Klangで意向確認書面を作れますか?
作れません。Klangが作るのは、面談の録音から起こした意向把握の記録の下書きです。意向確認書面は、保険会社や代理店が定めた様式で募集人が作成し、顧客に交付します。下書きの「当初の意向」「最終的な意向」などを、書面を書くときの材料に使ってください。
保険代理店・保険募集人の面談記録
募集面談の録音をアップロードすると、当初の意向・比較した商品・最終的な意向・相違点の理由を、発言の時刻つきで記録の下書きにします。推奨理由と意向確認書面は、募集人が下書きを見ながら仕上げます。フリープランは¥0で、文字起こしは無制限です。
2026-10-14_医療保険見直し_2回目.m4a
38分 ・ 対面の面談 ・ 文字起こし完了
※ 画面はイメージです。内容は架空の面談の例です。話者の自動識別はプロプランの機能です。
録音の段取りは面談の前に一度決めれば、あとは毎回同じ手順で記録が揃います。
ステップ1
「説明の内容を正確に残すため」と目的を伝えてから録音を始めます。オンライン面談は会議ボットが、対面はスマートフォンのアプリが録音します。
ステップ2
ほかの機器で録った音声も、そのままアップロードできます。1ファイル10GBまで。録音済みの電話の音声ファイルも同じように扱えます。
ファイルのアップロード手順(ヘルプ)ステップ3
当初の意向、比較した商品、最終的な意向、相違点の理由など、自社の帳票と同じ見出しを指示しておくと、毎回その形で下書きが出ます。
分析・要約の作り方(ヘルプ)ステップ4
下書きの時刻をクリックすると、その発言の音声が流れます。金額と同意の返事を聞き直し、推奨理由を書き足してから、自社の帳票やシステムに写します。
乗合代理店の2回目の面談を想定した架空の例です。左が録音の文字起こし、右がKlangの下書きです。下の「確認」は、下書きを記録にする前に募集人が自分で決める箇所です。
文字起こし(抜粋)
Klangが作る下書き
記録にする前に確認すること
下書きの見出しは、代理店が使っている意向把握の帳票に合わせて指示したものです。「推奨理由」を空欄のまま残しているのは、録音の中で募集人が理由を話していないからです。Klangは話されていない理由を補いません。
意向把握の義務は保険業法にあり、何を確かめ、何を残すかは金融庁の監督指針に書かれています。2026年10月17日に、e-Gov法令検索と金融庁のページで次の文言を確認しました。
保険募集人などに、「顧客の意向を把握し、これに沿った保険契約の締結等…の提案、当該保険契約の内容の説明及び保険契約の締結等に際しての顧客の意向と当該保険契約の内容が合致していることを顧客が確認する機会の提供を行わなければならない。」と定めています。2以上の保険会社の商品を扱う乗合代理店には、第294条の3が比較した事項の提供などの体制整備を求めています。
意向把握の方法の例として、「最終的な顧客の意向が確定した段階において、その意向と当初把握した主な顧客の意向を比較し、両者が相違している場合にはその相違点を確認する。」とあります。体制整備では、「意向把握に用いた帳票等(例えば、アンケートや設計書等)」を保存するなどの措置を挙げています。意向確認書面は、作成して顧客に交付するとともに「保険会社等において保存するもの」とされています。
取組みの例に「保険募集時に親族等の同席を求める方法。」や「複数回の保険募集機会を設ける方法。」を挙げ、そのうえで「保険募集内容の記録(録音・報告書への記録等)・保存」を求めています。録音と報告書の両方が、監督指針の言葉として出てきます。
令和7年の保険業法改正に伴う内閣府令は、2026年6月1日に施行されました。乗合代理店の比較推奨販売に関する内閣府令と監督指針の改正は2026年8月28日に公表され、2028年3月1日に施行・適用されます。金融庁は同じ発表で、意向把握義務(第294条の2)は「今般の改正の対象外」であり、現時点でも適時・適切に対応する必要があるとしています。
