Filmoraの文字起こしと自動字幕
Filmora(フィモーラ)で文字起こし・自動字幕を作る方法。AIクレジットの消費量とSRT書き出し
Filmoraの「自動字幕起こし」は日本語に対応していますが、Filmora 13以降は1分あたり4クレジットのAIクレジットを消費します。1時間の素材なら240クレジットです。メニューの場所、クレジットの入手方法ごとの1時間あたりの費用、SRTの書き出しと読み込みを、Wondershareの公式ガイドとストアの表示に沿って整理します。
更新日:執筆・運営:Klang AI AB
Filmoraの自動字幕起こしでよく聞かれること
Filmoraの自動字幕起こしは、音声を日本語の字幕にしてタイムラインに並べる機能です。使うたびにAIクレジットが減ることが、ほかの編集ソフトの字幕機能との大きな違いです。
| 知りたいこと | 答え | 補足 |
|---|---|---|
| 日本語に対応しているか | 対応している | 日本語を含む45の言語と方言に対応 |
| 無料で使えるか | AIクレジットを消費する | Filmora 13以降。公式ストアの比較表では、どのプランも「AIクレジットを消費する」と表示 |
| 何クレジット減るか | 1分あたり4クレジット | 翻訳付きの字幕は1分あたり5クレジット |
| SRTで書き出せるか | 書き出せる | タイムラインの字幕を右クリック→「字幕ファイルの書き出し」 |
| 精度 | 公式は「理想的な条件下で最大99%」 | 音声の質、背景の雑音、なまり、話し方で変わるとして、生成後の確認を勧めている |
Filmoraで日本語の自動字幕を作る手順(Windows版)
Windows版のFilmoraでは、自動字幕起こしを3つの場所から始められます。どこから始めても、言語を選んで実行する流れは同じです。手順はWondershareのWindows用ユーザーガイドに沿っています。
Mac版は、Windows版とメニューの位置が違う場合があります。ユーザーガイドは、自動字幕起こしのライセンスがWindows版とMac版で別であることにも触れています。
- 01
音声の言語に「日本語」を選ぶ
言語の設定が音声と合っていないと、正しく文字になりません。ガイドも、文字起こしする言語を選ぶ必要があると案内しています。
- 02
実行する前に消費量を見積もる
素材の長さに応じてAIクレジットが差し引かれます。30分の素材なら120クレジット、翻訳付きなら150クレジットです。
- 03
字幕を再生しながら直す
字幕がタイムラインに並んだら、人名、数字、専門用語を原音と照らして直します。
起動画面から
「新しいプロジェクト」の下にあるクイックツールで「キャプションを追加」をクリックし、動画か音声を読み込みます。
メニューバーの「ツール」から
タイムラインでクリップを選び、「ツール」>「オーディオ」>「自動字幕起こし」をクリックします。
メニューバーの「タイトル」から
「タイトル」>「AIキャプション」>「自動字幕起こし」をクリックします。
1時間の素材で何クレジット、いくらかかるか
Filmoraの自動字幕起こしは1分あたり4クレジットなので、1時間の素材で240クレジットを使います。クレジットの入手方法ごとに、字幕にできる時間と1時間あたりの費用を計算しました。
1時間あたりの費用は、パックの価格を、そのパックで字幕にできる時間で割った目安です。翻訳付きの字幕は1分あたり5クレジットなので、同じクレジットで字幕にできる時間は8割になります。価格はセールなどで変わるため、購入前に公式ストアで確かめてください。
週に1本、10分のVlogに字幕を付けるなら、月に使うのは約160クレジットで、アドバンス年間プランの毎月の付与分に収まります。毎週1時間のセミナーを字幕にするなら月に約960クレジットで、付与分のほとんどを字幕だけで使います。
| 入手方法 | 字幕にできる時間 | 1時間あたりの費用の目安 |
|---|---|---|
| アドバンス年間プラン(毎月1,000クレジット) | 毎月250分(約4時間10分) | 料金に含まれる。発行日から1か月有効 |
| 永続ライセンス(1,000クレジット) | 合計250分 | 料金に含まれる。購入時の分は無期限 |
| AIクレジット 1,500(1,580円・有効期間1年) | 375分(6時間15分) | 約253円 |
| AIクレジット 5,000(3,980円・有効期間1年) | 1,250分(約20時間50分) | 約191円 |
| AIクレジット 10,000(7,480円・有効期間1年) | 2,500分(約41時間40分) | 約180円 |
