研修の概要
- ・本研修は、〇〇を目的として、△△部の主催で実施されました。
- ・午前は〇〇についての講義、午後は△△の演習という構成でした。
- ・講師は〇〇の実務経験を持つ△△氏で、自社の事例を交えた説明でした。
研修報告書 テンプレート
研修報告書は「概要・学んだこと・業務への活用・課題と所感」の4つで書くと、読む人が研修の価値を判断できます。新入社員研修・管理職研修・情報セキュリティ研修の記入例と、そのまま使える例文、セミナー参加報告書の書き方、Word・Excelの無料テンプレートをまとめました。
公開日・更新日:
執筆・運営:Klang AI AB
目的
研修報告書は、受講した本人のためだけの記録ではありません。上長は「受講した人が業務で何を変えるか」、人事部は「研修が役に立ったか、次も続けるか」、参加しなかった同僚は「自分にも役立つ内容があったか」を知りたいと考えています。
上長
業務で何を・いつから変えるか。支援が必要なことはあるか
人事部・研修担当
研修の内容は目的に合っていたか。改善点はあるか
同僚・チーム
自分の業務にも使える内容か。資料はどこにあるか
書き方
この4つの構成で書くと、「何を学び、業務で何をするのか」が1ページで伝わります。分量はA4で1枚が目安です。
研修の名称、日時と時間、形式(集合・オンライン・eラーニング)、主催と講師、受講の目的を書きます。参加していない人が、どんな研修かを1行で理解できるようにします。
研修で聞いた内容を全部書くのではなく、重要だと思った点を3つまでに絞ります。講師が話した事実として書き、自分の感想は混ぜません。
学んだことごとに、自分の業務で実行することを書きます。期限と、できたかどうかを確かめる方法まで書くと、上長が後から振り返れます。
理解が足りなかった点や、職場のルールを確かめたい点を書きます。所感は「有意義でした」で終わらせず、何に気づき、今後どうしたいかを1〜2文で書きます。
改善例
同じ研修でも、書き方によって読む人が受け取れる情報が変わります。例はすべて架空です。
避けたい書き方
報連相の大切さについて学びました。
改善例
報告は「結論→理由→今後」の順に話すと、聞き手が判断しやすいことを学びました。
テーマ名だけでは、何を学んだのかが伝わりません。具体的な内容を1文で書きます。
避けたい書き方
今後の業務に活かしていきたいと思います。
改善例
10月末まで、朝会の進捗報告を「結論→理由→今後」の3文で話し、月末に部長からフィードバックをもらいます。
何を・いつまでに・どう確かめるかがあると、実行したかどうかを振り返れます。
避けたい書き方
大変有意義な研修でした。
改善例
演習で報告の順番を変えただけで、聞き手の質問が減ったのが意外でした。自分の報告が経過から始まっていることに気づきました。
所感は「意外だったこと」「自分について気づいたこと」を書くと、読む人に伝わります。
避けたい書き方
講師の説明が分かりやすかったです。
改善例
自社の事例を使った演習が、配属後の業務に近く役立ちました。次回は、メールの添削の時間がもう少しあると助かります。
研修の評価は、何が役立ち、何を改善してほしいかを分けて書くと、研修担当が次回に活かせます。
記入例
研修の種類によって、「学んだこと」と「業務への活用」の書き方は変わります。3つの架空の記入例を切り替えて見られます。Excel版には、3つの記入例すべてが入っています。
記入例(架空の会社・人物です)。新入社員研修「報連相とビジネス文書」の報告。
| 学んだこと | 業務で実行すること | 期限 | 確認の方法 |
|---|---|---|---|
| 結論から報告する | 朝会の進捗報告を「結論→理由→今後」の3文で話す | 10月末 | 岡田部長に月末にフィードバックをもらう |
| 相談の切り出し方 | 相談のチャットは1行目に「決めてほしいこと・期限」を書く | 明日から | 1週間分のチャットを自分で見直す |
| 件名の書き方 | 社外メールの件名に要件と期限を入れる | 明日から | 送信済みメールを週1回確認する |
記入例(架空の会社・人物です)。新任管理職研修「1on1とフィードバック」の報告。
| 学んだこと | 業務で実行すること | 期限 | 確認の方法 |
|---|---|---|---|
| 議題は部下が決める | 1on1の前日に、部下が話したいことを共有メモに書く運用にする | 10月6日 | 初回の1on1で全員に説明する |
| 状況・行動・影響 | 週1回、具体的なフィードバックを1人に1つ伝える | 10月末 | 伝えた内容を1on1メモに残す |
| 話す割合 | 自分の1on1を録音(部下の了承を得て)し、話した量を振り返る | 10月中 | 録音の文字起こしで話者ごとの量を見る |
