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職員会議・議事録

職員会議とは。位置づけ・進め方と議事録の書き方・記入例

職員会議は、校長が主宰し、教職員が学校運営の方針の共有、提案の協議、連絡を行う会議です。学校教育法施行規則第48条で「校長の職務の円滑な執行に資するため」に置くことができると定められています。法令上の位置づけ、短く終える進め方、議事録に書く項目と記入例、録音と生成AIで議事録案を作るときの確認点をまとめました。

公開日:更新日:執筆・運営:

職員会議の置き方や運営の細かなルールは、設置者(教育委員会など)の規則や各学校の内規で決まります。法令で定められているのは、次の2点です。

このため、職員会議の議事録には「誰が何を提案し、どんな意見が出て、校長が最終的にどう判断したか」が分かることが求められます。議事録の様式、保存期間、閲覧できる範囲は、教育委員会の文書管理規程や学校の内規を確認してください。

学校教育法施行規則 第48条(職員会議)
項条文の内容
第1項小学校には、設置者の定めるところにより、校長の職務の円滑な執行に資するため、職員会議を置くことができる。
第2項職員会議は、校長が主宰する。
準用中学校(第79条)、高等学校(第104条)などにも準用される。

職員会議の時間を短くするには、読めば分かる連絡を会議から外し、協議に時間を使います。勤務時間内に終える前提で、議題と時間配分を先に決めます。

開催の頻度や時間帯は、学校や設置者のルールによって異なります。議事録に「開始と終了の時刻」を残しておくと、会議の長さを振り返る材料にもなります。

  1. 01

    議題を「協議・報告・連絡」に分けて事前に配る

    提案文書は前日までに配り、会議では読み上げません。教職員は質問と意見を用意して参加できます。

  2. 02

    連絡事項は文書や校務の掲示で済ませる

    日程や提出物の連絡は文書で共有し、会議では質問がある項目だけを扱います。

  3. 03

    協議事項ごとに時間と提案者を決める

    「協議1:15分、提案者:体育主任」のように次第に書きます。時間内にまとまらなければ、校長が判断の時期を示して持ち越します。

  4. 04

    最後に決定事項と担当を読み上げる

    記録者が決定事項・担当・期限を読み上げ、その場で認識をそろえます。議事録の確認も短く済みます。

職員会議は議題が多く、提案・協議・連絡が混ざります。議題ごとに「提案」「意見」「決定」「担当」を分けて書くと、欠席者が読んでも何をすればよいかが分かります。

職員会議の議事録のテンプレート(項目と書き方)
項目書き方
日時・場所開始と終了の時刻まで書く
司会・記録者役職と氏名
出席・欠席出席者数と欠席者(出張・休暇など)。欠席者が後で確認する前提で書く
議題(協議事項)提案者、提案の要旨、主な意見、校長の判断・決定事項、担当と期限
報告事項各分掌からの報告の要点
連絡事項日付・担当・対象を明記した箇条書き
次回予定次回の日時と、持ち越した議題

架空の小学校の職員会議の議事録の一部です。学校名・人名・日付はすべて創作です。

「主な意見」は、発言者を氏名ではなく役職や学年で書くと、読む人が意見の背景を理解しやすくなります。決定事項は「校長の判断」として分けて書くと、職員会議が校長の判断を補助する場だという位置づけとも合います。

職員会議の議事録の記入例(架空)
項目記入例
日時・場所2026年10月14日(水)15:45〜16:40 職員室
司会・記録司会:教務主任 田中 記録:4年担任 佐藤
出席・欠席出席22名 欠席2名(5年担任 山本:出張、養護教諭 木村:研修)
協議1:持久走記録会の実施提案(体育主任 鈴木):11月20日(金)2・3校時に実施。雨天時は11月24日(火)。主な意見:低学年はコースを短くしてほしい(1年担任)、保護者の見学場所を決めたい(教頭)。校長の判断:低学年は800m、見学は正門側のみとする。担当:鈴木がコース図と保護者向けお便りを10月30日までに作成
報告:生徒指導10月の欠席・遅刻の傾向を報告。個別の児童については生徒指導部会の記録を参照
連絡事項10月21日(水)5校時:校内研修(算数部会の研究授業、4年1組)。成績処理の締切は12月4日(金)
次回11月11日(水)15:45〜 議題:学習発表会の役割分担

職員会議の議事録は、多くの教職員が読み、校内のサーバーなどに長く残ります。次のような情報は議事録に書かず、担当部会の記録など、閲覧できる人を限った記録に分けます。

個別の案件を職員会議で共有する必要がある場合は、議事録には「個別案件のため、詳細は○○部会の記録を参照」とだけ書き、詳しい記録の保管場所と閲覧できる人を決めておきます。

  • 児童生徒の氏名と、家庭の事情・健康・生徒指導上の個別の事案
  • 保護者とのやり取りの詳しい内容(苦情・相談など)
  • 成績や評価に関わる個別の情報
  • 教職員の人事・健康に関わる情報
  • 議論の途中で出た個人への批判的な発言(要旨として論点だけを残す)

文部科学省の「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」(令和6年12月26日)は、教職員による校務での活用例として、校内研修について「研修や講演会の録画を読み込ませ、要約・議事録案を作成する」を挙げています。同時に、次の点を確認するよう求めています。

