Macで文字起こし
Macで文字起こしする方法。音声入力・ボイスメモ・メモの使い分け
Macの標準機能で文字起こしする方法は3つです。話した声をその場で入力する「音声入力」、macOS 15以降のボイスメモ(Appleシリコン搭載Mac)、macOS 15以降のメモの「オーディオを録音」(M1以降のMac、日本語対応)です。それぞれの条件と手順、標準機能では足りない場面と、そのときの選び方を整理します。
更新日:執筆・運営:Klang AI AB
Macで文字起こしする3つの標準機能
Macで文字起こしするなら、まずmacOSのバージョンとMacのチップを確認します。ボイスメモとメモの録音の文字起こしはmacOS 15以降の新しいMacに限られます(2026年10月時点のApple公式ヘルプ)。
macOSのバージョンは、アップルメニュー>「このMacについて」で確かめられます。チップにApple M1やM2などと表示されていれば、Appleシリコン搭載Macです。
Appleのヘルプが説明しているのは、いずれもアプリの中で録音した音声やマイクの声の文字起こしです。ほかの機器で録った音声ファイルを読み込んで文字にする手順は、2026年10月11日時点の公式ヘルプには載っていません。
| 機能 | 何を文字にするか | 対応条件 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| 音声入力 | マイクに話した声を、その場でテキスト欄に入力 | 「システム設定」>「キーボード」>「音声入力」でオン | 対応(macOSの機能の提供状況に「日本語(日本)」の記載あり) |
| ボイスメモ | ボイスメモで録音した音声 | macOS 15以降、Appleシリコン搭載Mac。国や地域によっては使えない | Mac版ヘルプには対応言語の記載がないため、実機で確認 |
| メモ「オーディオを録音」 | メモの中で録音した音声 | macOS 15以降、M1以降のMac | 対応(デバイスの言語が日本語の場合を含む) |
やりたいこと別:Macの標準機能で足りるか、サービスを使うか
Macの標準機能は、自分で録った短い音声や、その場の口述に向いています。Zoomの録画ファイルや他の機器の録音、話者ごとの区別、Word・SRTへの書き出しが必要なら、文字起こしサービスのほうが手間が少なくなります。
Klangはフリープランでも文字起こしが無制限で、対応言語は日本語と英語を含む17言語です。翻訳の機能はありません。Windowsも含めて文字起こしソフトの選び方を比べたいときは、PCの文字起こしガイドにまとめています。
| やりたいこと | Macの標準機能 | Klang | おすすめ |
|---|---|---|---|
| 話しながらメールや文書に入力する | 音声入力がそのまま使える | その場でテキスト欄に入力する機能はない | Macの音声入力 |
| 自分の短い音声メモを文字にする | ボイスメモ、メモの「オーディオを録音」(macOS 15以降) | ブラウザで録音して文字起こしできる | 対応Macなら標準機能 |
| 対面の会議をMacで録って文字にする | メモの「オーディオを録音」で録音と文字起こしができる。要約はApple Intelligenceが使える環境で | ブラウザ録音から文字起こし、AI要約、チャットで質問 | 議事録まで作るならKlang |
| Zoomなどの録画ファイルを文字にする | Appleのヘルプにファイル読み込みの手順はない | 音声・動画ファイルを1ファイル10GBまでアップロード | Klang |
| iPhoneやICレコーダーの録音を文字にする | Appleのヘルプにファイル読み込みの手順はない | ファイルをブラウザからアップロード | Klang |
| 話者ごとに分けて表示する | Appleのヘルプに話者分けの説明はない | 話者の自動識別(プロプラン) | Klangのプロプラン |
| Word・字幕ファイルに書き出す | 文字起こしのテキストをコピーして貼り付ける | Word・Excel・SRT・VTT・TXTなどで書き出し | 形式が決まっているならKlang |
Macの音声入力を使う(話しながら入力)
Macの音声入力は、テキストを入力できる場所ならどこでも、マイクに話した声をその場で文字にする機能です。Appleの説明はマイクからの入力のみで、録音済みファイルを文字起こしする機能ではありません。
マイクが反応しないときは、アップルメニュー>「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」で、使っているアプリのアクセスを確かめます。
- 01
音声入力をオンにする
アップルメニュー>「システム設定」>「キーボード」を開き、「音声入力」をオンにします。言語の一覧に日本語があるか確かめます。
- 02
入力したい場所をクリックする
