Zoom議事録ガイド
Zoomの議事録を自動作成する3つの方法と、無料でできる範囲
ZoomのAIによる「ミーティングの要約」、Zoomの文字起こし、Klangの会議ボットと録画アップロード。費用、条件、出てくるもの、保存先を並べて比べ、会議後に議事録として共有できる形に仕上げるまでの手順を解説します。
更新日:執筆・運営:Klang AI AB
Zoomで議事録を作る3つの方法を比較
どの方法が向いているかは、Zoomのプランと、議事録をどこに置きたいかで決まります(2026年10月7日時点。料金や条件は各社の公式ページで確認してください)。
| 項目 | Zoomのミーティングの要約 | Zoomの文字起こし | Klang(会議ボット・録画アップロード) |
|---|---|---|---|
| 費用 | 有料のZoom Workplaceプランは追加料金なし。無料のベーシックは回数に上限あり | プロ以上の有料アカウント | フリープランは0円で文字起こし無制限。プロプランは月払い1,180円・年払いで月あたり980円(税込) |
| 開始する人 | ホストまたは共同ホスト | ホスト(参加者は開始を依頼できる) | 誰でも会議ボットを招待できる。待機室ではホストの許可が必要 |
| 出てくるもの | 要約と次のステップ | 全文の文字起こし(ミーティングの文字起こしは.TXT、クラウド録画はVTT) | 文字起こし、AI要約、決定事項・ToDo。プロプランでは話者を自動識別 |
| 届く場所 | メールと、設定によってミーティングのグループチャット | パソコンの「Documents/Zoom」フォルダ、またはウェブポータル | Klangのワークスペース。Word・Excel・TXTなどで書き出し |
| 向いている会議 | 社内の定例で、要点だけ素早く共有したい | 発言を一字一句残し、自分で議事録を書きたい | 無料アカウントの会議、過去の録画、複数の会議をまとめて分析したい |
Zoom会議の議事録に入れる項目
AIの要約をそのまま貼るのではなく、先に議事録の型を決めておくと、確認と修正が短く済みます。
| 項目 | 書く内容 | AIの下書きで確認すること |
|---|---|---|
| 会議名・日時 | Zoomの会議名、開始・終了時刻 | 日付と会議名が録画と一致しているか |
| 参加者 | 社内・社外の出席者と欠席者 | 画面の表示名ではなく正式な氏名か |
| 議題 | 事前に共有したアジェンダ | 話し合わなかった議題が混ざっていないか |
| 決定事項 | 何を決めたか、その理由 | 「検討する」と「決定した」が区別されているか |
| ToDo | 担当者・期限・内容 | 担当者と期限が会話の通りか、空欄がないか |
| 未決事項・次回 | 持ち越した論点、次回の日程 | 持ち越しが決定事項に入っていないか |
方法1:Zoomのミーティングの要約で議事録の下書きを作る
Zoomに組み込まれたAI機能です。現在の日本語サイトでは「ZoomMate」(旧AI Companion)と表記され、要約は日本語に対応しています。
2026年10月7日時点の料金ページでは、無料のベーシックでも機能を限定した版(要約は月3回の主催ミーティングまで)が案内されていますが、有料プランで使えると説明する公式ページもあり、記載が分かれています。毎回の会議で使うなら有料プランが前提と考えてください。設定と料金の詳細は「Zoom AI Companion」のガイドにまとめています。
- 01
管理者が機能を有効にする
管理者がZoomの管理画面で、AIによるミーティングの要約を有効にします。グループやユーザーの単位でも設定できます。
- 02
字幕の言語を日本語にする
英語以外の会議では字幕の言語を正しく設定するよう案内されています。字幕を使っていないと英語が既定になるため、日本語に設定します。
- 03
ホストが会議中に要約を開始する
要約を開始・停止できるのはホストと共同ホストです。参加者はホストに開始を依頼できます。ブレイクアウトルームでは使えません。
- 04
会議後に届いた要約を確認する
要約は設定に応じてメールと会議のグループチャットに届きます。編集・削除できるのはホストだけです。担当者・期限・決定の理由は人が補います。
方法2:Zoomの文字起こしから自分で議事録を書く
発言の記録を残したいときの方法です。全文が手に入りますが、要約や決定事項の整理は自分で行います。
- 01
ミーティングの文字起こしを使う
プロ以上のアカウントで、ホストがウェブポータルの設定で「Meeting transcript」をオンにし、会議中に「More」→「Transcript」で開始します。許可されていれば「Save transcript」で.TXTを保存できます。
- 02
クラウド録画の音声文字起こしを使う
クラウドレコーディングの音声文字起こしを有効にしておくと、録画の処理後にウェブポータルの「レコーディングと文字起こし」でVTTを確認できます。日本語に対応しています。
- 03
全文から決定事項とToDoを拾う
