離れた発言を、一つの連続した引用にしない
省略した間の発言で意味が変わる場合、前後をつないだ引用は読者を誤解させます。架空の取材例で確認します。
| 元の記録 | 危ない下書き | 採用する扱い |
|---|---|---|
| 02:10「導入には賛成です」 | 「導入には賛成です。来月から始めます」 | 後半が本人の続く発言か確かめる |
| 02:18「ただ、予算が取れればですが」 | 条件が抜けている | 条件を含む引用、または条件付きの賛意と地の文で説明 |
| 12:40「来月から始めます」は別の試験について | 別件の発言を接合 | 案件を分け、それぞれの文脈で引用 |
| 編集メモ | 短くするための省略 | 録音の範囲と省略理由を残す |
引用を短くする場合も、話者の意味を保ちます。意味を保った引用が作れなければ、出典を示した間接話法を検討します。
参考:AP:編集方針 / AP:編集方針 / Reuters:編集基準