| 参考:Klangで文字起こし→SRTを読み込む | フリープランで無制限 | 0円。SRTをFilmoraに読み込む手間がかかる |
セミナー動画の切り抜きで見る、KlangのSRTをFilmoraで使う流れ
税理士の確定申告セミナーから3分を切り抜き、字幕を付ける例です。Filmoraの自動字幕起こしなら12クレジットの作業を、KlangのSRTで置き換えた場合の中身と、Filmoraでの扱いを示します。
- Klangで出力形式を「字幕」にして文字起こしし、原音で直してから「ダウンロード」アイコンの「SRT字幕」で書き出します。
- FilmoraのユーザーガイドどおりにSRTをメディアエリアからインポートし、タイムラインに置きます。
- 字幕全体が数秒ずれているときは、読み込む前にSRTの時刻をまとめてずらしておきます。
3分のクリップ。Klangの「字幕」モードで文字起こしし、原音で直してから「SRT字幕」で書き出したもの
100:00:00,500 --> 00:00:04,000レシートは月ごとに封筒へ1行最大7字・3.5秒・毎秒3.4字
Filmoraの自動字幕起こしでこの3分を字幕にすると、12クレジット(1分あたり4)です。Klangなら、フリープランの範囲で文字起こしできます。
200:00:04,300 --> 00:00:08,300三月にまとめると必ず漏れが出ます1行最大8字・4.0秒・毎秒4.0字
SRTはFilmoraのメディアエリアにインポートしてから、タイムラインに置きます。字幕の先頭を動画の先頭にそろえると、話し始めと合います。
300:00:08,800 --> 00:00:12,800交通費のメモも一緒に入れておく1行最大8字・4.0秒・毎秒3.8字
どの字幕も1行13字・毎秒4字(Netflixの日本語字幕ガイドの目安)以内です。Filmoraで直した字幕は、右クリック→「字幕ファイルの書き出し」でSRTに戻せます。
Filmoraの自動字幕起こしか、KlangのSRTを読み込むか
Filmoraの中で字幕まで終わらせるか、文字起こしだけKlangで行うかは、毎月字幕にする時間と、翻訳が要るかどうかで決まります。
| 場面 | Filmoraの自動字幕起こし | KlangのSRTを読み込む |
|---|---|---|
| 数分のショート動画やVlog | 向いている。字幕がそのままタイムラインに並ぶ | 手間が増える。ファイルの往復が必要 |
| 1時間を超えるセミナーやインタビューを毎月何本も | 1時間ごとに240クレジットを使う | 向いている。フリープランは文字起こし無制限 |
| 字幕を別の言語に翻訳する | 向いている。翻訳付きの字幕は1分あたり5クレジット | 向かない。Klangには翻訳機能がない |
| 字幕にしない部分も、発言を探す・要点をまとめる | 字幕の編集が中心 | 向いている。全文検索、AI要約、AIチャット |
| 話者ごとに分ける | 公式ページに話者を分ける機能の記載はない | 話者の自動識別はプロプランの機能 |
毎月の字幕が多いなら、文字起こしはKlangで
Klangは、長いセミナーやインタビューを文字起こしして、SRTの字幕ファイルとして書き出すサービスです。クレジットの残りを気にせず使え、Filmoraには書き出したSRTを読み込みます。Filmoraのプラグインではないため、字幕の装飾や焼き込みはFilmoraで行います。
- フリープランで文字起こし無制限、1ファイル10GBまで
- 「字幕」モードで時刻付きに文字起こしし、「SRT字幕」で書き出し
- 字幕にしない部分も、AI要約・チャットで内容を確かめられる
よくある質問
Filmoraの自動字幕起こしは無料で使えますか。
AIクレジットを消費します。Filmora 13以降の自動字幕起こしは、字幕だけなら1分あたり4クレジット、翻訳付きなら5クレジットです。クレジットは、アドバンス年間プラン(毎月1,000クレジット)、永続ライセンス(1,000クレジット)、別売りのAIクレジットで手に入ります。
Filmoraの文字起こしは日本語に対応していますか。
対応しています。Wondershareの公式ページでは、自動文字起こしが日本語を含む45の言語と方言に対応すると案内しています。実行前に、言語の設定で「日本語」を選んでください。
1時間の動画に字幕を付けると何クレジット使いますか。
字幕だけなら240クレジット、翻訳付きなら300クレジットです。アドバンス年間プランで毎月付与される1,000クレジットでは、字幕だけで250分までになります。
Filmoraの字幕をSRTで書き出すにはどうすればよいですか。
タイムラインの字幕を右クリックして「字幕ファイルの書き出し」を選びます。別のサービスで作ったSRTは、メディアエリアからインポートしてタイムラインに置きます。