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ICレコーダーとボイスレコーダー

ICレコーダーとは? ボイスレコーダーとの違い。会議用に選ぶならどれか

ICレコーダー(アイシーレコーダー)は、半導体のメモリーに音声を録音する専用の録音機です。ボイスレコーダーとの間に、技術的な決まりとしての違いはありません。ソニーやOM SYSTEMなど国内メーカーは専用の録音機を「ICレコーダー」と呼び、「ボイスレコーダー」は一般的な呼び名やスマホアプリの名前として使われています。会議用に比べるべきなのは名前ではなく、専用機、スマホ、AIボイスレコーダー、Web会議の会議アシスタントのどれを使うかです。人数、録音時間、保存形式、文字起こしまでの手間から整理します。

録音を無料で文字起こしするフリープランは文字起こし無制限・月額¥0・クレジットカード不要。

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ICレコーダーとボイスレコーダーは、機能や性能で分かれた言葉ではありません。国内メーカーが専用の録音機を売るときのカテゴリー名が「ICレコーダー」で、「ボイスレコーダー」は録音機全般を指す一般的な言葉です。

ICレコーダーの「IC」は集積回路(Integrated Circuit)のことで、テープではなく半導体のメモリーに録音することから来た呼び名です。パナソニックもRRシリーズを「ICレコーダー」として出してきました。現行の製品展開は、各社の公式サイトで確認してください。

検索で「ボイスレコーダー」と「ICレコーダー」の結果が混ざるのは、同じ種類の機器を別の言葉で呼んでいるためです。名前で迷う必要はなく、会議で何を録り、録音をどう使うかで選びます。

録音機の呼び方と、実際に使われている場面(2026年10月11日時点の各社公式サイト)
呼び方主に使われる場面例
ICレコーダー国内メーカーが専用の録音機を売るときの製品カテゴリーソニーの「ICレコーダー/集音器」、OM SYSTEMの「ICレコーダー Voice-Trek」シリーズ
ボイスレコーダー録音機全般を指す一般的な呼び名。スマホの録音アプリの名前SamsungのGalaxyに入っている「ボイスレコーダー」アプリ
リニアPCMレコーダー非圧縮の高音質録音を前面に出した専用機のカテゴリーソニーのPCM-A10、OM SYSTEMの「リニアPCMレコーダー」
ボイスメモiPhone・iPad・Macに標準で入っている録音アプリの名前Appleの「ボイスメモ」
AIボイスレコーダー録音した音声をアプリやクラウドで文字起こし・要約する録音機PLAUDなど。料金と比較はAIボイスレコーダーのガイドで扱います

会議を録音する手段は、ICレコーダー(専用機)、スマホの録音アプリ、AIボイスレコーダー、Web会議の会議アシスタントの4つに分けられます。対面の会議か、Zoom・Teams・Google Meetの会議かで、向く手段が変わります。

どの手段でも、会議を録音するときは事前に参加者へ録音することと目的を伝え、了承を得てから始めます。社内に録音の規程がある場合は、それに従います。

  • ICレコーダー(専用機)

    録音だけに使う機器です。スマホの通知や着信に邪魔されず、長い会議でも本体だけで録れます。録音はUSBケーブルやmicroSDカードでパソコンに移し、別のサービスで文字起こしします。

  • スマホの録音アプリ

    iPhoneのボイスメモ、Galaxyのボイスレコーダー、Pixelのレコーダーなど、手元の端末ですぐ録れます。追加の出費がない反面、通知音、電池、保存容量、社内での端末の持ち込みルールに注意が要ります。

  • AIボイスレコーダー

    録音機とアプリがセットになり、録音を文字起こし・要約まで進める製品です。本体価格とは別に、文字起こしの月額料金や処理時間の上限がある製品が多いため、総額で比べます。

  • 会議アシスタント(Web会議)

