTeamsの文字起こしとライブキャプションの違い(通知と保存)で説明しています。
録画・文字起こしを開始できる人の制限など、会議前に確認したい設定はTeams会議の作成・招待・参加方法で一覧にしています。
Teams PremiumとCopilotの違い
インテリジェント要約は、Teams PremiumとMicrosoft 365 Copilotのどちらのライセンスでも使えます。違いは、会議中にAIへ質問できるか(Copilot)と、会議の保護機能があるか(Premium)です。
| 機能 | Teams(職場向け) | +Teams Premium | +Microsoft 365 Copilot | Klang |
|---|---|---|---|---|
| 会議の文字起こし(トランスクリプト) | ○(管理者のポリシーで有効化) | ○ | ○ | ○ 会議ボット・録音のアップロード |
| AIメモ・フォローアップタスク(インテリジェント要約) | — | ○ | ○ | ○ AI要約・決定事項・ToDo |
| 名前のメンション・話者・チャプターのマーカー | — | ○(録画・文字起こしが必要) | ○ | — |
| 会議の内容にAIで質問 | — | — | ○ 会議中・会議後 | ○ 会議後のチャット。複数の会議をまとめて質問 |
| 社外が開催する会議 | 開催者側の設定による | 要約を見られるのは招待された組織内のユーザー | 外部の参加者が作成した会議では使えない | 開催者が許可すれば会議ボットが参加 |
| Zoom・Google Meet・対面の会議 | — | — | — | ○ 会議ボット・モバイルアプリ |
| キャプションのライブ翻訳 | — | ○(開催者が持つ会議) | ○(開催者が持つ会議) | —(翻訳機能なし) |
「+」の列はTeamsのライセンスに追加するアドオンです。「—」は、そのライセンスの機能として公式情報で確認できなかったものです。Klangは別の製品で、Teamsのライセンスがなくても使えます。
Copilotを会議で使うときのライセンスと文字起こしの条件、使えるプロンプトはCopilotで議事録を作る方法にまとめています。
Teams Premiumの料金と試用
Teams Premiumは1ユーザーあたり月1,499円相当(年払い・税抜)です。会議の要約が目的なら、Copilotの料金や議事録専用ツールとも並べて比べます。
- Teams Premium¥179,880/年・税抜
- Microsoft 365 Copilot Business¥377,760/年・税抜
- Microsoft 365 Copilot(大企業向け)¥539,640/年・税抜
- Klang プロプラン¥117,600/年・税込
2026年10月17日時点の公式価格 × 人数の概算です。Microsoftの3つはいずれもアドオンで、Teams・Microsoft 365の基本ライセンスが別に必要です。Copilot Businessは300ユーザーまでで、2026年12月31日までのキャンペーン価格(初年度、年払い月あたり2,698円)は反映していません。Copilot(大企業向け)の月払いは年間契約です。Klangは基本ライセンス不要で、プロプランは50ユーザーまで。税の扱いが異なる点に注意してください。
試用の条件
Microsoftの製品ページからWebで購入する場合、1か月の無料試用があり、サインアップにはクレジットカードが必要です。終了後は自動的に12か月の有料サブスクリプションに切り替わります(試用中はいつでもキャンセル可能)。Microsoft Learnでは、管理センターでの30日間の試用版(25ユーザー分)や、ユーザーが自分で始める60日間のセルフサービス試用版も案内されています。試用版の期限が切れると、猶予期間なくPremiumの機能が使えなくなり、試用中に使った機能のデータにもアクセスできなくなります(2026年10月11日確認)。データの扱い
社内の審査では、要約がどこに保存され、AIの学習に使われるかを確認します。
| 項目 | 公式情報 |
|---|---|
| AIの学習 | インテリジェント要約:顧客データはAIモデルのトレーニングやテストに使用されないCopilot:Microsoft Graph経由のプロンプト・応答・データは基礎LLMのトレーニングに使用されない。 |
| 保存場所 | Teamsのデータは組織に関連付けられた地域に保存。AIメモ・タスク・マーカーは参加者のExchangeメールボックス、チャプターなどは録画と一緒にOneDrive・SharePointに保存 |
| Copilotの処理場所 | Microsoft Learnでは、EU以外の顧客のクエリは米国、EU、またはその他の地域で処理されると説明処理場所に要件がある場合は、Microsoftの管理者向け資料で契約内容を確認してください。 |
議事録専用ツールを併用する場面
Microsoft 365を全社で使い、会議の記録をTeamsの中に置きたい組織には、Teams PremiumやCopilotが自然な選択肢です。Klangが役に立つのは、次のような場面です。
Zoom・Google Meet・対面の会議もある
インテリジェント要約はTeamsのイベントが対象です。Klangは会議ボットでZoom・Teams・Google Meetを記録し、対面の会議はモバイルアプリで録音して、同じワークスペースで扱えます。
社外が開催する会議を記録したい