職員会議を録音して議事録案を作る場合は、まず教育委員会や学校で、録音してよい会議の範囲と、使ってよいサービスを確認してください。AIが作るのは議事録の下書きです。記録者が録音と照らして確認し、校長や教頭の確認を経て確定させます。

ガイドラインが校務での利用について求めている主な点
観点ガイドラインの内容(要旨)
安全性を考慮した適正利用教育委員会の方針に基づいて利用する。私用アカウントや、教育情報セキュリティ管理者の許可を得ていない私用端末を使わない
情報セキュリティ教育情報セキュリティポリシーに従う。適切なセキュリティ対策を講じた環境で運用する場合を除き、成績情報など重要性の高い情報を入力しない
個人情報個人情報を含むプロンプトを入力する場合は、サービスの提供者がその個人情報を機械学習に利用するかどうかなどを十分に確認する
出力の確認生成AIの出力をそのまま使わず、採用するかどうかを教職員自身が判断する

職員会議の議事録案を作る指示文

この文字起こしは、学校の職員会議の録音です。次の形式で議事録案を作ってください。
1. 日時・場所・司会・記録者・出席者数・欠席者
2. 議題ごとに「提案者」「提案の要旨」「主な意見(発言者は役職で)」「校長の判断・決定事項」「担当と期限」を分ける
3. 連絡事項は箇条書きで、日付と担当を明記
4. 次回の予定
発言にない担当・期限・数値は推測せず「要確認」と書いてください。児童生徒の氏名や個別の事情が出てきた箇所は記載せず、「個別案件のため別記録」とだけ書いてください。

児童生徒の個別の情報は、文字起こしの段階で出てきても議事録には載せない運用にしてください。

  1. 01

    録音する会議と範囲を決める

    定例の職員会議のうち、録音するのは協議と連絡の部分だけにする、個別案件の時間は録音を止める、といったルールを先に決め、会議の冒頭で録音することを伝えます。

  2. 02

    職員室で録音する

    職員室の中央の机にスマートフォンを置き、Klangのアプリで録音します。オンラインで参加する教職員がいる場合は、ZoomやTeams、Google Meetの会議にKlangの会議アシスタントを参加させることもできます。

  3. 03

    議事録案を作り、記録者が確認する

    文字起こしのあとに、上の指示文で議事録案を作ります。決定事項・担当・期限は録音を聞き直して確かめ、個別案件に触れた箇所が残っていないかを見直します。

  4. 04

    Wordで書き出して学校の様式に貼る

    確認した議事録をWordなどに書き出し、学校の様式に貼り付けて回覧します。欠席した教職員は、議事録と必要な箇所の録音で内容を確かめられます。

Klangで職員会議を録音すると、文字起こしと要約ができ、AIチャットに学校の様式を指示すれば議題ごとの議事録案を作れます。記録者は会議中にメモに追われず、確認と修正に時間を使えます。

  • お客様のデータをAIの学習に使いません。ISO/IEC 27001:2022の認証を取得した体制で運用しています
  • Word・Excel・TXTなどで書き出し、学校の様式に貼り付けられます
  • 教育委員会や大学単位での導入で、SSOや監査ログ、オンプレミス導入が必要な場合はチームプランをご相談ください
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職員会議とは何ですか。

職員会議は、学校の教職員が集まり、学校運営の方針の共有、提案の協議、連絡を行う会議です。学校教育法施行規則第48条は、小学校には設置者の定めるところにより、校長の職務の円滑な執行に資するため職員会議を置くことができ、職員会議は校長が主宰すると定めています。中学校・高等学校などにも準用されます。

職員会議を短くするにはどうすればよいですか。

職員会議を短くするには、議題を協議・報告・連絡に分けて事前に配り、連絡事項は文書で済ませて、会議では協議に時間を使います。協議事項ごとに時間と提案者を決め、最後に記録者が決定事項と担当を読み上げると、議事録の確認も短く済みます。

職員会議は法律で必ず置かなければなりませんか。

学校教育法施行規則第48条は、設置者の定めるところにより職員会議を「置くことができる」と定めています。置き方や運営は、教育委員会などの規則と学校の内規で決まります。

職員会議で物事を決めるのは誰ですか。

第48条第2項は「職員会議は、校長が主宰する」と定めており、職員会議は校長の職務の円滑な執行に資するための場と位置づけられています。議事録では、協議の内容と校長の判断を分けて書くと分かりやすくなります。

職員会議の議事録に児童の名前を書いてもよいですか。

多くの教職員が閲覧し長く残る記録なので、児童生徒の氏名や個別の事情は書かず、担当部会など閲覧できる人を限った記録に分けるのが基本です。扱いは教育委員会や学校のルールに従ってください。

職員会議を録音して生成AIで議事録を作ってもよいですか。

文部科学省のガイドライン(Ver.2.0)は、教育委員会の方針に基づいて利用すること、成績情報など重要性の高い情報を適切な環境以外で入力しないこと、個人情報を入力する場合はサービスの提供者がそれを機械学習に使うかを確認することを求めています。学校や教育委員会のルールを確認したうえで、出力は必ず人が確認してください。

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