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OneNoteの文字起こし

OneNoteで文字起こしする方法。「トランスクリプト」の条件と月300分の上限

OneNoteの「トランスクリプト」は、録音や音声ファイルを話者ごとに分けて文字にする機能です。使えるのはWindows版のOneNote for Microsoft 365だけで、アップロードした音声の文字起こしは月300分までです。録音とアップロードの手順、ページへの貼り付け、使えないときの確認、月300分で足りない場合の選択肢を、Microsoftの公式サポートに沿って整理します。

録音を無料で文字起こしフリープランは文字起こし無制限・月額¥0・クレジットカード不要。

更新日:執筆・運営:

OneNoteで文字起こしできないときは、まず次の条件を確認します。2026年10月15日にMicrosoftの公式サポートで確認した内容です。

文字起こしはクラウドで処理されます。Microsoftのサポートは、音声ファイルはMicrosoftに送られ、このサービスを提供するためだけに使われると案内しています。録音したファイルとアップロードしたファイルは自分のOneDriveに保存され、そこで削除できます。

OneNoteのトランスクリプトの条件(2026年10月15日時点のMicrosoft公式サポート)
項目公式サポートでの内容
使えるアプリWindows版のOneNote for Microsoft 365のみ
バージョントランスクリプトとインクの組み合わせは、バージョン2211(ビルド16.0.15819.20000)以降
必要な契約Microsoft 365のサブスクリプション。GCC・GCC-H・DoDのお客様は対象外
月の上限アップロードした音声は月300分まで。Microsoft Copilotのライセンスがあれば月30,000分まで
日本語対応(80以上のロケールの1つ)
アップロードできる形式.wav、.mp4、.m4a、.mp3
話者の区別「Speaker 1」「Speaker 2」のように自動で分け、名前に変更できる
音声の保存先OneDriveの「トランスクリプトされたファイル」(Transcribed Files)フォルダー

OneNoteで直接録音すると、録音中に書いたメモや手書きが音声と一緒に記録されます。文字起こしは録音中に裏で進み、保存した後にまとめて表示されます。

オンライン会議を録音する場合、Microsoftはヘッドセットを使わないよう案内しています。ヘッドセットでは相手の声がパソコンのスピーカーから出ないため、マイクに入りません。マイク入力の設定が前回のヘッドセットのままになっていないかも確認します。

  1. 01

    「トランスクリプト」を開く

    Microsoft 365にサインインした最新版のOneNoteで、「ホーム」タブの「…その他のコマンド」から「トランスクリプト」を選びます。

  2. 02

    「録音の開始」を選ぶ

    「トランスクリプト」ウィンドウで「録音の開始」を選びます。初めてのときは、OneNoteにマイクの使用を許可します。

  3. 03

    話す、またはメモを取る

    マイクのボタンが紫色で囲まれ、時刻が進み始めたら録音中です。録音中もページに手書きでメモを書けます。マイクのボタンで一時停止と再開ができます。

  4. 04

    「保存してトランスクリプトを作成する」を選ぶ

    録音がOneDriveに保存され、文字起こしが始まります。終わるまで「トランスクリプト」ウィンドウは開いたままにします。

ICレコーダーやスマホで録った音声は、「トランスクリプト」ウィンドウからアップロードします。インターネットの速度によっては、処理に最大で音声の長さほどの時間がかかります。

  1. 01

    「トランスクリプト」ウィンドウを開く

    「ホーム」タブの「トランスクリプト」から「トランスクリプト」を選びます。

  2. 02

    「オーディオのアップロード」を選ぶ

    ファイルの選択画面で、.wav、.mp4、.m4a、.mp3のいずれかを選びます。

  3. 03

    処理が終わるまで待つ

    文字起こしの間は「トランスクリプト」ウィンドウを開いたままにします。

文字起こしは「トランスクリプト」ウィンドウに表示され、そのままではページに入りません。必要な部分か全文を、自分でページに追加します。

  • 話者名を変える:直したい区間にマウスを合わせて「トランスクリプト セクションを編集」を選びます。「すべてのスピーカーを変更」を選ぶと、同じラベルがすべて置き換わります。最後に「確認」で保存します。
  • 聞き直す:区間の時刻を選ぶと、その部分の音声が再生されます。再生速度は2倍まで上げられます。
  • ページに追加する:一部なら区間の「ページにセクションを追加」、全文なら「すべてをページに追加」を選びます。
  • 1ページに保存できる文字起こしは1つだけです。「新しいトランスクリプト」を選ぶと今の文字起こしは削除されますが、ページに追加した部分は残ります。
  • 共有する:ページを共有すると、相手も「トランスクリプト」ウィンドウを開けます。ただし初期設定では音声は再生できないため、聞かせたい場合はOneDriveの録音ファイルも共有します。

OneNoteで文字起こしできない原因の多くは、使っているOneNoteの種類とアカウントです。Microsoftの公式サポートに記載のある原因を表にまとめます。

