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議事録の書き方・取り方

議事録の書き方。決定と次の行動が伝わる例。

準備、会議中のメモ、要約、共有前の確認までを順番に解説します。完成例と、登録不要のWord・Excelテンプレートも使えます。

DEFINITION

議事録は、会議の目的、議論の要点、決定事項、次に誰が何をするかを共有する文書です。欠席した人が読んでも判断と行動を追えることが、良い議事録の基準です。

メモ

書き手が会議中に使う断片的な記録。略語や未確認の内容を含みます。

文字起こし

発言を時系列でテキスト化した記録。事実確認の根拠になります。

議事録

要点、決定、担当者、期限を読み手のために整理した共有文書です。

REQUIRED FIELDS

すべての会議に同じ詳しさは要りません。ただし、決定事項とToDoを後から確認できる情報は省かないようにします。

  1. 01

    会議名・目的

    何を決める会議かを一文で書きます。

  2. 02

    日時・場所

    オンラインの場合は会議方法も残します。

  3. 03

    参加者・欠席者

    必要なら所属や役割も添えます。

  4. 04

    議題

    話した順番ではなく、論点ごとに整理します。

  5. 05

    議論の要点

    判断に必要だった事実、意見、選択肢を残します。

  6. 06

    決定事項

    合意した内容を曖昧な表現にせず書きます。

  7. 07

    ToDo

    内容・担当者・期限・完了条件をそろえます。

  8. 08

    未決事項

    何が未定か、次にいつ・誰が判断するかを記録します。

  9. 09

    次回予定

    日時が未定なら、決める期限だけでも残します。

WORKFLOW

  1. 01

    会議前:目的と型を決める

    共有相手が知るべきことから逆算し、会議名、目的、参加者、議題をテンプレートに入れておきます。担当者と、録音する場合の同意も開始前に確認します。

  2. 02

    会議中:結論と根拠を分けてメモする

    発言を一語ずつ追わず、議題ごとに「事実」「意見」「決定」「次の行動」を分けます。固有名詞、数字、期限は聞き返して確定します。

  3. 03

    会議後:読む順番に要約する

    最初に決定事項とToDoを置き、その後に判断の背景をまとめます。会話の順番より、欠席者が次の行動を判断できる順番を優先します。

  4. 04

    共有前:音声と担当者に照合する

    数字、固有名詞、決定、担当者、期限を元音声や参加者と照合します。不要な個人情報や機密情報が含まれていないかも確認します。

WORKED EXAMPLE

左は会議中のメモ、右は共有用の完成例です。日付と人名は説明用の架空例です。曖昧な「方向」を決定事項にせず、会議で確定した内容だけを残します。

会議中のメモ

会議:問い合わせフォーム公開判定
日時:2026年8月25日 10:00–10:30
参加者:佐藤、田中、鈴木
目的:新フォームの公開日と公開前作業を決める

新フォーム 日本語版は9/2公開で決定
佐藤:確認URL 8/26
田中:個人情報の説明 8/28まで
公開前に法務とサポートが文面確認
英語も同時? 翻訳工数を見て8/29判断
次 8/30 10時

共有する議事録

会議名:問い合わせフォーム公開判定
日時:2026年8月25日 10:00–10:30
参加者:佐藤、田中、鈴木
目的:新フォームの公開日と公開前作業を決める

■ 決定事項
・日本語版の問い合わせフォームを9月2日に公開する
・公開前に法務とサポートが文面を確認する

■ ToDo
・確認用URLを共有する/担当:佐藤/期限:8月26日
・個人情報の説明文を確認する/担当:田中/期限:8月28日

■ 未決事項
・英語版の同時公開。翻訳工数を8月29日までに確認して判断する

■ 次回
8月30日 10:00/公開判定と未決事項の確認

同じ項目を使えるファイルは、無料の議事録フォーマット(Word・Excel)からダウンロードできます。

FINAL CHECK

速さより、決定と責任の取り違えを防ぐことが大切です。チェック後、次の行動が始まる前に共有します。

  • 会議の目的と結論が最初に分かる
  • 決定事項と検討中の案が分かれている
  • ToDoに内容・担当者・期限がある
  • 数字、日付、固有名詞を元音声と照合した
  • 不明な内容を推測で補っていない
  • 不要な個人情報や機密情報を除いた
  • 必要な人だけに共有し、保存場所を決めた

AI ASSISTANCE

Klangは録音から文字起こし、要約、決定事項、ToDoの下書きを作ります。人は固有名詞、数字、合意内容、担当者、期限を元音声で確認します。会議で決まっていない内容をAIに補わせないことが重要です。

議事録と文字起こしは何が違いますか?

文字起こしは発言をテキストにした記録です。議事録はそこから目的に必要な要点、決定事項、担当者、期限を整理した文書です。正確な確認には文字起こし、素早い共有には議事録を使い分けます。

会話形式で書くべきですか?

発言者ごとの経緯が重要な会議では会話形式が役立ちます。通常の社内会議では、論点ごとに要約し、決定事項とToDoを独立させた方が読みやすくなります。

議事録はいつ共有すべきですか?

次の行動が始まる前に共有します。可能なら会議当日、遅くとも翌営業日を目安にし、急ぐ場合でも数字、担当者、期限の確認は省きません。

AIで作った議事録はそのまま共有できますか?

下書きとして使い、固有名詞、数字、決定事項、担当者、期限を人が元音声と照合してから共有してください。AIが会議で合意していない内容を補っていないかも確認します。

担当者・期限・未決事項を日本語で確定してから、英文の表現と書式を確認すると抜けを防げます。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。