ラジオ 文字起こし
ラジオを文字起こしする方法。出演した回の音源から、使える原稿へ
ラジオ番組を文字にするには、まず音声ファイルを正しい方法で用意します。出演した回・自社で制作した番組・radikoで聴いた番組・テレビ番組の録画のそれぞれについて、録音してよい範囲と、公開するときに必要な許諾を整理しました。
公開日:更新日:執筆・運営:Klang AI AB
結論:ラジオは、権利のある音源ファイルを用意すれば文字起こしできます
ラジオ番組の音声ファイルをアップロードすれば、文字起こしできます。いちばん確実なのは、出演した回や自社で制作した番組の音源を、放送局や制作会社から受け取ることです。radikoには番組を録音・ダウンロードする機能がなく、radikoのユーザー規約は、許諾を得ていない録音用のアプリやソフトウェアの利用を禁止しています(2026年10月17日確認)。
- 自分で聴くための録音は、著作権法第30条の私的使用の範囲で認められます。
- 文字起こしをWebサイトやSNSで公開する場合や社内で配る場合は、権利者の許諾が必要です。
- 音源ファイルがあれば、Klangのフリープラン(月額¥0・クレジットカード不要)で時間の上限なく文字起こしできます。
音源ごとの判断表:録音・文字起こし・公開はどこまでできるか
ラジオの文字起こしで迷うのは、技術よりも「その音声を使ってよいか」です。音源の入手方法ごとに、自分で読むための文字起こしと、公開・共有の扱いをまとめました。このページは法律の一般的な説明です。個別の判断は、権利者や専門家に確認してください。
| 音源 | 音声ファイルの入手 | 自分で読むための文字起こし | 公開・社内共有 |
|---|---|---|---|
| 自分が出演した回(ゲスト・インタビュー) | 放送局や制作会社に、出演回の音源(同録)を提供してもらえるか相談します | 提供を受けた条件の範囲で行います | 番組の権利は放送局・制作会社にあります。自社サイトに載せる前に許諾を得ます |
| 自社・自分が制作している番組 | 収録・編集した元データ(wav・mp3など)をそのまま使います | 制作側として行えます | 出演者と音楽の権利を確認してから公開します |
| 自分用にラジオで録音した放送 | ラジオ付きのレコーダーなどで録音します | 個人的・家庭内の範囲なら、著作権法第30条の私的使用に当たります | 私的使用の目的を超えるため、公開や配布には許諾が必要です(第49条) |
| radikoで聴いた番組 | radikoに録音・ダウンロードの機能はありません。許諾のない録音アプリなどの利用は、規約で禁止されています | タイムフリーで聞き直しながら、メモを取ります | 番組の一部を引用する場合も、引用の要件を満たす範囲にとどめます |
| テレビ番組の録画 | コピー制御を外してファイルを取り出すことは、技術的保護手段の回避に当たります | 保護を回避した複製は、私的使用でも認められません(第30条第1項第2号)。録画を再生してメモを取ります | 放送局の許諾が必要です |
radikoは録音できる? タイムフリーで聞ける範囲と規約
radikoのタイムフリーは、過去7日以内に配信された番組を、再生し始めてから24時間以内・合計3時間まで聴ける機能です。ラジコプレミアムのタイムフリー30プランでは、過去30日以内の番組を時間制限なく聴けます。どちらも聴くための機能で、番組を音声ファイルとして保存する機能ではありません(radikoヘルプ・ユーザー規約、2026年10月17日確認)。
radikoのユーザー規約は、サービスとコンテンツを「ユーザー本人の」個人的な視聴を超えて利用できないとし、radikoのアプリや同社が提供する方法以外での視聴を禁止しています。禁止の対象には「当社の許諾を得ていない、エリア外の視聴・録音等を可能化するアプリケーションまたはソフトウェア等の利用」が明記されています。
そのため、radikoで聴いた番組の録音ツールはこのページでは紹介しません。番組の発言を文字で確認したい場合は、タイムフリーで聞き直しながら必要な箇所をメモするか、出演者・制作者として放送局に音源の提供を相談します。番組によっては、放送局が公式にポッドキャストやアーカイブを配信していることがあり、その場合は配信元の規約で認められた範囲で利用します。
ラジオの音源をKlangで文字起こしする手順
放送局から受け取った音源や収録データは、mp3・wav・m4aのどれでも変換せずにアップロードできます。
- 01
音源を用意して長さを確認する
出演回の音源や収録データを、元の放送や収録と同じ長さかを確かめてから使います。番組全体のファイルなら、文字にしたいコーナーの開始時刻を控えておきます。
- 02
