メインコンテンツへスキップ

PCで文字起こし

パソコンで文字起こしする方法。Windows・Macの標準機能と文字起こしソフトの選び方

Windows 11とMacには、音声入力やライブキャプションなど、声を文字にする機能が標準で入っています。ただし録音ファイルや会議の文字起こしには向かないものもあります。標準機能でできること・できないことを公式情報で確かめ、文字起こしソフトやブラウザのサービスとの使い分けを整理しました。

公開日:更新日:執筆・運営:

声を文字にする機能は、何を入力にして、結果がどこに残るかで3つに分けられます。目的に合わない機能を選ぶと、会議が終わってから「何も保存されていない」ということになります。

  • 音声入力(ディクテーション)

    自分が話した言葉を、その場でカーソルの位置に入力します。メールや文書の下書き向けで、会議の録音には向きません。

  • ライブキャプション(字幕表示)

    再生中の音声や周囲の会話に、その場で字幕を表示します。聞き取りの補助が目的で、Windowsでは字幕は保存されません。

  • 録音ファイルの文字起こし

    保存した録音・動画を文字にし、テキストや字幕ファイルとして残します。議事録、インタビュー、動画の字幕に使うのはこの種類です。

WindowsかMacか、何をしたいかを選ぶと、使える機能と手順のページを表示します。

使っているPC
したいこと
  • Word(Windows版・Web版)のトランスクリプト

    Microsoft 365のWordで録音をアップロードして文字起こしします。利用できる時間はライセンスで変わります。

    Wordの文字起こしの手順
  • ブラウザの文字起こしサービス

    インストールせずに、録音・動画ファイルをアップロードして文字起こしします。話者の区別や書き出し形式を確認して選びます。

    Klangで音声ファイルを文字起こし
  • Whisperを自分で動かす

    無料で使えますが、Pythonとffmpegの準備が必要です。話者の区別はありません。

    Whisperの使い方

Windows 11の標準機能と、Microsoftのアプリで使える文字起こし機能です。いずれも2026年10月13日時点のMicrosoft公式サポートの情報です。

会議の記録に使えるのは、録音ファイルを文字にできるWordやClipchamp、文字起こしサービスです。音声入力とライブキャプションは、話した内容や流れている音声をその場で読むための機能で、会議全体を記録する用途には向きません。

Windows 11の文字起こし関連機能(2026年10月13日時点)
機能起動・入手できること注意点
音声入力Windows+Hキー話した言葉をテキスト欄に入力。日本語対応インターネット接続が必要。Windows 11ではクラウドの音声サービスを使用
ライブキャプションWindows+Ctrl+LキーPCの音声やマイクの音声に字幕を表示。日本語対応バージョン22H2以降。処理はPC内。字幕はどこにも保存されない
WordのトランスクリプトMicrosoft 365のWord(Windows版・Web版)の「ホーム」>「ディクテーション」>「トランスクリプト」。Web版はEdge・Chrome.wav・.mp4・.m4a・.mp3のアップロードか、その場の録音を文字起こし。話者を区切る。日本語対応Microsoft 365のサブスクリプションが必要。アップロードは月300分まで
Clipchampの自動字幕Clipchamp(動画編集アプリ)動画の音声から字幕を作り、SRTファイルで保存1本の動画につき1言語。動画編集が目的の機能

Windowsに保存した録音や動画を無料で文字にするなら、ブラウザの文字起こしサービスにアップロードします。Windows 11の音声入力とライブキャプションは、ファイルを読み込めません。

Wordのトランスクリプトは話者を区切りますが、月300分を超える録音には足りません。Klangのフリープランは文字起こしの時間に上限がなく、クレジットカードも不要です。話者の自動識別はKlangではプロプランの機能です。

PCで流れる会議相手の声は、ブラウザ録音では直接取り込めません。オンライン会議は会議ボットか、会議ツールの録画ファイルを使います。

Windowsにあるファイル別の文字起こし方法(2026年10月13日時点)
手元にあるものMicrosoftの機能Klang(フリープラン)
サウンド レコーダーやICレコーダーの録音(m4a・mp3・wav)Wordのトランスクリプト。Microsoft 365の契約で月300分までブラウザからアップロード。文字起こし無制限・1ファイル10GBまで
動画ファイル(mp4など)Clipchampの自動字幕。1本の動画につき1言語、SRTで保存mp4・mov・webm・mkv・aviをそのままアップロード。SRT・VTTでも書き出し
会議の録音から議事録を作りたいWordのトランスクリプトで全文を作り、要点は手で整理AI要約・チャットで決定事項・タスクを整理。Zoom・Teams・Google Meetは会議ボットで記録