記入例(架空の会社・人物です)。全社の情報セキュリティ研修(eラーニング)の報告。
| 学んだこと | 業務で実行すること | 期限 | 確認の方法 |
|---|---|---|---|
| 不審なメールの見分け方 | 顧客を名乗る添付付きメールは、開く前に登録済みの連絡先と照合する | 即日 | チーム内で疑わしいメールの報告件数を共有する |
| 個人情報の保存先 | 問い合わせ対応で受け取ったファイルの保存先をチームで1か所に決める | 10月9日 | チーム会で決めた場所を手順書に追記する |
例文
〇〇と△△の部分を、自分の研修の内容に置き換えて使います。例文だけで埋めると中身のない報告書になるため、具体的な内容を必ず入れてください。
セミナー報告書
社外のセミナーの報告書は、自分の学びより、社外の情報を社内でどう使うかが中心になります。話された事実と、自社への示唆をはっきり分けて書きます。
記入例(架空のセミナー・会社・人物です)。問い合わせ対応の改善をテーマにした外部セミナーの報告。
| テーマ・登壇者 | 要点(話された事実) | 自社への関係・示唆 |
|---|---|---|
| 講演1 A社 サポート責任者 | 問い合わせを月1回「理由別」に集計し、上位の理由からFAQを書き直している | 当社は件数だけを集計しており、理由が分からない |
| 講演2 B社 サポート責任者 | FAQの各記事に担当者と見直し日を付け、見直し日を過ぎた記事を一覧で確認している | 当社のFAQは更新日が分からず、古い回答が残っている |
| 質疑応答 | 分類の項目は最初から細かくせず、10個程度から始めて半年で見直したとのこと | 分類案を作るときの参考にする |
| 内容 | 担当 | 期限 |
|---|---|---|
| 問い合わせ理由の分類案(10項目)を作る | 石田 | 10月9日 |
| FAQ記事の担当者と見直し日の一覧を作る | 森田 | 10月16日 |
録音の活用
研修中にメモを取り続けると、講師の話や演習に集中できません。主催者や講師の許可を得て録音しておけば、終わったあとに文字起こしで講師の言葉を確かめながら、要点を書けます。
社外のセミナーは、案内文で録音・録画の可否を確認し、必要なら主催者に問い合わせます。社内研修も、講師と参加者に目的と共有の範囲を伝えてから録音します。
オンライン研修はKlangの会議ボットが参加して録音します。会場ではモバイルアプリで録音し、配信の録画はファイルをアップロードします。
下の指示文で、講師が強調した要点を時刻つきで取り出します。気になる箇所は、文字起こしの文をクリックして音声を聞き直します。
AIが出すのは研修で話された内容の整理までです。自分の業務で何をするか、何に気づいたかは、自分の言葉で書きます。
研修・セミナーの文字起こしを開き、AIチャットに貼り付けます。
この文字起こしは研修の録音です。講師が強調した点や繰り返した点を中心に、要点を3つ選んでください。 各要点には、講師の説明を短く要約した文と、該当する時刻を付けてください。 講師が話していない内容や、一般論での補足は加えないでください。
登壇者が複数いるセミナーで使います。
この文字起こしはセミナーの録音です。登壇者ごとに「テーマ・登壇者」「要点(話された事実)」の表を作ってください。 数字や事例は話されたとおりに書き、それぞれに時刻を付けてください。 質疑応答は、質問と回答を1組として別の行にまとめてください。
要点を確かめたあとに、自分の業務を書き添えて使います。
私の業務は「(ここに自分の業務を書く)」です。 上の要点それぞれについて、私の業務で来週から実行できる行動を1つずつ、「何を・いつまでに・どう確かめるか」の形で提案してください。 研修で話された内容に基づかない提案には、そのことを明記してください。
シリーズで続く研修は、各回の記録を1つのノートブックにまとめると、「第1回と第3回で講師が同じことを言っていた点は?」のように回をまたいで質問でき、答えには根拠の記録と時刻が示されます。録音の方法はWeb会議の自動記録、録音ファイルの文字起こし、講義・授業の文字起こしで紹介しています。研修の内容を社内で繰り返し使うなら、社内ナレッジベースに残すと、次に受講する人の予習にも使えます。
ダウンロード
Word版は2種類(各2ページ:空欄と記入例、A4縦)。Excel版は、研修報告書とセミナー参加報告書の記入用シートに、4つの記入例(新入社員研修・管理職研修・情報セキュリティ研修・セミナー)をまとめた1ファイルです。登録不要・無料です。
研修名、日時、形式・場所、主催・講師、報告者、提出先、研修の目的・概要、学んだこと、業務への活用(行動計画)、課題・疑問点、所感。
登録不要・無料。Word版は1ページ目が空欄、2ページ目が記入例(A4縦)。