    Zoom・Teams・Google Meetの会議に参加して録音し、文字起こしまで進めます。録音機を机に置かないので、オンラインの参加者の声も漏れなく残ります。参加者の一覧に表示されるため、録音していることが分かります。

会議用の録音機は、会議の人数と部屋の広さ、録音時間とバッテリー、保存形式、パソコンへの取り出し方、マイクの指向性、文字起こしまでの手間の6点で選びます。表の右側は、その項目を重視するときに向く機器の種類です。

カタログの数字は機種ごとに違います。この表では具体的な機種名や価格を挙げず、選ぶときに確かめる点だけをまとめています。最後は、実際の会議室で5分ほど試し録りし、パソコンで再生して決めるのが確実です。

会議用の録音機を選ぶときの確認項目(特定の機種の性能ではなく、機器の種類ごとの一般的な傾向)
確認すること確かめ方重視するなら向く機器
会議の人数・部屋の広さ一番遠い席の声が聞き取れるか、本番と同じ部屋で試し録りする少人数ならスマホでも足りる。6人以上や広い会議室は、マイク性能を選べるICレコーダーか会議用マイク
録音時間とバッテリーカタログの連続録音時間が、最長の会議に余裕を足した時間を上回るか。電池の種類と充電方法長時間の会議や1日の研修は、録音専用で電池を管理しやすいICレコーダー
保存形式(MP3・WAV・リニアPCM)MP3で録れるか、WAV(リニアPCM)だけか。録音モードごとの容量会議の文字起こしが目的ならMP3で録れる機器。編集や保存用の高音質が要るならリニアPCMレコーダー
パソコンへの取り出し(USB・microSD)USBでつなぐとパソコンにドライブとして表示されるか、microSDカードを抜いて読めるかファイルを直接扱いたいならICレコーダー。スマホは共有メニューから送る。AIボイスレコーダーは専用アプリ経由の製品がある
マイクの指向性話者が自分の正面にいるのか、机を囲んでいるのか。指向性を切り替えられるか囲む会議は全方向から録れる設定の機器を机の中央に。1対1の面談や取材は相手に向けられる機器
文字起こしまでの手間録音からテキストになるまで何回操作するか。対応する形式と文字起こしの料金すぐ文字にしたいならAIボイスレコーダーかスマホの文字起こし機能。Web会議なら会議アシスタント

会議の形が決まっていれば、選ぶ機器はほぼ決まります。対面の会議はICレコーダーかスマホ、Zoom・Teams・Google Meetの会議は会議アシスタントか会議ツールの録画が基本です。

会議の状況と、向いている録音手段
状況向いている手段理由と注意点
社内の定例会議(会議室・6〜10人)ICレコーダーを机の中央に置く遠い席の声を拾えるか試し録りする。毎回同じ機器で録るとファイルの扱いもそろう
1対1の面談・取材・ヒアリングスマホの録音アプリ、またはICレコーダー話者との距離が近いのでスマホでも十分なことが多い。機内モードなどで通知音を止める
半日以上の研修・セミナーICレコーダー+予備の電池スマホは電池と容量が先に尽きやすい。休憩ごとに録音を区切ると後の確認が楽になる
外出先での急な打ち合わせスマホの録音アプリ持っている端末ですぐ録れる。あとでファイルをパソコンやクラウドに移す
録ったらすぐ要約まで欲しいAIボイスレコーダー、またはスマホ+文字起こしサービスAIボイスレコーダーは月額料金と処理時間の上限を確認する
Zoom・Teams・Google Meetの会議会議アシスタント、または会議ツールの録画机の録音機では、イヤホンで聞いている相手の声が入らない
会議室とオンラインが混ざるハイブリッド会議会議アシスタント(会議室側は会議用マイクで会議に参加)会議室の声も会議ツールに乗るので、1本の録音にまとまる
会議の文字起こし以外に、音楽や講演の高音質も録りたいリニアPCMレコーダーWAVで録るとファイルが大きくなる。会議だけならMP3で十分

