発言者ごとに整理
一続きの文字起こしを話者ラベルで分け、会話の流れを読みやすくします。
話者分離
複数人の録音を話者ごとに整理。話者名を確認し、重要な発言は元音声に戻って確かめられます。話者の自動識別はプロプランの機能で、7日間のトライアルで試せます。
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話者ラベルは完成品ではありません。録音環境や同時発話で誤りが生じることを前提に、名前と重要な発言を確認できる流れが必要です。
一続きの文字起こしを話者ラベルで分け、会話の流れを読みやすくします。
固有名詞、数字、引用など、間違えられない箇所を音声で確かめます。
話者名を確認し、読み手が発言の背景を追える記録にします。
DEFINITION
話者分離とは、複数人の会話が録音された音声を「誰がいつ話したか」の区間に分ける処理です。文字起こしと組み合わせると、一続きの文章が「話者A」「話者B」のように発言者ごとに区切られます。
似た言葉に話者識別があります。話者分離が「話者が切り替わった場所」を見つける処理だとすると、話者識別は「その区間を話したのは誰か」を名前と結びつけることです。Klangは録音を自動で話者ごとに区切り、そのうえで話者名を確認・修正できます。
BETTER RESULTS
話者分離の結果は、録音の仕方で大きく変わります。特別な機材は必要ありません。次の4点を録音前と文字起こし後に押さえておくと、確認の手間が減ります。
同時発話は話者分離が苦手とする場面です。会議の冒頭で「発言は一人ずつ」と決めておくと、文字起こしの区切りも読みやすくなります。
端末や録音機器を参加者の中央に置き、話者との距離を近づけます。特定の人だけ遠い配置は、その人の区間が曖昧になりやすいです。
録音の最初に参加者が名前を言うと、あとで話者ラベルと名前を照合する手がかりになります。オンライン会議でも同じです。
文字起こし後に話者ラベルへ名前をつけ、区切りが誤っている箇所は直します。名前をつけた記録は、読み手が誰の発言か迷わずに済みます。
BY SITUATION
話者分離の結果は、人数や距離だけでなく、どう録音したかで変わります。よくある場面ごとに、確認に時間がかかりやすい点と、録音前にできる対策をまとめました。
| 場面 | つまずきやすい点 | 録音前・確認時の対策 |
|---|---|---|
| 1対1のインタビュー | 相づちが相手の発言に混ざる | 話者を2人に指定し、引用する発言だけ元音声で確かめる |
| 4〜6人の対面会議 | 端末から遠い人の発言が別の人に割り当てられる | 端末を中央に置き、冒頭で一人ずつ名乗ってもらう |
| オンライン会議 | 同じ会議室から複数人が1台で参加すると区別しにくい | 会議室の参加者はそれぞれ名乗り、発言前に名前を言う運用にする |
| 声の似た話者が多い会議 | 同じ人として1人にまとめられる | 話者の人数を指定し、区切りが違う発言は割り当てを変更する |
| 参加者が途中で入れ替わる長い会議 | 後半に入った人が既存の話者に吸収される | 途中参加の人にも名乗ってもらい、話者を追加して割り当てる |
話者の自動識別はプロプランの機能です。料金とトライアルの条件は料金プランで確認できます。
話者を修正する
一つの発言だけ別の人になっている場合、名前を全体で変更すると正しい区間まで変わってしまいます。元音声を聞いてから、変更する範囲を選びます。
| 直したいこと | 操作 | 注意点 |
|---|---|---|
| 一人の名前を全体で直す | 話者名の編集 | その話者の全セグメントに反映される |
| 一つの発言だけ直す | 該当セグメントの話者メニューから正しい話者を選ぶ | 別の発言も誤っていないか確認する |
| 話者が足りない | 話者を追加して該当セグメントを割り当てる | 同姓の別人を同一人物としてまとめない |
| 多数の割り当てが違う | 設定から話者人数を指定し、話者特定の再実行を検討 | 現在の割り当てが置き換わる。手修正を重ねた後は特に注意する |
詳しい操作はKlang公式の話者管理ヘルプ(2026年9月24日確認)を参照してください。本文の誤変換や聞き取れない箇所もある場合は、文字起こしの確認・修正ガイドで確認の順番を整理できます。
PRACTICAL REVIEW
次の例は架空です。聞き取れた言葉と発言者を確認できたことは、別々に記録します。
| 録音の状態 | 記録する内容 | 次の確認 |
|---|---|---|
| AとBが重なって「送ります」と発言 | 00:18:02 [話者未確認]「送ります」 | 誰が何を送るのか当事者に確認 |
| Aのラベルだが、声が途中で変わる | 対象の開始・終了時刻を修正ログへ残す | 区間単位の割り当てを確認。Aの全発言名を変えない |
