メインコンテンツへスキップ

話者分離

話者分離とは、誰が話したかを分けること。

複数人の録音を話者ごとに整理。話者名を確認し、重要な発言は元音声に戻って確かめられます。話者の自動識別はプロプランの機能で、7日間のトライアルで試せます。

話者の自動識別の表示例(架空の会議)。プロプランの機能です。
  1. 00:12佐藤(話者1)来週の定例は、資料を前日までに共有してから始めましょう。
  2. 00:19田中(話者2)了解です。営業部の数字は私が木曜までにまとめます。
  3. 00:26佐藤(話者1)では、田中さんの担当として決定事項に残しておきます。
プロプランで話者の自動識別を試す(7日間トライアル)話者の自動識別はプロプラン(月払い¥1,180・年払いなら月あたり¥980、税込)の機能です。7日間の無料トライアル中に解約すれば料金はかかりません。

更新日:

話者ラベルは完成品ではありません。録音環境や同時発話で誤りが生じることを前提に、名前と重要な発言を確認できる流れが必要です。

発言者ごとに整理

一続きの文字起こしを話者ラベルで分け、会話の流れを読みやすくします。

元音声へ戻る

固有名詞、数字、引用など、間違えられない箇所を音声で確かめます。

名前を整えて共有

話者名を確認し、読み手が発言の背景を追える記録にします。

DEFINITION

話者分離とは、複数人の会話が録音された音声を「誰がいつ話したか」の区間に分ける処理です。文字起こしと組み合わせると、一続きの文章が「話者A」「話者B」のように発言者ごとに区切られます。

似た言葉に話者識別があります。話者分離が「話者が切り替わった場所」を見つける処理だとすると、話者識別は「その区間を話したのは誰か」を名前と結びつけることです。Klangは録音を自動で話者ごとに区切り、そのうえで話者名を確認・修正できます。

話者分離でできること

  • 一対一のインタビューや少人数の会議で、発言者ごとに文字起こしを読み分ける
  • 「誰がこう言ったか」を引用したい箇所を、話者ラベルを手がかりに探す
  • 話者ラベルに名前をつけて、読み手が発言の背景を追える議事録にする

話者分離が難しい場面

  • 複数人が同時に話している区間を、一人ずつ正確に分けること
  • 声の似た話者や、マイクから遠い話者を安定して区別すること
  • 参加者が途中で入れ替わる長時間の会議を、確認なしでそのまま使うこと

BETTER RESULTS

話者分離の結果は、録音の仕方で大きく変わります。特別な機材は必要ありません。次の4点を録音前と文字起こし後に押さえておくと、確認の手間が減ります。

一人ずつ話す

同時発話は話者分離が苦手とする場面です。会議の冒頭で「発言は一人ずつ」と決めておくと、文字起こしの区切りも読みやすくなります。

マイクの位置をそろえる

端末や録音機器を参加者の中央に置き、話者との距離を近づけます。特定の人だけ遠い配置は、その人の区間が曖昧になりやすいです。

冒頭に自己紹介を入れる

録音の最初に参加者が名前を言うと、あとで話者ラベルと名前を照合する手がかりになります。オンライン会議でも同じです。

話者名を修正する

文字起こし後に話者ラベルへ名前をつけ、区切りが誤っている箇所は直します。名前をつけた記録は、読み手が誰の発言か迷わずに済みます。

BY SITUATION

話者分離の結果は、人数や距離だけでなく、どう録音したかで変わります。よくある場面ごとに、確認に時間がかかりやすい点と、録音前にできる対策をまとめました。

場面別の注意点(一般的な傾向。実際の録音で試して確認してください)
場面つまずきやすい点録音前・確認時の対策
1対1のインタビュー相づちが相手の発言に混ざる話者を2人に指定し、引用する発言だけ元音声で確かめる
4〜6人の対面会議端末から遠い人の発言が別の人に割り当てられる端末を中央に置き、冒頭で一人ずつ名乗ってもらう
オンライン会議同じ会議室から複数人が1台で参加すると区別しにくい会議室の参加者はそれぞれ名乗り、発言前に名前を言う運用にする
声の似た話者が多い会議同じ人として1人にまとめられる話者の人数を指定し、区切りが違う発言は割り当てを変更する
参加者が途中で入れ替わる長い会議後半に入った人が既存の話者に吸収される途中参加の人にも名乗ってもらい、話者を追加して割り当てる

話者の自動識別はプロプランの機能です。料金とトライアルの条件は料金プランで確認できます。

話者を修正する

一つの発言だけ別の人になっている場合、名前を全体で変更すると正しい区間まで変わってしまいます。元音声を聞いてから、変更する範囲を選びます。

Klangの話者管理で確認する操作
直したいこと操作注意点
一人の名前を全体で直す話者名の編集その話者の全セグメントに反映される
一つの発言だけ直す該当セグメントの話者メニューから正しい話者を選ぶ別の発言も誤っていないか確認する
話者が足りない話者を追加して該当セグメントを割り当てる同姓の別人を同一人物としてまとめない
多数の割り当てが違う設定から話者人数を指定し、話者特定の再実行を検討現在の割り当てが置き換わる。手修正を重ねた後は特に注意する

