書き換え前(曜日順の作業記録)
何をしたかは分かりますが、順調なのか、上司が何をすればよいのかが分かりません。
今週は月曜に定例、火曜と水曜はA社とB社の打ち合わせ、木曜は資料作成、金曜は社内MTGでした。 A社は前向きな感じでした。B社はもう少しかかりそうです。 資料作成に思ったより時間がかかりました。 来週も引き続き頑張ります。
週報・月報の書き方
週報は「今週のまとめ→予定に対する進捗→数字→課題・相談→来週の予定」の順に書きます。冒頭の3行で順調かどうかを示し、上司に相談したいことを期限つきで書くのが、読まれる週報の条件です。営業・開発・事務の例文、コピーできるテンプレート、月報との違い、会議の要約から週報の材料を集める方法を紹介します。
公開日:更新日:執筆・運営:Klang AI AB
週報の目的は、上司が1週間に1回、部下の仕事が予定どおりか、手を貸すべきことがあるかを判断することです。書く側にとっては、1週間を振り返り、来週の優先順位を決める機会にもなります。
週報・週間レポート・週次報告は、会社によって呼び方が違うだけで、中身はほぼ同じです。社内で書式が決まっていればそれに従い、決まっていなければこのページの6項目で書けば、どの呼び方の週報にも使えます。
週報が「意味がない」と感じられるのは、読む人が反応しないときです。書く側は相談したいことを1つ以上書き、読む側はその欄にだけでも返信すると、週報が毎週の短い1on1の代わりになります。
| 日報 | 週報 | 月報 | |
|---|---|---|---|
| 期間 | 1日 | 1週間 | 1か月 |
| 主な読み手 | 直属の上司 | 直属の上司・チーム | 部門長・経営層・他部署 |
| 目的 | その日のうちに対応が必要なことを見つける | 予定どおりか、助けが必要かを判断する | 成果と推移を確かめ、来月の重点を決める |
| 中心の内容 | やったことと結果、明日の予定 | 進捗・数字・相談・来週の予定 | 達成率・推移・原因・重点 |
上司は部下全員の週報を短い時間で読みます。読む人が知りたい順に並べると、毎週の週報が判断材料として使われるようになります。
一番大事なのは「課題・相談したいこと」です。ここが毎週空欄なら、週報は報告ではなく作業記録になっています。小さなことでも、判断を仰ぎたいこと、手伝ってほしいことを書くと、週報が上司とのやり取りの起点になります。
日報を書いている職場では、日報を5日分並べ直すのではなく、1週間で「変わったこと」だけを拾います。日報の書き方とテンプレートは別のページで紹介しています。
| 順番 | 項目 | 上司が確認すること |
|---|---|---|
| 1 | 今週のまとめ | 全体として順調か、問題があるか |
| 2 | 進捗(予定に対して) | 遅れているものはどれか、理由は何か |
| 3 | 数字 | 目標や先週と比べてどうか |
| 4 | 課題・相談したいこと | 自分が手を出すべきことがあるか |
| 5 | 来週の予定 | 優先順位が合っているか |
| 6 | 共有(気づき・顧客の声) | チームや他部署に伝えるべき情報があるか |
よくあるのは、1週間の予定を曜日順に並べた週報です。同じ内容を、結論・数字・相談が分かる形に書き換えます。
何をしたかは分かりますが、順調なのか、上司が何をすればよいのかが分かりません。
今週は月曜に定例、火曜と水曜はA社とB社の打ち合わせ、木曜は資料作成、金曜は社内MTGでした。 A社は前向きな感じでした。B社はもう少しかかりそうです。 資料作成に思ったより時間がかかりました。 来週も引き続き頑張ります。
「前向きな感じ」を次の予定日に、「頑張ります」を具体的な予定と相談に置き換えています。
【今週のまとめ】 ・A社:見積り提出済み。10月15日に回答予定 ・B社:先方の予算確定待ちで、11月にずれ込む見込み 【数字】 ・商談:4件(目標5件)/新規見積り:1件(120万円) 【課題・相談】 ・B社の予算確定が遅れています。部長から先方部長へのご挨拶をお願いできますか(10月17日まで) 【来週】 ・A社回答を受けて契約書案を準備(10月16日) ・C社 初回訪問(10月14日)
構成は同じでも、職種によって「数字」と「課題」に書く中身が変わります。営業・開発・事務(バックオフィス)の例文を紹介します。例はすべて架空です。
総務・経理などのバックオフィスでは、成果を件数で表しにくい業務も多くあります。その場合は「締め日までの残り件数」「問い合わせの多かった内容」「来週に集中する手続き」のように、来週の負荷と他部署への影響が分かる情報を数字の欄に書きます。
商談数・受注・提案中の金額を毎週同じ指標で書くと、推移が見えます。
【今週のまとめ】 ・新規商談3件、うち2件が次回提案へ進行 ・既存顧客D社から追加発注(月額+8万円) 【数字】 ・商談:7件(目標6件)/受注:1件/提案中:5件(合計640万円) 【課題】 ・E社で競合の値引き提示あり。価格以外の比較資料が必要 【来週】 ・E社向け比較資料を作成(10月15日)
遅れは理由と影響を書き、上司に選んでほしい選択肢と判断の期限を添えます。
【今週のまとめ】 ・検索機能の改修:予定どおり完了、10月14日リリース予定 ・通知機能:設計レビューで仕様変更あり、2日遅れ 【数字】 ・対応チケット:12件(完了9件) 【課題・相談】 ・通知機能の仕様変更で、10月末の期限に間に合わない可能性があります。範囲を絞るか期限を延ばすか、10月13日の定例でご判断ください 【来週】 ・通知機能の実装(〜10月17日)
