AI議事録ツールの基礎
AIノートテイカー(AI notetaker)とは:Bot型・デスクトップ型・デバイス型の違い
AIノートテイカーは、会議の音声を録音して文字起こしし、要約と決定事項・タスクまでを自動で残すAIツールです。会議への入り方でBot型・デスクトップ型・デバイス型などに分かれ、向く会議と社内ルールへの影響が変わります。
公開日:更新日:執筆・運営:Klang AI AB
AIノートテイカーの5つの型
文字起こしと要約の仕組みはどの型もほぼ同じです。違いは、会議の音声をどこから取り込むかにあります。取り込み方が、参加者からの見え方、対応できる会議、必要な社内ルールを決めます。
1つの型ですべての会議を覆える会社は多くありません。オンライン会議はBot型、対面はスマホアプリ型、のように組み合わせるのが一般的です。組み合わせるときは、記録の置き場所が1か所にまとまるかを確認します。型ごとに別のサービスを使うと、あとから過去の会議を探すときに複数の場所を見ることになります。
| 型 | 音声の取り込み方 | 向く会議 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| Bot型 | 会議URLから、AIの参加者として会議に入室して録音する | Zoom・Teams・Google Meetのオンライン会議 | 参加者一覧に名前が出る。ホストがロビーで許可しないと入れない |
| デスクトップ型(Botなし) | パソコンのアプリが、スピーカーの音とマイクを録音する | 自分のパソコンで参加するオンライン会議 | 参加者からは録音が見えないため、口頭での告知が欠かせない |
| デバイス型 | カード型・ペンダント型などの専用レコーダーで録音し、アプリで処理する | 対面の会議、外出先の打ち合わせ | 機器代と月額料金の両方がかかることが多い |
| スマホアプリ型 | スマートフォンのアプリで録音し、クラウドで処理する | 対面の会議、面談、インタビュー | 置き場所で精度が変わる。長時間の録音は充電に注意 |
| 会議ツール内蔵型 | Teams・Zoom・Google Meetの中で、ツール自身のAIが記録する | そのツールで開く社内の会議。TeamsやMeetのアプリで録音する対面の会議に対応するものもある | 別のツールの会議や、他社が主催する会議には使えないことが多い。追加ライセンスが必要 |
どの型が合うか:3つの質問で決める
選択肢を押すと、下の答えがその場で変わります。迷いやすいのは「Botを会議に入れられない会社はどうするか」と「社外が主催する会議をどう記録するか」の2点です。
あなたの会社に合う型
Bot型を軸にするBot型は会議URLさえあればZoom・Teams・Google Meetのどれにも同じ方法で入れます。ツールが混在する会社ほど、内蔵AIを使い分けるより記録の置き場所が1つにまとまります。
対面はスマートフォンのアプリかデバイス対面の会議にBotは入れません。スマートフォンのアプリで録音するか、専用の録音デバイスを机に置きます。CopilotやGeminiの対象ライセンスがあれば、TeamsやMeetのアプリで対面の会議を記録する方法もあります。会議室が広い場合や発言者が多い場合は、置き場所とマイクの性能が精度を左右します。
Botを会議に入れられない会社はどうする?