| 短い相づちだけが別話者になる | 相づちの役割と本発言の範囲を確認 | 返答が合意を示す場合は削除せず確かめる |
PRACTICAL REVIEW
「話者1」と表示されたことだけでは、その人の氏名は確定しません。声のまとまりと名前の対応を、録音や参加者の確認で合わせます。
| 対応を付ける手掛かり | 使い方 | 避ける判断 |
|---|---|---|
| 録音冒頭の自己紹介 | 自己紹介の区間と後の発言を照合 | 同じ名字だけで別の参加者を同一人物にする |
| 会議の参加者一覧 | 候補と表記の確認資料にする | 出席者の並び順を話者番号の順と決める |
| 確認できない短い発言 | 仮のラベルと未確認を残す | 発言内容や役職から氏名を推測して確定する |
Klangの話者の自動識別はプロプランの機能です。自動識別の結果を、その人が発言したことの独立した証明として扱わないでください。
PRACTICAL REVIEW
画面上で直したことと、共有するファイルに反映されたことを分けて確認します。これは納品時の運用例です。
| 照合する場所 | 確認のしかた | 不一致があったとき |
|---|---|---|
| 最初の発言と話者交代の前後 | WordやExcelを開き、原音の同じ区間と名前を比べる | 編集内容と書き出し設定を確認して再出力 |
| 同じ話者の連続区間 | セグメントを結合した場合も発言の境界が追えるか確認 | 確認に必要なら結合を外して出力 |
| 重要な約束・決定の区間 | 話者名、開始時刻、本文がそろっているか確認 | 本文だけをコピーせず、原音参照と修正ログを残す |
出力設定で話者名や時刻を外した場合、受け手が元音声へ戻るための参照先を別に用意します。
記録と編集の実例
Peopleの有効・無効で名前の扱いが変わります。実際の画面で有効な機能を確認し、一行の誤りを広い範囲へ適用しないようにします。
| 症状 | 検討する範囲 | 確認すること |
|---|---|---|
| 一行だけ別人 | Only this row | 前後の行は元の話者のままでよいか |
| この録音内の同じ声がすべて別人 | This voice throughout the conversation | 他の区間も同一人物か |
| Peopleが無効で表示名を直す | その文字起こし内の話者 | 他の録音へ同じ変更が届くとは考えない |
| Peopleの人物名そのものを直す | ワークスペース内の人物 | 他の会話へ影響する変更か確認 |
自動識別の利用条件は料金プランで確認してください。Peopleが表示されない場合に、同じ画面が必ず使えるとは案内しません。
参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン
Unknownは一人の名前ではなく、人物が未確定な状態です。複数の別人が含まれる場合、全行の変更は誤割り当てを広げます。
| 時刻・元表示 | 原音で分かったこと | 適用する変更 |
|---|---|---|
| 01:20 Unknown | 自己紹介した山本さんの声 | この行を山本さんへ |
| 04:50 Unknown | 別の声。「私、佐藤です」 | この行を佐藤さんへ |
| 09:05 Unknown | 小声でまだ判断できない | 未確認を残す |
| 避ける操作 | Unknownだから全部山本さん | All rows labeled Unknownは選ばない |
全Unknownへの変更を使うなら、その対象が本当に一人分か先に確認します。見分けられない声を、参加者一覧だけで割り振らないでください。
参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン
表示名が一致しても同一人物とは限りません。Peopleで同名の候補が出たときは、声を聞いてから既存人物との関係を判断します。
| 候補 | 確認材料 | 結論の例 |
|---|---|---|
| 営業の佐藤さん | 録音Aの自己紹介と声 | 人物Aとして確認 |
| 取引先の佐藤さん | 録音Bで会社名を名乗る別の声 | 人物Bとして分ける |
| 名前だけ一致 | 声の確認ができない | 同じ人物として統合しない |
| 後日同一人物と判明 | 本人確認と会話の対応がそろう | 影響先を確認してから修正を検討 |
便宜的な区別名を付ける場合も、公開してよい名称かを確認します。名前が一致すること自体を本人確認の根拠にはしません。
参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン
記録と編集の実例
公式ヘルプでは、同一人物が複数の声として扱われ、名前に(0)や(1)が付く場合の修正を案内しています。まず本当に同じ人か聞きます。