上の項目表に沿って、決定・依頼・期限の発言を探します。VTTは時刻の行が入るので、読みやすいテキストに変換してから作業すると楽です。
方法3:Klangで無料のZoomアカウントでも議事録を自動作成する
Zoomのプランや管理者の設定に左右されずに、文字起こしから要約・決定事項・ToDoまでを自動で作る方法です。Klang(クラング)はフリープランでも文字起こしが無制限です。
- 01
会議ボットを参加させる
カレンダーを接続すると、対象のZoom会議に会議ボットが自動で入室します。会議URLを貼り付けて招待することもできます。待機室がある会議では、ホストに入室を許可してもらいます。ボットが記録するのは音声で、映像ではありません。
- 02
会議が終わったら届くのを待つ
会議の終了後に文字起こしが始まり、文字起こし、AI要約、決定事項・ToDoがワークスペースに届きます(話者の自動識別はプロプラン)。
- 03
ローカル録画をアップロードしてもよい
ボットを入れにくい社外との会議や過去の会議は、無料のZoomでも使えるローカル録画のMP4、または音声だけのM4Aをアップロードします。1ファイル10GBまで対応しています。
- 04
元の音声で確認して共有する
数字や固有名詞は、文をクリックして該当箇所の音声で確認します。仕上げた議事録はWord・Excel・TXTなどで書き出すか、Slack・Teams・Notionなどへ共有します。
Zoomの議事録を無料で作れるのはどこまでか
「無料で」と言っても、Zoom側とツール側のどちらが無料かで条件が違います。正直に整理するとこうなります。
- Zoomの無料のベーシックでは、ミーティングの文字起こしとクラウド録画の音声文字起こしは使えません
- ZoomのAI要約は、無料のベーシックでは回数に上限がある版の案内があり、公式ページの記載が分かれています
- 無料のベーシックでも、パソコンのローカル録画(MP4・M4A)は使えます。1回の会議は40分までです
- Klangのフリープランは、そのローカル録画のアップロードと会議ボットで、文字起こし無制限・AI要約まで0円で使えます
- 話者の自動識別、用語集、外部ツール連携はKlangのプロプランの機能です
AIが作った議事録を共有する前の確認
AIの要約は、話の流れをつかむのは得意ですが、「誰がいつまでに何をするか」を取り違えることがあります。特に、金額や日付などの数字、社名・製品名・人名、そして「検討します」と「やります」の区別は、必ず元の音声や文字起こしで確認します。
社外の参加者がいる会議では、記録することを冒頭で伝え、議事録を共有する範囲を決めておきます。録画や文字起こしの原本をいつ削除するかも、社内のルールに合わせて決めてください。
Zoomの会議を、決定事項とToDoまで
Klangは会議ボットと録画アップロードで、Zoom・Teams・Google Meetの会議から議事録の下書きを作ります。フリープランは0円で文字起こし無制限。会話データをAIモデルの学習に使うことはありません。
- 会議ボットはフリープランから利用可(音声を記録)
- 要約・決定事項・ToDoを自動で抽出
- ISO/IEC 27001:2022認証、Word・Excelで書き出し
よくある質問
Zoomで議事録を自動作成できますか?
できます。Zoomの有料のZoom Workplaceプランなら、AIによるミーティングの要約を追加料金なしで使えます。Zoomのプランに関係なく使いたい場合は、Klangの会議ボットや録画のアップロードで、文字起こし・要約・決定事項・ToDoを自動で作れます。
Zoomの議事録を無料で作る方法はありますか?
無料のZoomでもローカル録画は使えるので、そのMP4やM4AをKlangのフリープランにアップロードすれば、文字起こし無制限でAI要約まで0円で作れます。Klangの会議ボットもフリープランから使えます。
ZoomのAI要約は日本語に対応していますか?
はい。Zoomのサポート記事では、ミーティングの要約の対応言語に日本語が含まれています。字幕の言語が英語のままだと英語が既定になるため、日本語に設定してください。
Zoomの要約と文字起こしは何が違いますか?
要約は要点と次のステップだけを短くまとめたもので、文字起こしは発言の全文です。議事録の根拠を残したいなら文字起こし、すぐに共有したいなら要約が向いています。Klangは両方を同時に作ります。
会議ボットはZoomの参加者から見えますか?
見えます。Klangの会議ボットは参加者の一人として入室し、参加者一覧に表示されます。記録することは会議の冒頭で伝えてください。
Zoomの議事録にはどんな項目を入れればいいですか?
会議名・日時、参加者、議題、決定事項とその理由、ToDo(担当者・期限)、未決事項と次回の予定が基本です。AIの下書きでは、担当者と期限、決定と検討の区別を必ず確認します。
参考にした公式ページ
2026年10月7日時点で内容を確認しています。制度や資料は改定されることがあるため、実務では最新版を確認してください。