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Teamsの文字起こし

Teamsの文字起こしは自分だけで使える?ライブキャプションとの違いと自分用の記録の残し方

Teamsの文字起こし(トランスクリプト)を自分だけで使うことはできません。開始すると参加者全員に通知され、記録は会議の「まとめ」に残ります。一方、ライブキャプションは各自が自分の会議コントロールから表示をオンにする機能ですが、Teamsはキャプションを保存しないため記録にはなりません。違いを表で比べ、自分用の記録を正しく残す方法を、Microsoftの公式ヘルプに沿って整理します。

更新日:執筆・運営:

Microsoft Teamsの文字起こし(トランスクリプト)は会議全体の記録で、開始すると参加者全員に通知されます。自分の画面で字幕を読みたいだけならライブキャプション、あとで読み返す記録が要るならTeamsの文字起こしか会議アシスタント、と目的で選び分けます。

会議を記録するときは、どの方法でも参加者に記録することと目的を伝え、会社の規程や会議のルールに従います。文字起こしや録音を隠して行う方法は紹介しません。

やりたいことと、ライブキャプション・Teamsの文字起こし・会議アシスタント(Klang)の違い(2026年10月11日時点のMicrosoft公式ヘルプに基づく)
やりたいことライブキャプションTeamsの文字起こし会議アシスタント(Klang)
自分の画面で字幕を見たい向いている。「その他のアクション」→「言語と音声の選択」→「ライブ キャプションの表示」会議中に「トランスクリプトの表示」で読める(ライブの表示はデスクトップ版のみ)向かない。文字起こしは録音のあとに作られる
あとで読み返したいできない。「Teams ではキャプションを保存しません。」できる。会議のチャットと「まとめ」タブから読めるできる。録音と文字起こしがKlangに残る
参加者に通知されるか各自が自分の会議コントロールから表示をオンにする機能。通知について公式ヘルプに記載はない通知される。全員に文字起こし中であることが表示される会議アシスタントが参加者として表示される。事前に参加者へ伝える
保存されるか保存されない。キャプション データは会議終了後に完全に削除される開催者のOneDrive for Businessに保存。開催者が削除するまで残るKlangのワークスペースに音声と文字起こしが保存される
ダウンロードできる人なし(保存されないため)既定では開催者と共同開催者。形式は.docxか.vtt。IT管理者のポリシーでほかの人にも許可できる記録したKlangのユーザー。Word・Excel・TXT・VTT・SRTなどで書き出せる
必要な権限・準備特になし。自分の会議コントロールでオンにする開催者と開始する人の両方で、会議ポリシーの「文字起こし」がオン開催者の了承と参加者への告知。社内の規程に従う
日本語が英語になる時「キャプションの設定」→「言語設定」で話し言葉を日本語にする「会議の話し言葉」を日本語に変更。変更は全員のトランスクリプトとキャプションに反映されるTeamsの設定とは別に、Klangが録音から文字起こしする。日本語を含む17言語に対応
スマートフォンで使う「その他のオプション」→「ライブ キャプションを有効にする」ライブの文字起こしはデスクトップ版のみ。会議後にモバイルでトランスクリプトを閲覧できる会議アシスタントが会議に参加するので、自分の端末は問わない

Microsoft Teamsの文字起こしは、開始した時点で参加者全員に通知され、会議が終わると開催者のOneDrive for Businessにトランスクリプトとして保存されます。録画をしなくても、文字起こしだけを開始できます。

レコーディング(録画)を開始すると文字起こしも始まりますが、文字起こしだけを単独で開始することもできます。どちらの場合も通知は全員に届きます。Teams PremiumまたはCopilotを使っている組織では、開催者が録画と文字起こしをできる人を「開催者と共同開催者」「開催者、共同開催者、発表者」「該当者なし」から制限できます。