詳しい操作はKlang公式の話者管理ヘルプ(2026年9月24日確認)を参照してください。本文の誤変換や聞き取れない箇所もある場合は、文字起こしの確認・修正ガイドで確認の順番を整理できます。

PRACTICAL REVIEW

次の例は架空です。聞き取れた言葉と発言者を確認できたことは、別々に記録します。

声が重なった約束は、担当者を推定で決めない
録音の状態記録する内容次の確認
AとBが重なって「送ります」と発言00:18:02 [話者未確認]「送ります」誰が何を送るのか当事者に確認
Aのラベルだが、声が途中で変わる対象の開始・終了時刻を修正ログへ残す区間単位の割り当てを確認。Aの全発言名を変えない
短い相づちだけが別話者になる相づちの役割と本発言の範囲を確認返答が合意を示す場合は削除せず確かめる

PRACTICAL REVIEW

「話者1」と表示されたことだけでは、その人の氏名は確定しません。声のまとまりと名前の対応を、録音や参加者の確認で合わせます。

話者ラベルと、本人確認を混同しない
対応を付ける手掛かり使い方避ける判断
録音冒頭の自己紹介自己紹介の区間と後の発言を照合同じ名字だけで別の参加者を同一人物にする
会議の参加者一覧候補と表記の確認資料にする出席者の並び順を話者番号の順と決める
確認できない短い発言仮のラベルと未確認を残す発言内容や役職から氏名を推測して確定する

Klangの話者の自動識別はプロプランの機能です。自動識別の結果を、その人が発言したことの独立した証明として扱わないでください。

PRACTICAL REVIEW

画面上で直したことと、共有するファイルに反映されたことを分けて確認します。これは納品時の運用例です。

書き出したファイルでも、話者と時刻の対応を確かめる
照合する場所確認のしかた不一致があったとき
最初の発言と話者交代の前後WordやExcelを開き、原音の同じ区間と名前を比べる編集内容と書き出し設定を確認して再出力
同じ話者の連続区間セグメントを結合した場合も発言の境界が追えるか確認確認に必要なら結合を外して出力
重要な約束・決定の区間話者名、開始時刻、本文がそろっているか確認本文だけをコピーせず、原音参照と修正ログを残す

出力設定で話者名や時刻を外した場合、受け手が元音声へ戻るための参照先を別に用意します。

記録と編集の実例

名前を直す前に、変更が届く範囲を選ぶ

Peopleの有効・無効で名前の扱いが変わります。実際の画面で有効な機能を確認し、一行の誤りを広い範囲へ適用しないようにします。

名前を直す前に、変更が届く範囲を選ぶ:記入・判断の例
症状検討する範囲確認すること
一行だけ別人Only this row前後の行は元の話者のままでよいか
この録音内の同じ声がすべて別人This voice throughout the conversation他の区間も同一人物か
Peopleが無効で表示名を直すその文字起こし内の話者他の録音へ同じ変更が届くとは考えない
Peopleの人物名そのものを直すワークスペース内の人物他の会話へ影響する変更か確認

自動識別の利用条件は料金プランで確認してください。Peopleが表示されない場合に、同じ画面が必ず使えるとは案内しません。

参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン

Unknownの全行を、一人にまとめてよいか確認する

Unknownは一人の名前ではなく、人物が未確定な状態です。複数の別人が含まれる場合、全行の変更は誤割り当てを広げます。

Unknownの全行を、一人にまとめてよいか確認する:記入・判断の例
時刻・元表示原音で分かったこと適用する変更
01:20 Unknown自己紹介した山本さんの声この行を山本さんへ
04:50 Unknown別の声。「私、佐藤です」この行を佐藤さんへ
09:05 Unknown小声でまだ判断できない未確認を残す
避ける操作Unknownだから全部山本さんAll rows labeled Unknownは選ばない

全Unknownへの変更を使うなら、その対象が本当に一人分か先に確認します。見分けられない声を、参加者一覧だけで割り振らないでください。

参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン

同じ名前の人物は、声と参加状況を確かめる

表示名が一致しても同一人物とは限りません。Peopleで同名の候補が出たときは、声を聞いてから既存人物との関係を判断します。

同じ名前の人物は、声と参加状況を確かめる:記入・判断の例
候補確認材料結論の例
営業の佐藤さん録音Aの自己紹介と声人物Aとして確認
取引先の佐藤さん録音Bで会社名を名乗る別の声人物Bとして分ける
名前だけ一致声の確認ができない同じ人物として統合しない
後日同一人物と判明本人確認と会話の対応がそろう影響先を確認してから修正を検討