ICレコーダーやボイスレコーダーの保存形式は、圧縮したMP3と、非圧縮のWAV(リニアPCM)が中心です。会議を文字起こしするだけなら、MP3で十分です。WAVは音質を保てる反面、ファイルが大きくなります。

リニアPCMは、音を圧縮せずにそのまま数値で記録する方式で、WAVファイルの中身として使われることが一般的です。容量の計算は「ビットレート×時間÷8」です。実際のファイルは機器によって少し前後します。

スマホのボイスメモなどはAACのm4aで保存されることが多く、これも会議の文字起こしには十分な形式です。

1時間あたりの容量の目安(ビットレートからの計算値)
形式・設定1時間あたり会議での使いどころ
MP3 128kbps約58MB会議の録音と文字起こしに十分
MP3 192kbps約86MB少し余裕を持たせたいとき
WAV(リニアPCM)16ビット・44.1kHz・ステレオ約635MB編集やノイズ除去の元素材
WAV(リニアPCM)24ビット・96kHz・ステレオ約2.1GB音楽や高音質の保存用。会議には過剰

iPhoneのボイスメモ、Galaxyのボイスレコーダー、Pixelのレコーダーには、端末の中で文字起こしできる機能があります。1対1の面談や短い打ち合わせなら、専用機を買わずにスマホで足りることがあります。

スマホで会議を録るときは、通知音や着信で録音が乱れないように機内モードやおやすみモードを使い、録音中に端末を触らないようにします。電池と空き容量も事前に確認します。

スマホの録音アプリと文字起こし機能(2026年10月11日時点の各社公式ヘルプ)
アプリ文字起こしの条件注意すること
iPhoneの「ボイスメモ」iOS 18以降、iPhone 12以降。日本語に対応一部の国や地域では使えない。録音後は「文字起こしを表示」「文字起こしをコピー」で確認する
Galaxyの「ボイスレコーダー」「文字起こしアシスト」はGalaxy AI対応機種のみ。日本語に対応録音モード「インタビュー」では文字起こしできないため「標準」で録る
Pixelの「レコーダー」Pixel向けのアプリ。対応機種と言語はGoogleの公式ヘルプで確認文字起こしの言語の設定は、Pixelのレコーダーのヘルプで確認してください

会議の録音の失敗は、機器の名前や価格よりも、置き場所と事前の確認で起きます。どの録音機を選んでも、次の点を確認すると防げます。

症状と対策
症状原因として多いもの対策
遠い席の声が小さい録音機が話者の一部に寄っている机の中央に置き、事前に一番遠い席で話して試す
途中で録音が止まっていた電池切れ、保存容量の不足会議の前に電池と空き容量を確認し、長い会議は予備の電池を用意する
ファイルが大きすぎて扱いにくいWAV(リニアPCM)の高音質モードで録った会議はMP3の録音モードにする
パソコンにつないでもファイルが見えない充電専用のUSBケーブル、機器側の接続設定データ通信に対応したケーブルを使う。microSDカードがあれば直接読む
紙をめくる音や空調の音が大きい録音機の真下に資料、吹き出し口の近くハンカチなど柔らかいものの上に置き、空調から離す
オンライン参加者の声が入っていない会議室の録音機はスピーカーの音しか拾えないWeb会議の部分は会議アシスタントか会議ツールの録画で残す

ICレコーダーのMP3やWAV、スマホのm4aなど、どの機器で録ったファイルでもKlangにアップロードすれば文字起こしできます。Klangのフリープランでは文字起こしが無制限で、1ファイル10GBまでアップロードできます。

ICレコーダーで録った会議は、本体から取り出したMP3やWAVをそのままアップロードすれば、変換も分割もせずに文字にできます。録音は残るため、気になる箇所は元の音声を再生して確かめられます。