ライブの文字起こしを会議中に表示できるのはTeamsのデスクトップ版です。モバイル版では、会議のあとにトランスクリプトを閲覧できます。

  1. 01

    文字起こしを開始する

    会議中に「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「文字起こしの開始」を選びます。

  2. 02

    会議の話し言葉を確かめる

    表示される「会議の話し言葉」が会議で実際に話す言語(日本語の会議なら日本語)になっているか確かめ、「確認」を選びます。

  3. 03

    全員に通知される

    Microsoftのヘルプには「すべての参加者に、会議のトランクリプションが行われていることが通知されます。」とあります(「トランクリプション」はMicrosoftのページの表記のまま)。参加者は、キャプションとトランスクリプトで自分の名前を表示しない設定にできます。

  4. 04

    会議後に読む・ダウンロードする

    会議のチャット→「まとめ」→「トランスクリプト」で読めます。ダウンロードは、ダウンロードの横の矢印から.docxか.vttを選びます。既定でダウンロードできるのは開催者と共同開催者です。

Microsoft Teamsのライブキャプションは、話した内容を会議中に字幕で表示する機能で、各自が自分の会議コントロールから表示をオンにします。Teamsはキャプションを保存しないため、会議後に読み返す記録としては使えません。

Microsoftのヘルプは「Teams ではキャプションを保存しません。」「キャプション データは、会議終了後に完全に削除されます。」と明記しています。管理者向けのドキュメントでも、トランスクリプトはタイムスタンプと話者名つきで保存される記録、ライブキャプションは保存されない表示、と区別されています。

字幕が英語になる、意味の通らない日本語になるときは、話し言葉の設定を確かめます。Microsoftのヘルプには「会議の話し言葉を、より正確なキャプションのためにユーザーが話している言語に設定します。」とあります。

ライブキャプションをほかの参加者が見られるか、表示をオンにしたことがほかの参加者に伝わるかは、Microsoftの公式ヘルプに記載がありません。ライブキャプションは記録を残す手段ではないと考えて使ってください。

Teamsのライブキャプションの操作(2026年10月11日時点のMicrosoft公式ヘルプ)
操作デスクトップ版モバイル版
字幕を表示する「その他のアクション」→「言語と音声の選択」→「ライブ キャプションの表示」「その他のオプション」→「ライブ キャプションを有効にする」
話し言葉を合わせる「キャプションの設定」→「言語設定」公式ヘルプで最新の表記を確認してください
会議後に残るか残らない。会議終了後に完全に削除される残らない

Teams会議の内容を自分用に残したいときは、開催者からトランスクリプトを共有してもらう、開催者の了承を得て会議アシスタントを使う、自分でメモを取る、の3つが現実的な方法です。どの方法も、記録することを参加者に伝えるのが前提です。

Klangでは、文字起こしが終わるとAIの要約や決定事項、タスクを確かめられます。Word・Excel・TXT・VTT・SRTなどで書き出し、議事録にまとめられます。KlangのMicrosoft Teams連携を使うと、会議のレポートをTeamsに投稿できます。

会議の記録は、会社の情報管理の規程や取引先との約束に従って扱います。社外の参加者がいる会議では、録音と文字起こしの目的、保存先、共有範囲を最初に伝えておくと安心です。

  • 開催者にトランスクリプトを頼む

    Teamsで文字起こしをした会議なら、開催者と共同開催者が.docxか.vttでダウンロードできます。必要な部分を共有してもらうのが、いちばん確実で手間の少ない方法です。

  • 会議アシスタントを使う

    Klangの会議アシスタントは、Teams・Zoom・Google Meetの会議に参加者として加わり、録音して文字起こしします。フリープランでも使えます。ほかの参加者から見えるので、開催者の了承を得て、参加者に伝えてから使います。