macOSの標準機能です。対応する言語や地域は機能ごとに異なり、Appleの「機能提供状況」ページで確認できます(2026年10月3日時点)。

Macで保存済みの録音ファイルや長い会議を文字にする場合は、ブラウザの文字起こしサービスか、自分でWhisperを動かす方法が現実的です。

Macの音声入力・ボイスメモ・メモの使い分けと、それぞれの設定手順は、Mac専用のガイドで詳しく説明しています。

Macの文字起こし関連機能(2026年10月3日時点)
機能起動できること注意点
Mac:音声入力・ボイスメモ・メモ(条件はMacのページで解説)各アプリから話した言葉の入力と、録音の文字起こし対応するmacOSとMacの条件は、下の「Macで文字起こしする方法」で確認
ライブキャプションシステム設定のアクセシビリティ再生中の音声や周囲の会話に字幕を表示Appleシリコン搭載のMacが必要。言語・地域により利用不可の場合あり

標準機能で足りない場合の選択肢は、大きく3つです。インストールの要否、話者の区別、データの置き場所が主な違いです。

  • 入力:録音ファイルのアップロード、会議への参加、その場の録音のどれに対応しているか
  • 確認:音声を再生しながら修正できるか、話者名を直せるか
  • 書き出し:Word、TXT、SRTなど、次に使う形式で保存できるか
  • データ:保存先、暗号化、AIの学習に使われるかどうか
文字起こしの方法の比較(2026年10月3日時点)
方法費用話者の区別向いている場面
OSの標準機能無料なし自分の発言の入力、その場での聞き取り補助
Whisperなど、PCで動かすソフト無料(PCの性能が必要)Whisper単体はなし音声を社外に出せない、操作に慣れている
ブラウザの文字起こしサービスサービスによる対応するものが多い会議・インタビューの録音、チームでの共有

Klangはブラウザで使う文字起こしサービスです。ソフトのインストールは不要で、WindowsでもMacでも同じ画面で使えます。

フリープランは文字起こし無制限です。話者の自動識別と用語集はプロプラン(月払い¥1,180、年払いは月あたり¥980、1ユーザー・税込)で使えます。

  1. 01

    録音ファイルをアップロード

    mp3・wav・m4aなどの音声、mp4・movなどの動画を、1ファイル10GBまでアップロードできます。

  2. 02

    その場で録音する

    対面の会話は、ブラウザから選んだマイクで録音できます。PC内で再生される会議相手の音声は直接取り込みません。

  3. 03

    オンライン会議は会議ボットで

    Zoom・Teams・Google Meetに会議ボットを参加させ、相手の声も含めて記録します。参加者への説明と同意を先に確認します。

  4. 04

    確認して書き出す

    音声を聞きながら文字起こしを修正し、Word・TXT・SRT・CSVなどで書き出します。

Klangは録音のアップロード、ブラウザ録音、会議ボットから文字起こしを作成します。元の音声を聞きながら確認し、Wordや字幕ファイルで書き出せます。

  • WindowsでもMacでも同じ手順
  • 1ファイル10GBまでアップロード
  • 日本語と英語を含む17言語
無料で試す
Windowsに無料の文字起こし機能はありますか?

Windows 11には、Windows+Hで起動する音声入力と、Windows+Ctrl+Lで起動するライブキャプションがあり、どちらも日本語に対応しています。ただし録音ファイルを文字にする機能ではなく、ライブキャプションの字幕は保存されません。

Windowsで録音ファイルを無料で文字起こしするには?

ブラウザの文字起こしサービスにファイルをアップロードします。Klangのフリープランは文字起こし無制限・月額0円で、m4a・mp3・wav・mp4などを1ファイル10GBまで扱えます。WordのトランスクリプトはMicrosoft 365の契約が必要で、アップロードは月300分までです。

Macで録音ファイルを文字起こしできますか?

macOSの音声入力とライブキャプションは、その場の音声を対象にした機能です。保存済みの録音ファイルを文字にするには、ブラウザの文字起こしサービスか、Whisperなどのソフトを使います。

文字起こしソフトはインストールが必要ですか?

Whisperのように自分のPCで動かすソフトはインストールが必要です。ブラウザで使う文字起こしサービスなら、インストールせずにWindowsでもMacでも使えます。

PCでオンライン会議の相手の声も文字起こしできますか?

マイク入力だけを使う機能では、相手の声が十分に入らないことがあります。会議サービスの記録機能や、許可を得て会議に参加させる会議ボットを使うと、参加者全員の声を記録できます。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。