症状と確認すること(Microsoft公式サポートに記載のある内容のみ)
症状考えられる原因確認・対処
「トランスクリプト」のボタンがない有効なMicrosoft 365のサブスクリプションでサインインしていない右上のアカウントを確認し、契約のあるアカウントでサインインし直す
Macやスマホのアプリに出てこないトランスクリプトはWindows版のOneNote for Microsoft 365だけの機能Windowsのパソコンで開くか、別の方法で文字起こしする
「アカウントを切り替えてこのノートブックでトランスクリプトを作成する」と出る今のアカウントにノートブックの編集権限がない右上のプロフィールから、編集権限のあるアカウントに切り替える
アップロードした音声が処理されない月300分の上限に達した、形式が対象外、または接続が切れている形式(.wav・.mp4・.m4a・.mp3)と接続を確認する。上限に達したら翌月の枠を待つか、別の方法を使う
相手の声が入っていないヘッドセットを使っている、またはマイク入力の選択が違うWindowsのサウンド設定でマイクを確認し、オンライン会議ではヘッドセットを外す

OneNoteのトランスクリプトは、授業や打ち合わせのメモを手書きと一緒に残すのに向いています。会議が多い人、Macやスマホで作業する人、要約まで欲しい人は、文字起こしをKlangに分けると条件に縛られません。

Klangで文字起こしした結果をOneNoteに残したい場合は、WordかTXTで書き出してOneNoteのページに貼り付けます。KlangとOneNoteの直接の連携はありません。

会議の頻度で考えると、週1回1時間の会議は月約260分で、OneNoteの300分に収まります。週2回になると月約520分で、上限を超えます。

場面ごとの向き不向き(2026年10月15日時点)
場面OneNoteのトランスクリプトKlang
講義や打ち合わせを手書きメモと一緒に残す向いている。手書きが録音と同期して再生される手書きとの同期はない。メモはAI要約とチャットで補う
1時間の会議が週に2回以上あるアップロードした音声は月300分(1時間なら5回分)まで向いている。フリープランで文字起こしは無制限
Zoom・Teams・Google Meetの会議パソコンのマイクで録音する。ヘッドセットは使わない向いている。会議アシスタントが会議に参加して記録する
Mac・iPhone・Androidで使う使えない(Windows版のみ)向いている。ブラウザとiPhone・Androidアプリで使える
長い録音ファイル月300分の枠の中で処理する1ファイル10GBまでアップロードできる
話者を分ける向いている。Microsoft 365の契約で「Speaker 1」などに分かれる話者の自動識別はプロプラン(月額¥1,180、税込)の機能
要約・決定事項・タスクの整理トランスクリプトの公式サポートに要約の記載はない向いている。AI要約で決定事項とタスクを整理し、チャットで質問できる

Klangは、会議に参加して記録する会議アシスタント、ブラウザやスマホでの録音、録音ファイルのアップロードに対応した文字起こしサービスです。WindowsでもMacでも、OneNoteの契約や月の上限を気にせず使えます。

  • フリープランでも文字起こしは無制限。1ファイル10GBまでアップロード
  • Zoom・Teams・Google Meetに会議アシスタントが参加して記録
  • AI要約で決定事項とタスクを整理し、Word・TXTで書き出し
無料で試す
OneNoteで音声を文字起こしできますか。

できます。Windows版のOneNote for Microsoft 365で、「ホーム」タブの「トランスクリプト」から録音するか、音声ファイルをアップロードします。Microsoft 365のサブスクリプションとインターネット接続が必要です。

OneNoteの文字起こしに上限はありますか。

あります。Microsoftのサポートによると、Microsoft 365のサブスクリプションではアップロードした音声を月300分まで文字起こしできます。Microsoft Copilotのライセンスがある場合は月30,000分までです。

Mac版やiPhone版のOneNoteで文字起こしはできますか。

できません。Microsoftのサポートは、OneNoteのトランスクリプトをWindows版のOneNote for Microsoft 365だけの機能と案内しています。Macでは標準のボイスメモやメモの文字起こし、または文字起こしサービスを使います。

OneNoteのトランスクリプトは日本語に対応していますか。

対応しています。トランスクリプトは80以上のロケールで使え、日本語(日本)も含まれます。

OneNoteの「トランスクリプト」ボタンが表示されないのはなぜですか。

有効なMicrosoft 365のサブスクリプションでサインインしていない可能性があります。Windows版のOneNote for Microsoft 365を最新版にし、契約のあるアカウントでサインインしているか確認してください。

OneNoteの文字起こしをWordに移せますか。

「すべてをページに追加」で全文をOneNoteのページに貼れば、通常のテキストとしてコピーできます。Wordで最初から文書にしたい場合は、Wordのトランスクリプトで同じ録音を文字起こしする方法もあります。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。