ICレコーダーからファイルを取り出す手順や、録音の状態と文字起こしの精度の関係は、ボイスレコーダーの文字起こしのガイドで詳しく説明しています。

  1. 01

    録音をパソコンかスマホに移す

    ICレコーダーはUSBケーブルかmicroSDカードで、スマホは共有メニューからファイルを取り出します。

  2. 02

    Klangにアップロードする

    ブラウザでKlangを開き、ファイルを選んでアップロードします。MP3・WAV・m4aなどの音声ファイルと、動画ファイルを扱えます。

  3. 03

    文字起こしと要約を確かめる

    文字起こしが終わったら、AIの要約や決定事項を確かめ、気になる箇所は元の音声を再生して照合します。

  4. 04

    書き出す

    Word・Excel・TXT・SRTなどの形式で書き出し、議事録に使います。

Klangは、ICレコーダーやスマホで録った音声ファイルのアップロードにも、Zoom・Teams・Google Meetの会議アシスタントにも対応しています。録音した音声は残るので、文字起こしを元の発言と照らし合わせられます。

  • MP3・WAV・m4aなどを1ファイル10GBまでアップロード
  • フリープランでも文字起こしは無制限
  • AI要約と、Word・Excel・SRTなどへの書き出し
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ボイスレコーダーとICレコーダーは何が違うのですか。

技術的な決まりとしての違いはなく、呼び方の違いです。ソニーやOM SYSTEMなどの国内メーカーは専用の録音機を「ICレコーダー」というカテゴリーで販売し、「ボイスレコーダー」は録音機全般の一般的な呼び名やスマホアプリの名前として使われています。

ICレコーダー(アイシーレコーダー)とは何ですか。

音声をテープではなく半導体のメモリーにデジタルで記録する録音機です。読み方は「アイシーレコーダー」です。国内メーカーは、録音専用の機器をこの名前の製品カテゴリーで販売しています。

ICレコーダーの「IC」とは何の略ですか。

IC(Integrated Circuit)、日本語で集積回路の略です。録音を記録する半導体のメモリーを指していて、テープに録音していたテープレコーダーと区別するための呼び名です。

ボイスレコーダーとは何ですか。

声を録音する機器やアプリの一般的な呼び名です。専用の録音機のほか、Galaxyの「ボイスレコーダー」のようにスマホの録音アプリの名前にも使われます。専用機を指す場合は、ICレコーダーとほぼ同じ意味です。

会議用のボイスレコーダーはどう選べばよいですか。

会議の人数と部屋の広さ、録音時間とバッテリー、保存形式、パソコンへの取り出し方、マイクの指向性、文字起こしまでの手間の6点で選びます。最後は本番と同じ会議室で試し録りし、一番遠い席の声が聞き取れるかで判断します。

会議の録音はスマホで足りますか、それとも専用のICレコーダーが必要ですか。

1対1の面談や少人数の短い打ち合わせなら、スマホで足りることが多いです。広い会議室で6人以上が話す会議や半日以上の研修は、マイクと電池を管理しやすいICレコーダーのほうが安心です。

会議の録音はMP3とWAVのどちらで録ればよいですか。

文字起こしが目的ならMP3で十分です。128kbpsなら1時間で約58MBに収まります。WAV(リニアPCM)は音質を保てる反面、16ビット・44.1kHz・ステレオで1時間約635MBと大きくなるため、編集や保存用に向きます。

Zoomの会議をICレコーダーで録音できますか。

パソコンのスピーカーから流れる音を机の上で録ることはできますが、イヤホンで聞いている相手の声は入らず、音質も落ちます。Zoom・Teams・Google Meetの会議は、会議ツールの録画機能か、会議に参加して録音する会議アシスタントで残すのが確実です。

ICレコーダーで録った音声を無料で文字起こしできますか。

できます。Klangのフリープランでは文字起こしが無制限で、MP3・WAV・m4aなどのファイルを1ファイル10GBまでアップロードできます。録音機の種類に関係なく、ファイルを取り出せれば文字起こしできます。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。