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議事録プロンプト

議事録プロンプト集。要約・決定事項・ToDo抽出にそのまま使える16の指示文

会議の文字起こしから議事録を作るためのプロンプト(指示文)を、目的別・会議の種類別に16個まとめました。どの生成AIでも使える形で、良いプロンプトに入れる5つの要素、実際の出力例、共有前に確認するチェックリストつきです。

更新日:執筆・運営:

「議事録にして」とだけ頼むと、AIは会議の流れを長々と要約しがちです。次の5つを入れると、使える議事録に近い出力になります。

特に大事なのは「条件」と「確認」です。生成AIは、文字起こしにない担当者や期限をもっともらしく補うことがあります。「書かれていないことは書かない」「分からない箇所は【要確認】と書く」と明示すると、確認すべき箇所がはっきりします。

以下のプロンプトはどれも、特定のAIサービスに依存しない形で書いています。末尾の【文字起こし】の下に、会議の文字起こしを貼り付けて使ってください。

議事録プロンプトの5つの要素
要素書く内容例
役割AIに誰として書かせるか「社内会議の議事録を作成する担当者です」
前提会議の種類、目的、参加者「新サービスのリリース準備の定例会議です」
出力の形式項目と順番、表か箇条書きか「決定事項/ToDo(担当・期限)/未決事項」
条件書かないこと、字数、文体「推測で補わない」「各3行以内」「常体で」
確認不確かな箇所の扱い「判断できない箇所は【要確認】と書く」

まずは議事録の基本になる6つのプロンプトです。1の基本形で下書きを作り、必要に応じて2〜6で深掘りします。

1. 議事録の下書き(基本形)

どの会議にも使える基本形です。まずこれで下書きを作り、目的に合わせて下のプロンプトを足します。

あなたは社内会議の議事録を作成する担当者です。
以下は会議の文字起こしです。これをもとに議事録の下書きを作ってください。

【出力の形式】
1. 会議の目的(1文)
2. 決定事項(箇条書き。決まった内容と、その理由を1文ずつ)
3. ToDo(表:担当者/内容/期限)
4. 未決事項・次回への持ち越し(箇条書き)
5. 議題ごとの要点(各3行以内)

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

2. 決定事項だけを抜き出す

会議に出ていない上司やメンバーへの共有に使います。

以下の会議の文字起こしから、この会議で「決まったこと」だけを抜き出してください。

・途中で出たが最終的に採用されなかった案は含めない
・決定ごとに「決定の内容」「決めた理由」「決定した発言の要旨と発言者」を書く
・決定かどうか曖昧なものは、最後に「決定か要確認」として別にまとめる

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

3. ToDo(担当・期限)を表にする

担当や期限が会話の中で曖昧なまま終わった項目を見つけるのにも使えます。

以下の会議の文字起こしから、会議後に誰かがやることになった作業をすべて抜き出し、表にしてください。

表の列:担当者/やること/期限/根拠となる発言(要旨)
・担当者や期限が発言の中で決まっていない場合は「未定」と書く
・「検討する」「確認しておく」も作業として含める

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

4. 未決事項と次回の議題

定例会議で、前回から持ち越された論点を見落とさないために使います。

以下の会議の文字起こしから、結論が出ずに終わった論点を抜き出してください。

各論点について次の3点を書きます。
・論点(1文)
・出ていた意見(賛成・反対・懸念を分けて)
・次に決めるために必要なもの(情報、決める人、期限)

最後に、次回の会議の議題案を3つまで提案してください。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

5. 3行要約(チャット共有用)

SlackやTeamsで会議の結果を手早く伝えるときに使います。

以下の会議の文字起こしを、チャットで共有するための3行に要約してください。

1行目:この会議で決まったこと
2行目:次に誰が何をするか(担当と期限)
3行目:まだ決まっていないこと
各行40字以内。前置きやあいさつは書かない。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

6. 社外向けの議事録に書き直す

社内用の議事録を、取引先に送れる形に整えます。

以下は社内向けに作った議事録です。これを、打ち合わせ相手の企業に送る議事録に書き直してください。

・社内の略語、社内の人の評価や感想、社内だけの検討事項は削除する
・相手企業の方の名前には「様」を付ける
・決定事項と、双方の次のアクション(担当・期限)をはっきり書く
・削除した箇所は、最後に「削除した内容」として一覧にする(送付前に確認するため)

【社内向けの議事録】
(ここに貼り付け)

会議の種類によって、議事録で残すべきものは違います。どの会議にどのプロンプトを使うかの目安と、種類別のプロンプトです。

会議の種類と使うプロンプトの目安
会議の種類議事録で残すもの使うプロンプト
定例会議・進捗会議担当者ごとの進捗、遅れ、相談事項7、4、3
商談・打ち合わせ顧客の課題、要望、次のアクション8、6、3
顧客インタビュー・サポート要望・不満の引用9
1on1話題、約束したこと10
採用面接質問と回答の事実11
ブレスト・企画会議出たアイデアと意見12、4
意見が割れた会議発言者ごとの主張14、2
報告が必要な会議結論と判断を求める事項13、5
1週間分の会議週の決定事項と課題16