インテリジェント要約を見られるのは、イベントに招待された組織内のユーザーです。Klangの会議ボットは、開催者がロビーで許可すれば社外の会議にも参加できます。
アドオンを全員に配るほどではない
Klangのフリープランは文字起こし無制限で、AI要約も使えます。話者の自動識別や外部ツール連携が必要な人だけプロプランにできます。
会議をまたいで振り返りたい
Klangは複数の会議にまとめてチャットで質問したり、ノートブックで分析したりできます。Word・Excel・CSV・JSONなどでの書き出しにも対応しています。
KlangでまとめたレポートをTeamsのチャネルへ届ける方法はMicrosoft Teams連携で解説しています。Teams Premiumを契約していない組織でも、Teams会議の録画を無料で文字起こしし、要約とタスクを作れます。
Teams PremiumやCopilotを使わずに議事録を作る方法(標準のトランスクリプトから仕上げる、会議ボット、録画のアップロード)はTeamsの議事録の作り方で比較しています。インテリジェント要約の前提になる文字起こしが開始できない場合はTeamsで文字起こしできない原因と対処、文字起こしが英語になる場合は英語になるときの直し方を確認してください。
会議ボット、パソコンのアプリ、会議ツール内蔵のAIなど、議事録の取り方そのものの違いはAIノートテイカーとはで整理しています。
KLANG
Teamsのアドオンがなくても、会議の議事録を
Klang(クラング)の会議ボットは、Teamsの会議URLから参加者として入室し、会議後に文字起こし、AI要約、決定事項・タスクを届けます。Zoom・Google Meetの会議も同じワークスペースに集まり、対面の会議はスマートフォンのアプリで録音できます。
フリープランは0円で文字起こし無制限です。話者の自動識別と、Teamsのチャネルなど外部ツールへの自動送信はプロプラン(月払い1,180円、年払いなら月あたり980円、1ユーザー・税込)で使えます。
- Teamsのライセンス構成や管理者の設定に左右されずに始められる
- 複数の会議をまたいでチャットで質問し、ノートブックで分析できる
- ISO/IEC 27001:2022認証。会話データをAIモデルの学習に使わない
よくある質問
Teams Premiumの料金はいくらですか?
2026年10月17日時点のMicrosoftの製品ページでは、1ユーザーあたり月1,499円相当(年払い・年間サブスクリプション、税抜)です。1か月の無料試用があり、終了後は12か月の有料サブスクリプションに自動で切り替わります。Teams Premiumだけでは使えず、Teamsのライセンスが別に必要です。
Teams Premiumでできることは何ですか?
Microsoftの製品ページでは、AIによるインテリジェント要約、録画できる人の指定・エンドツーエンド暗号化・ウォーターマーク・秘密度ラベルなどの会議の保護、キャプションのライブ翻訳、キュー アプリ(Teams 電話ライセンスが別に必要)を案内しています。通常のTeamsでも、会議・録画・文字起こしは使えます。
インテリジェントリキャップとは何ですか?
Microsoftが英語でintelligent recapと呼ぶ機能で、日本語の製品ページやサポートでは「インテリジェント要約」と表記されています。録画・文字起こしした会議の後に、AIが生成したメモ、フォローアップタスク、名前のメンションや話者のマーカー、チャプターを表示します。
インテリジェント要約は日本語の会議で使えますか?
はい。Microsoftのサポートページで、インテリジェント要約の対応言語に日本語が含まれています。会議の話し言葉と文字起こしの言語の両方が対応言語である必要があるため、文字起こしの話し言葉を日本語に設定してください。
Teams PremiumとMicrosoft 365 Copilotはどちらが必要ですか?
インテリジェント要約はどちらのライセンスでも使えます。会議中にAIへ質問したい場合はCopilotが必要です。ウォーターマークや録画できる人の指定など、会議の保護機能はTeams Premiumの機能です。
Teams Premiumの試用期間が終了するとどうなりますか?
Microsoft Learnによると、Teams Premiumの試用版ライセンスの期限が切れると、猶予期間なくすべてのPremium機能が使えなくなります。購入しない限り、試用中に使った機能に関連するデータや設定にもアクセスできなくなります。継続するにはライセンスを購入して割り当て直します(2026年10月11日時点)。
Teams Premiumの試用が終わった後も、会議の議事録を残すには?
Teams Premiumの試用が終わった後は、Teams標準の文字起こしをダウンロードして整える方法、Copilotのライセンスを使う方法、Klangのような議事録専用ツールの会議ボットを参加させる方法があります。Klangのフリープランは会議ボットと文字起こし無制限を含み、Teams・Zoom・Google Meetの会議を同じ場所に残せます。
ウェビナーやタウンホールにはTeams Premiumが必要ですか?
Microsoft Learnによると、2026年4月1日から、以前はTeams Premiumのみだった一部の機能がTeams Enterpriseに含まれるようになりました。Microsoftの公式ブログでは、タウンホールとウェビナーの機能が対象と説明されています。