セミナー名、日時・形式、主催・登壇者、参加者、参加費、参加の目的、要点(事実と示唆)、自社への提案、次のアクション、所感、資料・記録の保管場所。
登録不要・無料。Word版は1ページ目が空欄、2ページ目が記入例(A4縦)。
実践・記入例
報告書の『業務に活かしたい』を、後から確認できる形へつなぐ表です。以下は架空の記入例で、成果が出た事例ではありません。
| 学んだこと | 試す行動 | 観察と次の確認 |
|---|---|---|
| 問い合わせを要点で言い直す | 次の受付で、用件を復唱して確認する | 実施の有無と、相手の修正内容を記録 |
| 未確認事項を分ける | 議事録に確認中の欄を設ける | 未確認が残った理由を次回確認 |
| 根拠を残す | 報告の数字に出典を添える | 読み手が参照できたかを確認 |
CSVでは学習内容の出典、試行日、行動、観察、障害、次の見直しを記録します。まだ試していない行を実績として報告しないでください。
研修後に試したことを、結果と分けて残すのCSVをダウンロード(架空の記入例つき)実践・記入例
架空の研修の記録です。録音で確かめた内容と、記憶や自分の提案を同じ文章に混ぜないようにします。
| 情報 | 出典 | 報告書への書き方 |
|---|---|---|
| 講師の説明 | 録音12:30に手順の説明 | 『講師は○○の順で確認すると説明した』 |
| 自分の記憶 | 録音がない質疑部分 | 『質疑の記憶による。内容は確認中』 |
| 自分の提案 | 業務への応用案 | 『自部署では△△を試したい』 |
| AIの一般的な補足 | 研修内では確認できない | 研修内容としては記載しない |
研修で扱った事実と、活用の提案を分けると、上司もどこを判断すればよいか分かります。
実践・記入例
『勉強になりましたか』だけでは活用の実態が分かりません。次の質問を、実際に試した一件に沿って使います。
| 確認する点 | 質問例 | 記録すること |
|---|---|---|
| 実行 | 学んだことを、どの場面で試しましたか。 | 対象の業務・日時 |
| 観察 | 何が起きましたか。確認できる記録はありますか。 | 見たこと・聞いたこと |
| 障害 | 試せなかったところはありましたか。 | 時間・権限・手順などの条件 |
| 次の一手 | 次は何を変えて試しますか。 | 小さな行動と確認方法 |
学習への意欲を推測する面談にせず、実行できる条件と支援を相談します。本人の説明と、確認できた結果は分けて残します。
実践・記入例
架空の例では、研修前は複雑な問い合わせ、研修後は簡単な問い合わせを担当していました。
| 比較する情報 | 研修前 | 研修後 |
|---|---|---|
| 対象 | 複雑な案件3件 | 定型的な案件3件 |
| 観察 | 確認に時間がかかった | 短時間で完了した |
| 変わった条件 | 案件の種類が違う | 研修以外の影響がある |
| 次にすること | 同じ種類の業務で条件をそろえる | 使った手順と結果を記録する |
『研修で対応時間が短くなった』とは、この例だけでは言えません。まず学んだ行動を実施できたか、その後の観察は何かを分けて報告します。
KLANG
講師の許可を得て研修やセミナーを録音しておけば、Klangの文字起こしをもとに、講師が実際に話した要点を時刻つきで確かめながら報告書を書けます。録音は社内の勉強会や、参加できなかった人への共有にも使えます。
録音は、主催者・講師の許可を得てから行ってください。外部のセミナーでは録音を禁止していることも多くあります。業務への活用と所感は、AIの案をそのまま使わず、自分の言葉で書きます。
無料で試す研修の概要(名称・日時・講師・目的)、学んだこと(要点を3つまで)、業務への活用(何を・いつまでに・どう確かめるか)、課題・疑問点と所感の4つが基本です。感想だけで終わらせず、業務で何をするかまで書くと、上長が研修の効果を判断できます。
多くの会社では同じ意味で使われています。会社によっては、研修レポートを受講者が学んだことを書く課題、研修報告書を上長や人事部への正式な報告として区別することもあるため、提出先の指定に合わせてください。
「勉強になった」「有意義だった」で終わらせず、何が意外だったか、自分のどんな課題に気づいたか、今後どうしたいかを具体的に書きます。所感は感想の欄なので、学んだ内容(事実)とは分けて書きます。
研修報告書は、自分が学んだことと自分の業務での活用が中心です。セミナー報告書は、社外の情報を社内に持ち帰る目的が強いため、話された要点と、自社への示唆・提案、次のアクションを中心に書きます。
主催者や講師の許可が必要です。社外のセミナーは録音・録画を禁止していることが多いため、案内文を確認し、必要なら事前に問い合わせてください。社内研修でも、参加者に録音の目的と共有の範囲を伝えてから録音します。