7. 定例会議:前回からの進捗

毎週の定例で、報告の時間を短くするために使います。

以下は定例会議の文字起こしです。進捗報告を、担当者ごとに次の形でまとめてください。

担当者名
・前回からやったこと
・今の状況(予定どおり/遅れ/問題あり)
・困っていること・相談したいこと
・次回までにやること

最後に、遅れや問題がある項目だけを「要対応」として一覧にしてください。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

8. 商談:顧客の課題と要望

商談後のCRM入力や、社内への報告に使います。

以下は商談の文字起こしです。営業担当として社内報告用にまとめてください。

1. お客様の現在の課題(お客様の言葉に近い形で)
2. 要望・期待していること
3. 予算・導入時期・決裁の流れについての発言
4. 懸念や反論と、こちらの回答
5. 次のアクション(こちら側・お客様側に分けて、期限つき)

言及がない項目は「言及なし」と書き、推測で埋めないでください。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

9. 顧客の声(要望・不満)を拾う

カスタマーサポートやユーザーインタビューの記録から、改善点を集めるときに使います。

以下の会話の文字起こしから、お客様が述べた要望・不満・称賛を抜き出してください。

表の列:種類(要望/不満/称賛)/内容の要約/お客様の発言の引用(そのまま)
・引用は文字起こしから一字一句変えずに写す
・こちら側の担当者の発言は含めない

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

10. 1on1:話題と約束したこと

上司と部下の1on1の振り返りに使います。評価に使う記録ではありません。

以下は1on1ミーティングの文字起こしです。次回の1on1で振り返るためのメモを作ってください。

1. 話した話題(3つまで)
2. 部下が話した困りごと・やりたいこと
3. 上司が約束したこと(いつまでに何をするか)
4. 部下が次回までにやること
5. 次回確認したいこと

人柄の評価や、文字起こしにない解釈は書かないでください。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

11. 採用面接:質問と回答の記録

面接官同士で評価を話し合う前の、事実の記録として使います。合否の判断はAIに任せません。

以下は採用面接の文字起こしです。面接の記録を作ってください。

・面接官の質問と、候補者の回答の要旨を、質問ごとに対にして書く
・回答に出てきた具体的な経験(役割、期間、数字)はそのまま残す
・評価、合否の判断、人柄の推測は書かない

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

12. ブレスト:アイデアの整理

アイデア出しの会議で出た案を、後から比べられる形にします。

以下はアイデア出しの会議の文字起こしです。出たアイデアをすべて一覧にしてください。

表の列:アイデア(1文)/提案した人/出た意見(良い点・気になる点)
・似ているアイデアはグループにまとめ、グループ名を付ける
・会議の中で「次に検討する」と言われたものに印を付ける

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

13. 報告書の下書きに組み立て直す

会議や面談の内容を、上司に出す報告書の形にします。

以下の会議の文字起こしをもとに、上司への報告書の下書きを作ってください。

構成:
1. 結論(2文以内)
2. 背景・目的
3. 経緯と主な論点
4. 今後の予定と、上司に判断してほしいこと

です・ます調で、A4用紙1枚(約800字)以内にしてください。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

14. 発言者ごとの主張を整理する

意見が割れた会議で、誰が何を主張したのかを公平にまとめます。

以下の会議の文字起こしで、意見が分かれた論点について、発言者ごとの主張を整理してください。

論点ごとに:
・発言者名:主張(1〜2文)/理由として挙げたこと
・合意できている点と、対立している点

どちらが正しいかの判断は書かないでください。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

15. 議事録の抜け漏れを確認する

できあがった議事録を、文字起こしと照らし合わせて確認させるプロンプトです。

以下に「会議の文字起こし」と「作成した議事録」を貼ります。議事録を文字起こしと比べて、次の点を確認してください。

1. 議事録にあるが、文字起こしで確認できない内容
2. 文字起こしにあるが、議事録から抜けている決定事項・ToDo
3. 数字・日付・人名・社名が文字起こしと違う箇所

それぞれ、該当する文字起こしの発言を引用してください。

【文字起こし】
(ここに貼り付け)

【作成した議事録】
(ここに貼り付け)

16. 週報用に複数の会議をまとめる

1週間分の会議の要約を貼り、週報の材料にします。

以下は今週の複数の会議の要約です。週報に書くために、次の形でまとめてください。

1. 今週決まったこと(会議名を添えて)
2. 今週完了したToDo/完了していないToDo
3. 複数の会議で繰り返し出た論点
4. 来週の予定と、上司に共有したい課題