便宜的な区別名を付ける場合も、公開してよい名称かを確認します。名前が一致すること自体を本人確認の根拠にはしません。

参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン

記録と編集の実例

Peopleが無効な録音で、重複した話者ラベルを整理

公式ヘルプでは、同一人物が複数の声として扱われ、名前に(0)や(1)が付く場合の修正を案内しています。まず本当に同じ人か聞きます。

Peopleが無効な録音で、重複した話者ラベルを整理:記入・判断の例
修正前確認修正後
田中(0):冒頭の挨拶田中さんの自己紹介田中
田中(1):後半の説明同じ人で、録音条件が変わったと確認同じ名前へ変更して統合
田中(0)/田中(1)だが別人同姓で声も異なる二人別々の分かる名前を付ける
確認できない区間声が重なり判別できない名前をそろえる前に未確認として残す

この説明はPeopleを使わない文字起こし内の話者名の扱いです。ワークスペース全体の人物統合とは分けて考えます。

参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン

再実行で直すか、残りを手で直すか決める

話者の再検出は現在の割り当てを置き換えます。すでに確認した箇所が多い場合は、残りだけ直す方が確認範囲を保ちやすいことがあります。

再実行で直すか、残りを手で直すか決める:記入・判断の例
現状選択の例再確認
全体で3人を1人と誤認、未修正人数設定を確認して再実行を検討冒頭・中間・終盤の話者を原音と比較
50区間を手で確認、残り2区間残る行を個別に修正確認済み区間を巻き込まない
再実行前確認済みの引用と話者を控える再実行後に同じ箇所を点検
再実行後既存の名前は可能な範囲で引き継がれる名前や割り当てが維持されたと決めつけない
この表をCSVで保存・編集する(UTF-8 BOM)

参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン

人物の変更が、別の会話にも届くことを確認

Peopleが有効な場合、人物はワークスペースで共有されます。名前の修正や統合を、一つの議事録だけの編集だと思わないようにします。

人物の変更が、別の会話にも届くことを確認:記入・判断の例
予定する変更影響の例操作前の確認
人物名を佐藤→佐藤花子にする同じ人物が登場する録音A・Bの名前Found inなどで関連会話を確認
二つの人物を統合双方の会話が一人へまとまる両方の声を聞き、同一人物と確認
ユーザーアカウントに紐づく人物名前はアカウント由来People画面で直接変更できない場合がある
誤りが一行だけ人物全体を変える必要はない文字起こしの行の割り当てで対処

人物の削除は通常の名前修正の代わりにしません。公式ヘルプでは取り消せない操作として案内されています。

参考:Klang公式ヘルプ / Klang公式ヘルプ / Klang:日本の料金プラン

書き出した文章の整理

本文の行頭(任意の角括弧の時刻の後)の「ラベル:」または「ラベル:」だけを変更します。声や本人を認識しません。別名に変えても本文から個人が分かる場合があり、匿名化の保証にはなりません。元の本文は残します。

  1. 01

    聞き取りやすく録音する

    端末を話者から遠ざけすぎず、空調音や机の振動、同時発話をできるだけ避けます。

  2. 02

    録音を文字起こしする

    音声または動画ファイルをアップロードし、話者ラベル付きの結果を作成します。

  3. 03

    話者名を確認する

    冒頭の自己紹介や会話の文脈を手がかりに、話者ラベルと名前を照合します。

  4. 04

    重要箇所を聞き直す

    決定事項、引用、固有名詞、数字は元音声で最終確認します。

  • 話者の人数、距離、重なり、雑音で結果は変わります
  • 重要な発言を元音声で確認できるかを実データで試します
  • 会話データの学習利用、権限、削除条件も確認します
セキュリティ選定ガイドを見る
話者分離とは何ですか?

複数人が含まれる音声を、話者ごとの区間に分けて文字起こしを整理する処理です。「話者A・話者B」のように区切るところまでが話者分離で、その区間に実際の名前を結びつけるのが話者識別です。

複数人の会話で、誰が話したか自動で分けられますか?

分けられます。プロプランの話者の自動識別を使うと、会議や面談の文字起こしが「話者1・話者2」のように発言者ごとに区切られます。区切った後で、話者ラベルを実際の名前に直します。発言が重なった箇所や遠いマイクの声は誤りやすいため、重要な発言は元音声で確認してください。

話者分離と話者識別は何が違いますか?

話者分離は「いつ話者が切り替わったか」を分ける処理、話者識別は「その区間を話したのは誰か」を決めることです。Klangは自動で区切ったうえで、話者名を確認・修正できます。

話者名は自動で分かりますか?

話者ラベルと実際の名前は、会話の文脈や自己紹介をもとに確認してください。重要な記録では人による確認が必要です。

話者分離はフリープランでも使えますか?

話者の自動識別はプロプランの機能です。プロプランは7日間の無料トライアルで試せ、期間中に解約すれば料金は発生しません。フリープランでも文字起こしは無制限で、AI要約とチャットを使えます。

話者の人数は指定できますか?

はい。アップロード時の詳細設定で話者の人数を指定できます。文字起こし後に割り当ての誤りが多い場合は、設定から話者人数を指定して話者特定を再実行することもできますが、手で直した割り当ては置き換わるため注意してください。

同時に話した場合も分けられますか?

同時発話、雑音、話者間の距離などにより結果は変わります。実際の録音で試し、重要箇所は元音声と照合してください。

フリープランはクレジットカード不要です。

無料で始める