| 修正前 | 確認 | 修正後 |
|---|---|---|
| 田中(0):冒頭の挨拶 | 田中さんの自己紹介 | 田中 |
| 田中(1):後半の説明 | 同じ人で、録音条件が変わったと確認 | 同じ名前へ変更して統合 |
| 田中(0)/田中(1)だが別人 | 同姓で声も異なる二人 | 別々の分かる名前を付ける |
| 確認できない区間 | 声が重なり判別できない | 名前をそろえる前に未確認として残す |
この説明はPeopleを使わない文字起こし内の話者名の扱いです。ワークスペース全体の人物統合とは分けて考えます。
参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン
話者の再検出は現在の割り当てを置き換えます。すでに確認した箇所が多い場合は、残りだけ直す方が確認範囲を保ちやすいことがあります。
| 現状 | 選択の例 | 再確認 |
|---|---|---|
| 全体で3人を1人と誤認、未修正 | 人数設定を確認して再実行を検討 | 冒頭・中間・終盤の話者を原音と比較 |
| 50区間を手で確認、残り2区間 | 残る行を個別に修正 | 確認済み区間を巻き込まない |
| 再実行前 | 確認済みの引用と話者を控える | 再実行後に同じ箇所を点検 |
| 再実行後 | 既存の名前は可能な範囲で引き継がれる | 名前や割り当てが維持されたと決めつけない |
参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン
Peopleが有効な場合、人物はワークスペースで共有されます。名前の修正や統合を、一つの議事録だけの編集だと思わないようにします。
| 予定する変更 | 影響の例 | 操作前の確認 |
|---|---|---|
| 人物名を佐藤→佐藤花子にする | 同じ人物が登場する録音A・Bの名前 | Found inなどで関連会話を確認 |
| 二つの人物を統合 | 双方の会話が一人へまとまる | 両方の声を聞き、同一人物と確認 |
| ユーザーアカウントに紐づく人物 | 名前はアカウント由来 | People画面で直接変更できない場合がある |
| 誤りが一行だけ | 人物全体を変える必要はない | 文字起こしの行の割り当てで対処 |
人物の削除は通常の名前修正の代わりにしません。公式ヘルプでは取り消せない操作として案内されています。
参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン
書き出した文章の整理
本文の行頭(任意の角括弧の時刻の後)の「ラベル:」または「ラベル:」だけを変更します。声や本人を認識しません。別名に変えても本文から個人が分かる場合があり、匿名化の保証にはなりません。元の本文は残します。
01
端末を話者から遠ざけすぎず、空調音や机の振動、同時発話をできるだけ避けます。
02
音声または動画ファイルをアップロードし、話者ラベル付きの結果を作成します。
03
冒頭の自己紹介や会話の文脈を手がかりに、話者ラベルと名前を照合します。
04
決定事項、引用、固有名詞、数字は元音声で最終確認します。
複数人が含まれる音声を、話者ごとの区間に分けて文字起こしを整理する処理です。「話者A・話者B」のように区切るところまでが話者分離で、その区間に実際の名前を結びつけるのが話者識別です。
分けられます。プロプランの話者の自動識別を使うと、会議や面談の文字起こしが「話者1・話者2」のように発言者ごとに区切られます。区切った後で、話者ラベルを実際の名前に直します。発言が重なった箇所や遠いマイクの声は誤りやすいため、重要な発言は元音声で確認してください。
話者分離は「いつ話者が切り替わったか」を分ける処理、話者識別は「その区間を話したのは誰か」を決めることです。Klangは自動で区切ったうえで、話者名を確認・修正できます。
話者ラベルと実際の名前は、会話の文脈や自己紹介をもとに確認してください。重要な記録では人による確認が必要です。
話者の自動識別はプロプランの機能です。プロプランは7日間の無料トライアルで試せ、期間中に解約すれば料金は発生しません。フリープランでも文字起こしは無制限で、AI要約とチャットを使えます。
はい。アップロード時の詳細設定で話者の人数を指定できます。文字起こし後に割り当ての誤りが多い場合は、設定から話者人数を指定して話者特定を再実行することもできますが、手で直した割り当ては置き換わるため注意してください。
同時発話、雑音、話者間の距離などにより結果は変わります。実際の録音で試し、重要箇所は元音声と照合してください。
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