出典:e-Gov法令検索「保険業法」、金融庁「保険会社向けの総合的な監督指針」II-4、金融庁「令和7年保険業法改正に係る内閣府令等の公布」、金融庁「比較推奨販売に係るパブリックコメントの結果等の公表」。このページは一般的な情報で、法令への適合を保証するものではありません。自社の運用は、所属保険会社の指導と社内規程に従ってください。
2以上の保険会社の商品を扱う乗合代理店が、商品を比べて勧めることを、監督指針は「比較推奨販売」と呼んでいます。いまの監督指針 II-4-2-9(5) が募集人に求めている説明は、次の3つです。
比べられる商品の概要を示す
「顧客の意向に沿った比較可能な商品…の概要を明示し、顧客の求めに応じて商品内容を説明しているか。」
記録に残すこと:比べた商品の名前と、意向に沿って絞り込んだときの基準
推奨した理由を説明する
「当該提示・推奨理由を分かりやすく説明することとしているか。」絞り込んで勧めるときは「商品特性や保険料水準などの客観的な基準や理由等」も説明します。
記録に残すこと:募集人が理由を話した箇所と、その言葉
客観的でない理由も明かす
客観的な基準によらずに勧めるときは、「特定の保険会社との資本関係やその他の事務手続・経営方針上の理由を含む」基準や理由等を説明します。
記録に残すこと:その説明をしたかどうかと、顧客の反応
録音から拾えるのは、募集人が実際に口にした比較と理由だけです。上の例のように、面談の中で推奨理由を話していなければ、下書きの欄は空のまま残ります。空欄が出たら、次の面談で理由を説明するか、説明した事実を別の記録から補うかを決めてください。比較推奨販売の内閣府令と監督指針は、2028年3月1日から改正後の内容が適用されます。金融庁は、多くの乗合代理店で業務の見直しが進むとしています。出典:監督指針 II-4-2-9(5)(2026年10月17日に確認)。
録音に残るのは、面談で実際に話されたことだけです。項目ごとに、Klangが受け持つ部分と募集人が判断する部分を分けました。
記録の項目
当初の意向
記録の項目
把握した事情
記録の項目
比較した商品
記録の項目
推奨理由
記録の項目
最終的な意向と相違点
記録の項目
高齢者への対応
| 記録の項目 | 録音のどこから拾うか | Klangがすること | 募集人が決めること |
|---|---|---|---|
| 当初の意向 | アンケートや前回の記録を読み上げた箇所、顧客が最初に口にした希望 | 発言を時刻つきで抜き出す | アンケートの原本と照らし、どちらを「当初」とするか |
| 把握した事情 | 家族構成、保険料の予算、既契約、健康状態についての発言 | 本人の発言と同席者の発言を分けて並べる(話者の自動識別はプロプラン) | 病歴などを記録に残す範囲、聞き取れていない事情 |
| 比較した商品 | 各社のプランの保険料と保障内容を説明した箇所 | 商品名・金額・違いを表に起こす | 比較の範囲と、比較推奨の方針に沿っているか |
| 推奨理由 | 募集人がその商品を勧めた理由を話した箇所(話していない場合もあります) | 話した箇所があれば抜き出す。なければ空欄で残す | 推奨理由そのもの。Klangは理由を作りません |
| 最終的な意向と相違点 | 顧客が意向を言い直した箇所、同意の返事 | 当初との違いと、理由として出た発言を並べる | 違いの説明が十分だったか、意向確認書面に何を書くか |
| 高齢者への対応 | 同席者のあいさつ、申込みを次回に回した発言 | 同席者と、次回の予定を拾う | 社内規則の手順を満たしたか |
Klangは保険の管理システムでも、募集のコンプライアンスを判定するツールでもありません。契約や保全の管理、意向確認書面の作成、推奨理由の作成、法令に合っているかの判定はしません。受け持つのは、面談で話された内容を文字にし、代理店の項目に沿って並べるところまでです。
面談の形によって、録音の取り方が変わります。どの形でも、録音を始める前に顧客へ目的を伝えます。
顧客宅や店舗での対面
iPhone・AndroidのKlangアプリで録音します。机の中央に置き、同席した家族の声も届く位置にします。
Zoom・Teams・Google Meet