メール、メモ、Pagesなど、文字を入力できる欄にカーソルを置きます。
- 03
音声入力を始める
キーボードのマイクキーを押すか、設定したショートカット(例:「Fnキーを2回押す」)を使います。メニューバーの「編集」>「音声入力を開始」からも始められます。
- 04
話して、確認する
Appleシリコン搭載Macでは、音声入力の途中でもキーボードで入力を続けられます。終わったら誤変換を直します。
Macのボイスメモで録音を文字起こしする
Macのボイスメモは、macOS 15以降をインストールしたAppleシリコン搭載Macで、録音した内容を文字起こしできます。IntelプロセッサのMacは対象外です。
Mac版ボイスメモのヘルプには対応言語の一覧がありません。iPhone版のボイスメモは日本語に対応していますが、Macで日本語の文字起こしが出るかは、短い録音で一度試してから本番に使うと確実です。
iPhoneのボイスメモはiOS 18以降で、日本語の文字起こしに対応しています(iPhone 12以降)。iPhone側の手順はiPhoneのボイスメモのガイドにまとめています。
- 01
条件を確かめる
「このMacについて」で、macOS 15以降かつAppleシリコン搭載であることを確認します。Appleは、国や地域によっては文字起こしを使えないと案内しています。
- 02
ボイスメモで録音する
ボイスメモを開いて録音ボタンをクリックします。会議や面談を録るときは、参加者に録音することと目的を伝えてから始めます。
- 03
文字起こしを表示する
録音を選び、文字起こしの表示に切り替えます。メニューの表記は公式ヘルプで最新のものを確認してください。
Macのメモ「オーディオを録音」で文字起こしする
Macのメモアプリは、macOS 15以降のM1以降のMacで、ツールバーの添付メニューから「オーディオを録音」を選ぶと、録音と同時に文字起こしできます。デバイスの言語が日本語の場合にも対応しています。
メモの「オーディオを録音」の対象は、macOS Sequoia 15とmacOS Tahoe 26以降のメモのヘルプに載っています。macOS Sonoma 14以前のメモには、この機能のページはありません。
- 01
メモを開く
メモアプリで新規メモを作るか、記録を残したいメモを開きます。
- 02
「オーディオを録音」を選ぶ
ツールバーの添付メニューから「オーディオを録音」を選び、録音を始めます。
- 03
文字起こしを確かめる
録音が終わると、メモの中に録音と文字起こしが残ります。iPhone版のヘルプでは、録音を削除すると文字起こしも削除されると案内されているので、残したい部分はテキストとしてコピーしておきます。
- 04
要約を作る(対応環境のみ)
Apple Intelligenceを使える環境では、文字起こしの要約を作れます。macOSの機能の提供状況には「メモ:文字起こしの要約」が掲載されています。
Macの標準機能では足りない5つの場面
Macの音声入力・ボイスメモ・メモは、手元で録った音声を手早く文字にするための機能です。次の5つの場面では、録音ファイルをアップロードできる文字起こしサービスを使うと作業が短くなります。
Macで画面録画した動画を文字起こしする場合は、録画に音声が入っているかを先に確かめます。macOSの画面収録で内部音声を録る条件は、別のガイドで説明しています。
1時間を超える会議や講義
長い録音は、全文の検索、要約、聞き直しの位置合わせまでまとめて扱えるほうが楽です。Klangは1ファイル10GBまでアップロードできます。
Zoom・Teams・Meetの録画
Zoomのローカルレコーディングは、初期設定で音声だけのm4aファイルも保存します。そのm4aや動画ファイルをアップロードすれば文字起こしできます。
ほかの機器で録った音声
iPhone、Android、ICレコーダーで録った音声ファイルは、ブラウザからそのまま読み込めます。
誰が話したかを区別したい
Klangの話者の自動識別はプロプランの機能です。インタビューや複数人の会議の記録に向いています。
Word・字幕ファイルで納品したい
Word・Excel・SRT・VTT・TXT・HTML・CSV・JSONで書き出せます。動画編集ソフトにはSRTを読み込みます。
Macで録音・録画したファイルをKlangで文字起こしする
Macに保存した音声・動画ファイルは、SafariやChromeでKlangを開いてアップロードすれば文字起こしできます。Macにソフトをインストールする必要はありません。
フリープランでも文字起こしは無制限で、1ファイル10GBまでアップロードできます。iPadで録った講義の録音も、同じようにブラウザからアップロードできます。
Mac版のLINEで受け取った音声ファイルは、トーク上部のメニューで[ファイル]タブを開き、クリックしてMacにダウンロードしてからアップロードします。LINE公式ヘルプによると、ボイスメッセージの機能はMac版では使えないため、ボイスメッセージはスマホ側で保存します。
