会議メモシート(A4縦)
会議中に書く「メモ」欄と、会議後に書く「キーワード・問い」欄、決定・ToDo・保留の3つの欄、3行の要約欄を1枚にまとめました。録音した会議の時刻を書く欄もあります。PDFは空欄の1ページで、そのまま印刷できます。Word版は空欄と記入例の2ページで、欄の名前や行数を変えて使えます。
登録不要・無料。
会議メモの取り方
会議メモは、発言を書き写すのではなく、数字・日付・固有名詞と、決定・タスク・疑問だけを記号付きで短く書きます。文章にするのは会議の後です。コーネル式ノートや記号メモなど5つの方法の比較、会議中に書くことと後で書くことの分け方、手書きとデジタルの選び方、録音がある会議での書き方を説明します。印刷して使える会議メモシート(PDF・Word)も無料で配布しています。
公開日:更新日:執筆・運営:Klang AI AB
メモが役に立たない原因の多くは、書く量が足りないことではなく、何のために書くかが決まっていないことです。
議事録を作るのか、自分のタスクを拾うのか、上司に報告するのか。目的が決まると、書くべきことと聞くだけでよいことが分かれます。
文章で書こうとすると話に追いつけません。「公開 11/10 → 11/17」のように、名詞と数字と矢印で書き、文にするのは会議の後にします。
記憶から最初に抜け落ちるのが数字と名前です。議論の流れより、金額・期限・人名・製品名を優先して書きます。
ページの左側や下側を空けておき、会議の後に見出しや要約を書き足します。メモは会議の後に完成させるものです。
会議メモは自分のための記録で、議事メモと議事録は他の人と共有する記録です。誰が読むかで、書く量と整え方が変わります。
自分の会議メモをもとに議事録を書く担当になったら、会議メモの記号の行を拾い、議事録の項目に並べ替えます。並べ替え方は議事録の書き方のページで、共有用の略式の記録は議事メモのページで説明しています。
| 記録 | 読む人 | 書く内容 | 整え方 |
|---|---|---|---|
| 会議メモ | 自分 | 数字、固有名詞、決定・タスク・疑問の記号、自分の気づき | 自分が読めれば十分。略語や矢印でよい |
| 議事メモ | 参加者 | 議題ごとの要点、決定、タスク | 記号は残してよいが、他の人が読める語句にする |
| 議事録 | 参加者、欠席者、決裁者 | 決定事項、タスク(担当・期限)、未決事項、次回予定 | 正式な文書として整え、確認を経て共有する |
どれか1つを選ぶ必要はありません。会議メモでは、コーネル式の紙面に記号メモを組み合わせる形が使いやすく、このページのメモシートもその形です。
| 方法 | やり方 | 向いている会議 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| コーネル式 | ページを「メモ」「キーワード・問い」「要約」の3つに分け、会議中はメモ欄だけ書く | 定例会議、研修、商談など、後で読み返す会議 | 会議後に左欄と要約を書く時間を5〜10分取る |
| 記号メモ | 決定・タスク・保留などに決まった記号を付け、後で記号ごとに拾い出す | 決めることが多い会議、プロジェクトの定例 | 記号の種類は5つ程度に絞り、チームでそろえる |
| マインドマップ | 中央にテーマを書き、論点を枝のように広げる | ブレインストーミング、企画会議 | 時系列や「誰が言ったか」が残りにくい |
| 時系列の箇条書き | 話の順に1行ずつ書く。最も手軽 | 短い打ち合わせ、電話 | 決定事項が埋もれやすいので記号メモと併用する |
| 決定・タスク・保留の3分割 | ページを最初から3つの欄に分け、聞いたことをどれかに振り分ける | 結論を出すための会議、意思決定の場 | 経緯や理由が残らないため、議事録には補足が必要 |
コーネル式ノートは、コーネル大学の教育学の教授だったウォルター・ポーク(Walter Pauk)が、1962年に初版が出た著書『How to Study in College』で紹介したノートの取り方です。もとは講義ノートのための方法ですが、「その場で書く欄」と「後で考える欄」を分ける考え方は、会議メモにもそのまま使えます。
会議で使うときは、右の広い欄に会議中のメモを書き、左の狭い欄は空けておきます。会議が終わったら、左の欄にそのメモの見出しや「結局どうなった?」「誰が決める?」という問いを書き、最後に下の欄へ会議全体を3行で要約します。問いを書く作業が、そのまま議事録の決定事項と保留事項の洗い出しになります。
会議中に「これは決定」「これは宿題」と考えながら書くと、終わったときに議事録の骨組みができています。記号は少なく、毎回同じものを使うのがコツです。
| タイミング | 書くこと | 書かなくてよいこと |
|---|---|---|
| 会議の前 | 会議名・日時・参加者、議題、自分が確認したいこと | ― |
| 会議中 | 数字・日付・固有名詞、決定とタスクの記号、疑問、相手が強調したこと | 発言の書き写し、あいさつや雑談、資料に書いてあること |