会議ボットが面談に参加して録音します。ボットは参加者の一覧に表示されるので、顧客にも録音していることが伝わります。
電話での面談
Klangは現在、日本では電話の通話録音に対応していません。録音済みの通話ファイルはアップロードして文字起こしできます。
医療保険の面談では、通院や治療の話がよく出ます。病歴は個人情報保護法第2条第3項の要配慮個人情報にあたり、第20条第2項により、取得には原則として「あらかじめ本人の同意」が要ります。「説明の内容を正確に残すために録音します」と伝え、同意の返事も録音に残しておくと、後から確かめられます。録音の伝え方は会議を録音するときの注意点、録音済みの通話ファイルの扱いは通話の文字起こしのページにまとめています。
募集面談の録音の文字起こしは、フリープランで時間の制限なく使えます。AI要約・チャットもフリープランに含まれます。募集人・顧客・同席した家族の発言を自動で分けたいときは、プロプラン(月払い¥1,180、年払いなら月あたり¥980・税込)の話者の自動識別を使います。
無料で募集面談の録音を記録にする| 機能 | フリー | プロ |
|---|---|---|
| 面談の録音の文字起こし | 無制限 | 無制限 |
| 1ファイルの上限 | 10GB | 10GB |
| 対面の録音(iPhone・Androidアプリ) | ◯ | ◯ |
| Zoom・Teams・Google Meetの会議ボット | ◯ | ◯ |
| AI要約・チャット | ◯ | ◯ |
| 募集人・顧客・同席者の話者の自動識別 | — | ◯ |
| Word・Excelなどへの書き出し | ◯ | ◯ |
音声・動画・文字起こしは、AIモデルの学習に利用しません。ISO 27001認証のデータセンターで保管し、管理の詳細はセキュリティページで公開しています。
作れません。Klangが作るのは、面談の録音から起こした意向把握の記録の下書きです。意向確認書面は、保険会社や代理店が定めた様式で募集人が作成し、顧客に交付します。下書きの「当初の意向」「最終的な意向」などを、書面を書くときの材料に使ってください。
満たせるとは言えません。保険業法第294条の2が求めているのは、意向の把握、意向に沿った提案と説明、意向と契約内容が合っているかを顧客が確かめる機会の提供で、記録を作ること自体ではありません。Klangは法令への適合を判定しないため、対応が足りているかは代理店のコンプライアンス担当と所属保険会社の指導に従って判断してください。
監督指針 II-4-2-9(5) は、顧客の意向に沿った比較可能な商品の概要を示すこと、特定の商品を勧める理由を分かりやすく説明することを求めています。記録には、比べた商品と絞り込みの基準、募集人が推奨理由を話した箇所、顧客の反応を残すと、後から説明の中身を確かめられます。Klangの下書きは録音で話された内容だけを並べ、推奨理由は作りません。
Klangは現在、日本では電話の通話録音に対応していません。録音済みの通話ファイルはアップロードして文字起こしできます。代理店の通話録音システムから書き出したMP3やWAVのファイルを、そのままアップロードしてください。
病歴は個人情報保護法で要配慮個人情報とされ、取得には原則として本人の同意が要ります。録音を始める前に目的を伝え、同意を得てください。Klangは会話データをAIの学習に使わず、通信時と保存時に暗号化します。ISO/IEC 27001:2022の認証を取得しており、フォルダごとに閲覧できる人を絞れます。
なりません。Klangは保険の管理システムではなく、契約、保全、募集人の管理は扱いません。面談の記録の下書きをWordやExcelで書き出すか、文章をコピーして、自社の顧客管理システムや帳票に写してください。
フリープランは月額¥0、クレジットカードは不要で、文字起こしは無制限です。会議ボット、スマートフォンアプリでの録音、AI要約・チャットも使えます。募集人・顧客・同席者の発言を自動で分ける話者の自動識別は、プロプラン(月払い¥1,180、年払いなら月あたり¥980・税込)の機能です。
プランの最新情報は料金ページでご確認ください。