各項目は箇条書きで5つまで。

【共通の条件】
・文字起こしに書かれていないことは書かない。推測で補わない
・発言者・数字・日付・固有名詞は文字起こしのとおりに書く
・判断できない箇所は「【要確認】」と書いて残す

【今週の会議の要約】
(ここに貼り付け)

架空の会議の文字起こしに、プロンプト1(基本形)を使った例です。出力をそのまま使わず、どこを確認するかまで示します。

出力で一番間違いやすいのは、途中の案を決定事項として書いてしまうことと、「来週」「次回」のような相対的な期限をそのまま残すことです。期限は会議の日付から計算して、具体的な日付に直してから共有します。

会議の文字起こし(抜粋)

発言者名が付いた文字起こしを使うと、ToDoの担当者を正しく拾いやすくなります。

【文字起こし(抜粋)】
佐藤:じゃあリリースは11月1日でいきましょう。
鈴木:はい。ただ、案内メールの文面がまだなので、それは私が来週の水曜までに作ります。
佐藤:お願いします。価格のほうは、まだ営業部と話せてないんですよね。
高橋:そうですね、来週の定例までに営業部長に確認しておきます。
佐藤:じゃあ価格は次回決めましょう。

議事録の出力例

「価格は次回決める」が、決定事項ではなく未決事項に分類されているかを確認します。

【プロンプト1で作った出力】
1. 会議の目的
新サービスのリリース日と準備の確認

2. 決定事項
・リリース日は11月1日とする(佐藤さんの提案で合意)

3. ToDo
| 担当者 | 内容 | 期限 |
| 鈴木 | 案内メールの文面を作成 | 来週水曜 |
| 高橋 | 価格について営業部長に確認 | 次回定例まで |

4. 未決事項
・価格(営業部との確認後、次回の定例で決定)

→ 確認するところ:「来週水曜」を具体的な日付に直す。高橋さんの確認相手が営業部長で正しいか、文字起こしの該当箇所で確かめる。

プロンプトを工夫しても、AIの出力には誤りが残ります。共有する前に、文字起こしと照らし合わせて次の8項目を確認してください。

  • 会議の文字起こしを社外のAIサービスに貼る前に、社内のルールと、入力したデータがAIの学習に使われない設定かを確認する
  • 個人情報や機密情報を含む会議は、貼り付ける範囲を必要な部分に絞る
  • 長い会議は議題ごとに区切って貼ると、出力の精度が上がりやすい

共有前の確認チェックリスト

プロンプト15(抜け漏れの確認)をAIに実行させた後も、最後は人が確認します。

□ 決定事項は、最終的に合意された内容か(途中の案になっていないか)
□ 担当者と期限は、文字起こしの発言と一致しているか
□ 「来週」「次回」などを具体的な日付に直したか
□ 金額・数量・日付・人名・社名に誤りはないか
□ 発言者の取り違えはないか
□ 文字起こしにない内容が足されていないか
□ 社外に出す場合、社内の検討内容や評価が残っていないか
□ 【要確認】の箇所をすべて解消したか

Klangでは、録音した会議の文字起こしとAI要約が自動でできます。AIチャットで「決定事項は?」「鈴木さんのToDoは?」とその会議に質問できるので、文字起こしを別のAIにコピーして貼る手間がありません。このページのプロンプトも、そのままAIチャットで使えます。

  • 文字起こしは無制限、AI要約・チャットもフリープランで使えます
  • Zoom・Teams・Google Meetの会議は自動で録音し、対面の会議はスマートフォンアプリで録音できます
  • 会話データをAIの学習に使いません。ISO/IEC 27001:2022を取得しています
無料で試す
議事録のプロンプトはどう書けばよいですか。

役割・前提・出力の形式・条件・確認の5つを入れます。特に「文字起こしにないことは書かない」「判断できない箇所は【要確認】と書く」という条件を入れると、AIが推測で補った内容を見分けやすくなります。

どの生成AIでも同じプロンプトが使えますか。

このページのプロンプトは特定のサービスに依存しない書き方にしているので、多くの生成AIでそのまま使えます。サービスによって一度に貼れる文字数が違うため、長い会議は議題ごとに分けて貼ってください。

AIが作った議事録はそのまま共有してよいですか。

そのままは共有しません。決定事項が最終的な合意か、担当者と期限が発言と合っているか、数字や人名に誤りがないかを、文字起こしと照らし合わせて確認してから共有します。

文字起こしの精度が低いと、議事録はどうなりますか。

人名・数字・専門用語の誤りは、そのまま議事録に引き継がれます。プロンプトで「判断できない箇所は【要確認】と書く」と指示し、該当箇所は録音を聞き直して確認してください。

要約用のプロンプトと議事録用のプロンプトは何が違いますか。

要約は内容を短くまとめることが目的ですが、議事録は決定事項・ToDo・未決事項を後から確認できる形で残すことが目的です。議事録用のプロンプトでは、担当者・期限・根拠となる発言を残すよう指示します。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。