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Zoom文字起こしガイド

Zoomを文字起こしする3つの方法と、議事録にするまでの手順

Zoom標準のクラウドレコーディング文字起こし、Klangの会議ボット、保存した録画のアップロード。利用条件・精度の確認方法・保存先を比べ、会議後に議事録を仕上げるまでを解説します。

Zoomの会議をテキスト化する方法は、大きく3つです。Zoom標準のクラウドレコーディングに付属する音声文字起こし、Klangの会議ボットを参加者として入室させる方法、保存した録画のアップロード。この記事を読み終えると、自社のプランと会議の種類に合う方法を選び、議事録に仕上げるまで進められます。先に結論を書くと、Zoomの有料プランがあり録画をZoomに残したいなら標準機能、要約・決定事項・ToDoまで自動で作りたいなら会議ボット、過去の録画や社外会議の記録を処理したいならアップロードが向いています。

Zoomの文字起こし3方法の比較(2026年9月4日時点、条件は各社の公式ヘルプで要確認)
方法利用条件精度の確認保存先向いている場面
Zoomのクラウドレコーディング+音声文字起こしプロ以上の有料アカウント。クラウドレコーディングと音声文字起こしの両方を設定で有効にしておくウェブポータルで録画を再生しながら文を確認・編集。要約は別機能Zoomのクラウド(ウェブポータルの「レコーディングと文字起こし」)すでに有料プランがあり、録画とセットで文字起こしを残したい会議
Klangの会議ボットKlangのアカウントと会議URL。ホストがボットの入室を許可する(ネイティブ連携ではなく参加者として入室)話者ごとに区切られた文字起こし。文をクリックすると該当箇所の音声が再生され、確認が必要な箇所はハイライト表示Klangのワークスペース(ワークスペースごとの固有鍵で暗号化して保存)要約・決定事項・ToDoまで自動で作り、あとから検索や横断分析をしたい会議
保存した録画・録音をアップロード録画ファイルがあること。Zoomのローカル録画は無料アカウントでも利用できるアップロード先のサービスで確認。Klangなら話者識別と元音声での照合が使えるアップロード先のサービス過去の録画をまとめて文字起こししたい場合や、ボットを入れにくい社外との会議

Zoomの標準機能だけで完結する方法です。録画をZoomのクラウドに保存すると音声文字起こしがあとから生成され、ウェブポータルで確認・編集できます。画面の名称は更新されることがあるため、最新の条件は公式ヘルプで確認してください。

  1. STEP 1

    利用条件を確認する

    クラウドレコーディングの音声文字起こしは、プロ・ビジネス・教育機関向け・エンタープライズの有料アカウントが対象です。無料のベーシックアカウントでは使えません。会社のアカウントなら、管理者が機能を有効にしているかも確認します。

  2. STEP 2

    ウェブポータルの設定で有効にする

    Zoomウェブポータルにサインインし、設定の「レコーディング」の項目でクラウドレコーディングをオンにし、あわせて音声文字起こしをオンにします。項目が表示されない場合は管理者に確認します。

  3. STEP 3

    会議中に「クラウドにレコーディング」を選ぶ

    ホストまたは共同ホストが「レコーディング」ボタンを押し、「クラウドにレコーディング」を選びます。録画は途中で一時停止・停止できます。開始前に、録画と文字起こしを行うことを参加者に伝えておきます。

  4. STEP 4

    処理完了のメールを待つ

    会議が終わると録画の処理が始まり、完了するとメールで通知されます。音声文字起こしは録画よりも処理に時間がかかります。

  5. STEP 5

    文字起こしを確認・編集・ダウンロードする

    ウェブポータルの「レコーディングと文字起こし」から該当の録画を開くと、再生画面の横に文字起こしが表示されます。文にカーソルを合わせて鉛筆アイコンを押すと修正でき、VTT形式でダウンロードできます。対応言語には日本語が含まれています。

Zoomのプランや設定に手を入れず、会議後に話者ごとの文字起こしと要約まで受け取る方法です。ボットはZoomの連携アプリではなく、ホストが入室を許可する一人の参加者として動きます。

  1. STEP 1

    会議URLを指定する

    ZoomのミーティングURLをKlangに登録します。ボットは開始時刻に参加者の一人として入室を試みます。

  2. STEP 2

    ホストが入室を許可する

    待機室が有効な会議では、ホストがボットの入室を許可します。

  3. STEP 3

    参加者に説明する

    録音・文字起こしの目的と保存先を会議の冒頭で伝え、社内ルールに沿って必要な同意を得ます。

  4. STEP 4

    会議後に文字起こしと要約を確認する

    終了後、話者ごとに区切られた文字起こしとAI要約、決定事項・ToDoがワークスペースに届きます。固有名詞と数字は元音声で確認してから共有します。

無料アカウントでも使えるローカル録画や、すでに手元にある過去の録画を処理する方法です。ボットを入れにくい社外との会議にも向いています。

  1. STEP 1

    ローカル録画を保存する

    Zoomのローカル録画(コンピューターへのレコーディング)は、無料のベーシックアカウント以上で利用できます。デスクトップアプリのみ対応で、スマートフォンからは使えません。設定の「レコーディング」で有効にしてから、会議中に「レコーディング」ボタンで開始します。

  2. STEP 2

    Klangにアップロードする

    保存された動画・音声ファイル(mp4、m4a、mp3、wav、webm、movなど、上限10GB)をKlangにアップロードします。過去の録画もまとめて処理できます。