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ファイルの場所を確かめる
Zoomの録画フォルダ、ボイスメモから書き出したファイル、デスクトップに保存した画面収録など、文字にしたいファイルを確認します。
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ブラウザでアップロードする
Klangにログインし、ファイルを選んでアップロードします。m4a・mp3・wavなどの音声ファイルや、mp4などの動画ファイルを扱えます。
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文字起こしと要約を確かめる
文字起こしが終わったら、AI要約を確かめ、気になる箇所は元の音声を再生して照合します。チャットで内容について質問もできます。
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必要な形式で書き出す
議事録ならWord、字幕ならSRTやVTT、表計算に回すならExcelやCSVで書き出します。
Macで文字起こしが表示されない・使えないときの確認
Macのボイスメモやメモで文字起こしが出ないときは、macOSのバージョン、Macのチップ、デバイスの言語、地域の順に確かめます。
| 症状 | 原因として多いもの | 確認・対処 |
|---|---|---|
| ボイスメモに文字起こしが出ない | macOS 14以前、またはIntelプロセッサのMac | 「このMacについて」でmacOS 15以降・Appleシリコンか確認する |
| メモに「オーディオを録音」の文字起こしが出ない | M1より前のMac、またはデバイスの言語が対応外 | M1以降か確認し、デバイスの言語が日本語など対応言語か確かめる |
| どちらの文字起こしも使えない | 国や地域によって提供されていない | Appleの機能の提供状況のページで、地域と言語を確認する |
| 音声入力が始まらない | 音声入力がオフ、またはマイクのアクセスが許可されていない | 「システム設定」>「キーボード」>「音声入力」と、「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」を確認する |
| 録音ファイルを読み込んで文字にしたい | 標準機能のヘルプにファイル読み込みの手順がない | ファイルをアップロードできる文字起こしサービスを使う |
Macにあるファイルを、そのまま文字に
Klangは、Macで録った音声やZoomの録画、ほかの機器から移したファイルをブラウザでアップロードするだけで文字起こしします。要約、チャットでの質問、Word・SRTへの書き出しまで同じ画面で進められます。
- 音声・動画ファイルを1ファイル10GBまでアップロード
- AI要約とチャットで、長い録音の要点をすぐ確認
- Word・Excel・SRT・VTT・TXTなどで書き出し
よくある質問
Macに標準で文字起こし機能はありますか。
あります。音声入力、ボイスメモの文字起こし、メモの「オーディオを録音」の3つです。ボイスメモはmacOS 15以降のAppleシリコン搭載Mac、メモの録音の文字起こしはmacOS 15以降のM1以降のMacが対象です。
Macの音声入力で録音済みの音声ファイルを文字起こしできますか。
Appleの説明では、音声入力はマイクから話した声をその場で入力する機能です。録音済みファイルを読み込む手順は案内されていません。ファイルを文字にするなら、アップロードできる文字起こしサービスを使います。
Macのボイスメモで文字起こしが表示されないのはなぜですか。
macOS 14以前か、IntelプロセッサのMacである可能性が高いです。ボイスメモの文字起こしはmacOS 15以降のAppleシリコン搭載Macが対象で、国や地域によっては使えません。Mac版のヘルプには対応言語の記載がないため、日本語は短い録音で試してください。
Macのメモで録音した会議は日本語で文字起こしされますか。
はい。Appleのヘルプでは、M1以降のMacでデバイスの言語が日本語に設定されている場合も文字起こしできると案内されています。macOS 15以降が必要です。
MacでZoomの録画を文字起こしするにはどうすればよいですか。
Zoomのローカルレコーディングで保存されたm4aや動画ファイルを、文字起こしサービスにアップロードします。Klangならブラウザからアップロードでき、フリープランでも文字起こしは無制限です。録画は参加者に伝えてから行います。
Macで話者を分けて文字起こしできますか。
Appleのヘルプには、ボイスメモやメモで話者を分ける機能の説明はありません。Klangでは話者の自動識別をプロプランで使えます。