Klangにアップロードする
ブラウザでKlangを開き、アップロード画面にファイルをドラッグ&ドロップします。1ファイル10GBまでなので、2〜3時間の生放送を1ファイルのまま扱えます。
- 03
話者を確認する
パーソナリティとゲストを分けたい場合は、プロプランの話者の自動識別を使います。フリープランでも文字起こし・要約・チャットは使えます。
- 04
固有名詞を元音声で直す
曲名・コーナー名・ゲストの名前は誤りやすいため、文をクリックして元音声を聞き直しながら直します。
ラジオの音声ならではの注意点
BGMとジングル
話の後ろで音楽が流れている部分は、会議の録音より文字起こしの誤りが増えます。曲がかかっている部分は文字にならないか、歌詞の一部が混ざることがあります。
複数人の掛け合い
笑い声や相づちで発言が重なると、発言の切れ目がずれます。引用に使う発言は、元音声で区切りを確かめます。
電話出演・リモート出演
電話やオンラインで出演した人の声は帯域が狭く、聞き取りにくい場合があります。数字や名前は特に確認します。
CMと時報
番組全体の音源には、CMや時報が入っていることがあります。公開用の原稿にするときは、番組本編の部分だけを使います。
テレビ番組を文字起こししたい場合
テレビ番組の文字起こしも、考え方はラジオと同じです。自分が出演した番組や自社で制作した番組なら、放送局や制作会社から映像・音声のファイルを受け取り、そのままアップロードします。Klangはmp4・movなどの動画ファイルにも対応しているため、音声だけを取り出す変換は不要です。
レコーダーで録画した番組は、多くがコピー制御された状態で記録されています。保護を外してパソコンに取り込むことは、著作権法第30条第1項第2号により私的使用の範囲から外れます。番組の内容を確認したいだけなら、字幕放送の表示を使うか、録画を再生しながらメモを取る方法を選びます。
文字起こしを記事やSNSで公開するときの確認
- 番組の発言をそのまま全文公開することは、引用の範囲を超えます。全文や長い抜粋を載せる場合は、放送局・制作会社の許諾を得ます。
- 自分の出演部分であっても、番組の権利は放送局や制作会社にあります。自社サイトの「メディア掲載」ページに載せる前に、掲載の可否と表記の方法を確認します。
- 引用する場合は、自分の文章が主で引用部分が従になるようにし、番組名・放送局・放送日を出典として明記します。
- 番組で話した他の出演者の発言を使う場合は、その出演者の了解も得ます。
ラジオの音源を、読める原稿に
放送局から受け取った音源や自分で収録したデータをアップロードするだけで、Klangが文字起こし・要約まで作ります。フリープランは文字起こし無制限・1ファイル10GBまで・月額¥0で、クレジットカードは不要です。話者の自動識別はプロプランの機能です。
- mp3・wav・mp4を変換せずに追加
- 元の音声をすぐ聞き直せる
- Word・SRT・TXTで書き出せる
よくある質問
ラジオ番組は文字起こしできますか?
できます。ラジオ番組の音声ファイルをKlangなどの文字起こしツールにアップロードすれば文字になります。出演した回や自社で制作した番組なら、放送局や制作会社から音源を受け取るのが確実です。
radikoの番組を録音して文字起こししてもいいですか?
radikoには録音・ダウンロードの機能がなく、radikoのユーザー規約は許諾を得ていない録音用のアプリやソフトウェアの利用を禁止しています。radikoの番組は、タイムフリーで聞き直しながらメモを取る方法にとどめます。
ラジオを録音して文字起こしするのは著作権法違反になりますか?
「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」で使う目的なら、著作権法第30条の私的使用として録音できます。文字起こしをWebサイトやSNSで公開したり社内で配ったりすると私的使用の範囲を超えるため、権利者の許諾が必要です。
自分が出演したラジオ番組の文字起こしを自社サイトに載せてもいいですか?
自分の出演部分でも、番組の権利は放送局や制作会社にあります。自社サイトに掲載する前に、放送局や制作会社に掲載の可否と出典の書き方を確認してください。
テレビ番組も同じ方法で文字起こしできますか?
テレビ番組も、放送局から受け取った映像や自社で制作した動画のファイルがあれば、mp4のままアップロードして文字起こしできます。コピー制御された録画の保護を外して取り込むことは、私的使用でも認められていません。
ラジオの音源を無料で文字起こしできますか?
できます。Klangのフリープランは月額¥0で文字起こし時間の上限がなく、1ファイル10GBまでアップロードできます。話者の自動識別はプロプランの機能です。