情報システム部門の規定や取引先の方針で、外部のBotを会議に入れられないことがあります。その場合でも、記録を残す方法は3つあります。
会議ツール内蔵のAIを使う
Microsoft 365のCopilotやTeams Premium、Zoom AI Companion、Google MeetのGeminiは、会議ツールの契約の中で動きます。外部のBotを入れない規定と両立しやすい一方、ツールごとにライセンスが必要で、ほかのツールの会議は記録できません。
録画・録音をアップロードする
会議ツール標準の録画やローカル録音を保存し、あとからAI議事録ツールにアップロードします。会議中は何も入室しないため規定に触れにくく、Klangなら1ファイル10GBまで扱えます。
デスクトップ型を使う
自分のパソコンの音声を録るため、Botは入りません。ただし参加者から録音が見えないため、規定でBotを禁止している理由が「無断録音の防止」なら、デスクトップ型も同じ扱いになる点に注意します。
AIノートテイカーを使うときのマナーとルール
型にかかわらず、録音して外部のAIで処理する以上、参加者への説明と社内のルールが必要です。
- 会議の冒頭で、録音とAIでの処理を伝える。Botの名前が見えていても、説明の代わりにはなりません。
- 社外の会議では、主催者の方針に従う。Botの入室を断られたら、それ以上は求めない。
- 人事面談や機密性の高い会議は、記録の対象から外すかを先に決めておく。
- 会話データがAIの学習に使われるか、データがどこに保存されるかを、導入前に確認する。
- 会社が許可していないAIノートテイカーが会議に入っていないか、主催者が参加者一覧を確認する。
記録したあとに差がつくところ
文字起こしと要約は、どのAIノートテイカーでもある程度の品質で出てきます。数か月使ったあとに差がつくのは、会議を記録として扱えるかどうかです。
1つ目は検索です。半年前の商談で何が決まったかを、キーワードや参加者で探せるか。2つ目は確認のしやすさです。要約の一文から、元の発言と音声にすぐ戻れるか。3つ目は共有と権限です。フォルダ単位で見せる範囲を決められるか、退職者のアカウントを外したあとも記録が残るか。
最近は、記録した会議をChatGPTやClaudeなど普段使っているAIから直接質問できるかも、選ぶ基準になりつつあります。Klangでは、MCP連携を使うと「先月の商談で出た価格の懸念をまとめて」といった質問に、会議を引用しながら答えさせられます。
Bot・スマホ・アップロードを、ひとつの記録に
Klang(クラング)は、Zoom・Teams・Google Meetに参加する会議アシスタント(Bot型)、対面の会議を録音するスマートフォンのアプリ、録音ファイルのアップロードの3つの入り口を持つAIノートテイカーです。どこから入った会議も同じワークスペースに残り、まとめて検索できます。
- フリープランでも文字起こし無制限。会議アシスタントとスマートフォンのアプリも使えます
- 話者の自動識別はプロプラン(月払い1,180円、年払いなら月あたり980円、税込)
- 会話データをAIモデルの学習に利用しません。ISO/IEC 27001:2022認証
よくある質問
AIノートテイカーとは何ですか。
AIノートテイカーは、会議の音声を取り込み、文字起こし、要約、決定事項とタスクの抽出までを自動で行うAIツールの総称です。日本語では「AI議事録ツール」とほぼ同じ意味で使われます。
AIノートテイカーのBot型とデスクトップ型の違いは何ですか。
Bot型は会議URLからAIの参加者として入室して録音するため、参加者一覧に表示されます。デスクトップ型は自分のパソコンの音声を録音するため会議には何も入室せず、参加者からは録音が見えません。デスクトップ型を使う場合は、録音していることを口頭で伝える必要があります。
Botを会議に入れられない場合、AIノートテイカーは使えませんか。
Botを会議に入れられない場合でも、会議ツール内蔵のAI(Copilot、Zoom AI Companion、Google MeetのGeminiなど)を使うか、会議の録画・録音を保存してAI議事録ツールにアップロードする方法で記録を残せます。
対面の会議でもAIノートテイカーは使えますか。
対面の会議にはBot型は使えません。スマートフォンのアプリか専用の録音デバイスで録音するほか、Microsoft 365のCopilotやGoogle MeetのGeminiのように、対象ライセンスがあれば会議ツールのアプリで対面の会議を記録できるものもあります。Klangはスマートフォンのアプリで録音した対面の会議を、オンライン会議と同じワークスペースに残せます。
KlangはどのタイプのAIノートテイカーですか。
KlangはBot型の会議アシスタント(Zoom・Teams・Google Meet)、対面の会議を録音するスマートフォンのアプリ、録音ファイルのアップロードの3つの入り口を持つAIノートテイカーです。フリープランでも文字起こしは無制限です。