  3. STEP 3

    言語と用語を確認する

    言語は自動検出されますが、日本語を手動で指定することもできます。社名・製品名・担当者名は用語集に登録しておくと、表記のぶれが減ります。

  4. STEP 4

    文字起こしと要約を確認する

    自動話者識別つきの文字起こしと要約が届いたら、確認が必要な箇所のハイライトを中心に元音声と照合し、編集して共有します。

文字起こしは「誰が何を言ったか」の記録で、議事録は「何が決まり、誰が何をするか」の記録です。文字起こしをそのまま配っても議事録にはなりません。Zoomの記録から議事録を仕上げるには、次の4段階で進めます。

  1. STEP 1

    議事録の骨組みを先に決める

    日時・参加者・議題・決定事項・ToDo(担当者と期限)・次回の予定。この型を用意しておくと、文字起こしから必要な箇所だけを拾えます。

  2. STEP 2

    文字起こしから決定事項とToDoを抜き出す

    Zoom標準ならVTTをテキストに貼り付けて発言を追い、決定と依頼の文を拾います。Klangなら会議後に届くAI要約と決定事項・ToDoの抽出をそのまま下書きにできます。

  3. STEP 3

    数字・固有名詞・担当者を元音声で確認する

    金額、日付、人名、製品名は文字起こしで誤りやすい箇所です。Klangでは文をクリックすると該当箇所の音声が再生されるので、疑わしい箇所だけを確認できます。

  4. STEP 4

    共有と保存期間を決める

    議事録は参加者と関係者に共有し、録画と文字起こしの原本は社内規程に従って保存または削除します。誰が原本にアクセスできるかも決めておきます。

Zoom側の要約機能について:Zoomには有料のZoom Workplaceプラン向けに、AI Companionによるミーティング要約があります。管理者が有効にしていれば、会議後に要約がメールやチャットに届きます。対応言語などの条件は公式ヘルプで確認してください。Klangの要約は、会議ボットまたはアップロードした録画から、契約プランを問わず作成されます。

どの方法を選んでも、記録を始める前に押さえておきたい点は共通です。社内で運用ルールを決めるときの確認項目として使ってください。

参加者への周知と同意

録画・文字起こしを始める前に、目的と保存先、共有範囲を参加者に伝えます。社外の参加者には招待文で事前に知らせます。

社内規程と情報システム部門の確認

録画データやAIサービスの利用は、情報セキュリティ規程や外部サービス利用ルールの対象になることが多い領域です。利用開始前に確認し、ルールがなければひな形から作ります。

個人情報・機密情報の扱い

会議には顧客名や人事情報が含まれることがあります。個人情報の取り扱いは個人情報保護委員会が公開するガイドラインを参照し、個別の判断は専門家に確認してください。

保存と削除のルール

録画・文字起こし・要約は、いつまで、どこに保存し、誰が削除するかを決めておきます。残り続けるデータは、退職や異動のときに管理から漏れやすくなります。

Klang(クラング)はスウェーデン生まれのAI議事録・文字起こしサービスです。Zoomの会議は、会議ボットの参加、録画ファイルのアップロード、Zoomを使わない打ち合わせならブラウザやアプリでの録音と、3つの入口で記録できます。どの入口でも、会議後には自動話者識別つきの文字起こし、AI要約、決定事項・ToDoが同じワークスペースに届きます。

フリープランは0円でクレジットカード不要、1ユーザーで文字起こしは無制限です。プロプランは月払い1,180円、年払いなら月あたり980円(いずれも1ユーザーあたり・税込)で、初期費用はかかりません。会話データをAIモデルの学習に利用しないことはプランを問わず例外なく約束しており、ISO/IEC 27001:2022の認証を取得しています。

3つの入口

会議ボット、録画ファイルのアップロード、ブラウザやiOS/Androidアプリでの録音

自動話者識別

誰の発言かが区切られた文字起こし。40以上の言語に対応、日本語は自動検出

要約・決定事項・ToDo

会議後に自動で作成。文字起こしへの質問や複数会議の横断分析も可能

元音声で確認

確認が必要な箇所をハイライト。文をクリックして該当箇所を再生

Zoomの文字起こしは無料で使えますか?

クラウドレコーディングの音声文字起こしは、プロ以上の有料アカウント向けの機能です。無料アカウントでもローカル録画は使えるため、保存した録画をKlangのフリープラン(0円、クレジットカード不要)にアップロードして文字起こしする方法があります。

Zoomの文字起こしは日本語に対応していますか?

はい。Zoomの公式ヘルプでは、クラウドレコーディングの音声文字起こしの対応言語に日本語が含まれています。Klangも日本語を含む40以上の言語に対応し、言語は自動検出されます(日本語は手動でも指定できます)。

Zoomの文字起こしはどこに保存されますか?

Zoom標準の文字起こしは録画と一緒にZoomのクラウドに保存され、ウェブポータルの「レコーディングと文字起こし」から確認・編集・VTT形式でのダウンロードができます。保存容量や保持期間はプランと管理者設定に従います。

Zoomの会議から議事録を自動作成できますか?

文字起こしだけでは議事録になりません。Klangは会議後にAI要約と決定事項・ToDoを自動で抽出するので、それを下書きに数字と担当者を確認して仕上げます。Zoomにも有料プラン向けのミーティング要約(AI Companion)があります。

Klangの会議ボットを使うのに、Zoomとの連携設定は必要ですか?

必要ありません。ボットは会議URLから一人の参加者として入室し、ホストが許可すると録音を始めます。Zoom側にアプリを追加する必要はありませんが、認証済みユーザーのみ参加可などの制限がある会議では事前に確認してください。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。