  • 自分でメモを取る

    決定事項と担当・期限だけなら、会議中のメモで足ります。会議後にTeamsの「まとめ」で発言を確かめられれば、聞き漏らしも補えます。

Microsoft Teamsの文字起こしは、IT管理者が会議ポリシーで無効にできます。「文字起こしの開始」が表示されない、または選べないときは、会議ポリシーの設定を管理者に確かめてもらいます。

Teamsの文字起こしに関わる管理者の設定(2026年10月11日時点のMicrosoft Learn)
設定・条件内容
Teams管理センター「会議」>「会議ポリシー」で「文字起こし」をオン・オフ。新しいポリシーでは既定でオン
PowerShellSet-CsTeamsMeetingPolicy -AllowTranscription で設定
誰の設定が効くか開催者と、文字起こしを開始する人の両方でオンになっている必要がある
録画はオン、文字起こしはオフ録画にトランスクリプトのファイルは保存されない
Copilotをオフにした会議開催者が会議のCopilotをオフにすると、録画と文字起こしもオフになる
原因の切り分けMicrosoft 365 管理センターの診断で、ユーザーが文字起こしの要件を満たしているか確かめられる

Teamsの文字起こしが開始できない、日本語の会議が英語で文字起こしされる、といった問題は、原因ごとに別のガイドで詳しく扱っています。症状から読むページを選んでください。

症状と、確認する場所
症状まず確かめること詳しいガイド
日本語の会議が英語の文字になる「会議の話し言葉」が日本語になっているかTeamsの文字起こしが英語になる時の直し方
「文字起こしの開始」がない・選べない会議ポリシーの「文字起こし」、開催者が録画と文字起こしをできる人を制限していないかTeamsで文字起こしできない原因と対処法
トランスクリプトをダウンロードできない既定では開催者と共同開催者だけがダウンロードできる開催者に共有を頼む
会議後に字幕が見つからないライブキャプションは保存されないTeamsの文字起こしか会議アシスタントで記録する

Klangの会議アシスタントは、Teams会議に参加者として加わって録音し、文字起こしと要約を作ります。開催者の了承を得て、参加者に伝えてから使ってください。

  • Teams・Zoom・Google Meetの会議を会議アシスタントで録音(フリープランから)
  • 文字起こしは無制限、AI要約とチャットで内容を確かめられる
  • Word・Excel・TXT・VTT・SRTなどに書き出し
無料で試す
Teamsの文字起こしを自分だけに表示することはできますか。

できません。Teamsで文字起こしを開始すると、参加者全員に文字起こし中であることが通知されます。トランスクリプトは会議の記録として開催者のOneDrive for Businessに保存され、会議のチャットの「まとめ」から読めます。

Teamsのライブキャプションは保存されますか。

保存されません。Microsoftのヘルプには「Teams ではキャプションを保存しません。」とあり、キャプション データは会議終了後に完全に削除されます。あとで読み返したいときは、文字起こしを使います。

Teamsで録画せずに文字起こしだけできますか。

できます。「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「文字起こしの開始」で、録画なしで文字起こしだけを開始できます。ただし、録画のときと同じように参加者全員に通知されます。

Teamsのトランスクリプトをダウンロードできるのは誰ですか。

既定では開催者と共同開催者です。会議のチャット→「まとめ」→「トランスクリプト」から、.docxか.vttを選んでダウンロードします。IT管理者のポリシーで、ほかの人にダウンロードを許可することもできます。

Teamsの字幕や文字起こしが英語になるのはなぜですか。

「会議の話し言葉」が英語になっていることが多い原因です。会議中に「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「トランスクリプトの表示」→「言語設定」→「この会議で話している言語」で日本語を選び、「更新」を選びます。変更は全員のトランスクリプトとキャプションに反映されます。

参加者に知らせずにTeams会議を文字起こしする方法はありますか。

このガイドでは紹介しません。Teamsの文字起こしは全員に通知される仕組みで、会議アシスタントも参加者として表示されます。記録するときは参加者に伝え、会社の規程に従ってください。

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