件数で表しにくい業務は、締め日までの残り件数や、増えている問い合わせを数字の欄に書きます。
【今週のまとめ】 ・9月分の経費精算:締め日までに提出 186件中171件を処理 ・入社手続き(10月1日入社 4名):書類回収完了 【数字】 ・未処理の経費精算:15件(うち差し戻し中 6件) ・社内問い合わせ:58件(先週 41件、年末調整の質問が増加) 【課題・相談】 ・差し戻し6件のうち4件が営業部です。部長会で、領収書の添付ルールを再周知していただけますか(10月15日の部長会) 【来週】 ・経費精算の残り15件を処理(〜10月14日) ・年末調整の案内文を作成し、人事課の確認へ(10月16日)
メールやチャット、社内のフォームにそのまま貼り付けて使えるテンプレートです。項目の順番は変えずに使うと、読む人が毎週同じ場所を見られます。
WordやExcelのファイルで提出する職場では、日報・週報のテンプレートファイルを使ってください。箇条書きの文末や並べ方をそろえるコツは、箇条書きの書き方のページにまとめています。
各項目は2〜3行までが目安です。書くことがない項目は「特になし」と書き、空欄にしません。
件名:【週報】〇〇 10月6日〜10月10日 1. 今週のまとめ(3行以内) ・ ・ 2. 進捗(予定に対して) ・〇〇:完了/遅れ(理由: ) ・〇〇:進行中(〇%) 3. 数字 ・〇〇:〇件(目標〇件、先週〇件) 4. 課題・相談したいこと ・〇〇(相談相手:〇〇さん/いつまでに:〇日) 5. 来週の予定 ・〇〇(〆切:〇日) 6. 共有(気づき・顧客の声など) ・
月報は、週報を4回分つなげたものではありません。週報が「来週どうするか」の報告なら、月報は「この1か月で何が変わったか、来月何に集中するか」の報告です。
月報を書くときは、その月の週報を読み返し、「課題・相談」に何度も出てきたことを拾います。繰り返し出ている課題は、月報で原因と対策をまとめて報告する価値があります。
| 週報 | 月報 | |
|---|---|---|
| 主な読み手 | 直属の上司・チーム | 部門長・経営層・他部署 |
| 中心になる内容 | 進捗と相談 | 成果・推移・原因・来月の重点 |
| 数字 | 今週と先週 | 月ごとの推移、目標に対する達成率 |
| 分量 | スクロール1〜2回 | A4で1〜2枚 |
来月の重点は3つまでに絞ります。多すぎると、何が重要なのか伝わりません。
【〇月の月報】〇〇部 〇〇 1. 今月の結論 目標〇〇に対し、結果〇〇(達成率〇%) 2. 主な成果 ・ 3. 数字の推移 ・〇〇:〇月 〇件 → 〇月 〇件 4. うまくいかなかったことと原因 ・ 5. 来月の重点(3つまで) ・ 6. 上長・他部署へのお願い ・
週報を書くのに時間がかかるのは、1週間の出来事を思い出すところです。会議や商談の多い人ほど、記録から材料を拾うほうが速く、抜けも減ります。
定例会議の記録を毎週同じフォルダに入れておくと、スケジュール分析の対象にしやすくなります。チームの定例そのものの進め方は、定例会議のページで紹介しています。
Klangで会議を録音すると、終わるたびに文字起こしとAI要約ができます。決定事項とタスクが会議ごとに残ります。
AIチャットに「今週の会議で決まったことと、自分の担当になったタスクを案件ごとにまとめて」と頼むと、週報の進捗と来週の予定の下書きになります。
スケジュール分析は、指定したフォルダの会議を、毎日・毎週・毎月の決めた時刻に横断して読み、結果をSlackやメールなどに届けます。プロプラン以上の機能です。
目標に対する数字や、上司に相談したいことは、自分の判断で書き足します。AIのまとめは、思い出すための材料として使います。
書き終えたら、次の6点を確認してから送ります。
Klangは会議を録音して文字起こしし、決定事項とタスクを含むAI要約を作ります。チャットで1週間分の会議を振り返れば、週報の進捗と来週の予定の下書きになります。
週報とは、1週間の業務の進捗・成果・課題・翌週の予定を、上司やチームに共有する報告です。上司が、部下の仕事が予定どおりか、手を貸すべきことがあるかを週に1回判断するために使います。
多くの会社では同じものです。週間レポート、週次報告、ウィークリーレポートも、1週間の進捗と翌週の予定を報告する点は週報と変わりません。社内で書式が決まっていれば、その書式に合わせて書きます。
今週のまとめ、予定に対する進捗、数字、課題・相談したいこと、来週の予定、共有したい気づきの6項目が基本です。特に「課題・相談したいこと」は、上司が手を貸せることを示すので、空欄にしないようにします。
曜日順に書くのをやめ、案件やテーマごとにまとめます。「何をしたか」ではなく「どこまで進んだか、予定どおりか」を書き、最後に相談したいことを1つ以上書くと、報告になります。
週報は直属の上司やチームに進捗と相談を伝える報告で、月報は部門長や他部署に1か月の成果・推移・来月の重点を伝える報告です。月報は週報をつなげるのではなく、繰り返し出た課題や数字の推移をまとめます。
メールやチャットでスクロール1〜2回に収まる長さが目安です。各項目は2〜3行までにし、詳しい資料は添付やリンクにします。
Klangでは、録音した会議の文字起こしとAI要約から、チャットで1週間分の決定事項やタスクをまとめられます。プロプラン以上のスケジュール分析を使うと、指定したフォルダの会議を毎週決まった時刻に読んでまとめを届けます。数字や相談したいことは自分で書き足してください。