| 会議の直後(10分以内) | キーワード・問い、決定・タスク・保留の整理、3行の要約 | 会議中のメモの清書(読み返せれば十分) |
| 当日中 | 議事録または確認メールにして、関係者に送る | ― |
45分のプロジェクト定例を、会議メモシートに書いた例です。会議中に書いたのは右の「メモ」欄だけで、ほかの欄は会議後の5分で埋めています。
会議メモシート
例・架空の会議| キーワード・問い会議後 | 時刻 | メモ会議中 |
|---|---|---|
| 公開日は? | 10:05 | 公開 11/10予定 → デザイン1週遅れ。決 11/17に変更 |
| 費用の上限 | 10:12 | 追加ページ3枚 → 見積 +30万くらい? ★金額は録音で確認 |
| 担当 | 10:20 | 問い合わせフォーム改修 T 鈴木 10/20まで |
| 撮影は外注? | 10:28 | 写真撮影 社内 or 外注 ? 相見積2社 T 佐藤 10/13 |
| 優先順位 | 10:35 | 山田「スマホ表示を最優先で」! PC版は後回しでよい |
決定
ToDo(誰が・何を・いつまで)
保留・確認事項
要約(会議後に3行で)
デザインの遅れを受けて公開を1週間延期し11月17日とした。追加3ページで費用が増える見込みのため、金額を確かめて次回に承認を得る。スマホ表示を最優先に確認する。
会議中に書く「メモ」欄と、会議後に書く「キーワード・問い」欄、決定・ToDo・保留の3つの欄、3行の要約欄を1枚にまとめました。録音した会議の時刻を書く欄もあります。PDFは空欄の1ページで、そのまま印刷できます。Word版は空欄と記入例の2ページで、欄の名前や行数を変えて使えます。
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どちらにも長所があります。決め手は「会議中に考える余裕を残せるか」と「後で探せるか」です。
2014年に発表された研究では、講義をノートPCで記録した学生は発言をそのまま書き写す傾向が強く、概念を問う問題の成績が手書きの学生より低かったと報告されました。一方で、2019年に発表された追試では、手書きとPCの差ははっきりしないという結果も出ています。道具の違いよりも、書き写すのではなく自分の言葉でまとめることが大切だと考えるのが妥当です。
| 観点 | 手書き(紙・ノート) | デジタル(PC・タブレット) |
|---|---|---|
| 書く速さ | 文字は遅いが、図や矢印はすぐ書ける | タイピングが速く、量を書ける |
| 書き写しすぎ | 書ける量に限りがあり、自然に要約する | 発言をそのまま打ち込みがち |
| 検索・共有 | 探しにくい。共有には清書か撮影が必要 | 検索でき、すぐ共有できる |
| 相手への印象 | 対面の商談や面談で自然 | 画面に向かうため、話を聞いていないように見えることがある |
| 向いている場面 | 対面の打ち合わせ、1on1、商談 | オンライン会議、議事録担当のとき |
会議を録音して文字起こしすれば、発言を書き写す必要はなくなります。そのぶん、メモは自分にしか書けないことに集中できます。
オンライン会議ならKlangの会議ボットを参加させ、対面ならスマホアプリで録音します。冒頭で録音の目的を伝えます。
「ここは大事」「金額をあとで確認」と思った箇所に★と時刻を書きます。文字起こしには時刻が付くので、あとで該当箇所に戻れます。
文字起こしの該当箇所をクリックすると、その部分の音声が再生されます。数字や固有名詞はここで確定させます。
AIが作った要約・決定事項の下書きに、自分のメモの気づきや判断を加えて仕上げます。要約に書かれていない「空気」や懸念は、メモにしか残りません。
Klangは会議を録音して文字起こしし、要約・決定事項・タスクの下書きを作ります。あなたのメモは「判断」と「確かめたい箇所」だけで十分になり、数字や固有名詞は文字起こしと音声で確かめられます。
会議メモの取り方のコツは、発言を書き写さず、数字・日付・固有名詞と、決定・タスク・疑問だけを記号付きで短く書くことです。ページに余白を残しておき、会議が終わって10分以内に見出しと3行の要約を書き足して完成させます。
会議メモは自分が読むための記録で、略語や矢印で書いてかまいません。議事録は参加者・欠席者・決裁者が読む正式な記録で、決定事項、タスク(担当・期限)、未決事項、次回予定を整えて書き、確認を経て共有します。
発言を書き写す必要はありません。数字・日付・固有名詞、決定事項とタスク、疑問、相手が強調したことを優先して書きます。会議の後に見出しと要約を足して完成させます。
コーネル大学のウォルター・ポークが紹介したノートの取り方で、ページを「メモ」「キーワード・問い」「要約」の3つに分けます。その場ではメモ欄だけを書き、後でキーワードと要約を書き足すことで、内容を整理し直します。
どちらにも長所があります。手書きは自然に要約しやすく対面の場で自然、PCは検索・共有がしやすいのが利点です。どちらの場合も、発言を書き写すのではなく自分の言葉でまとめることが大切です。
決定(決)とタスク(T)の記号が付いた行を拾い出し、担当と期限を補います。保留(?)の行は確認する相手と期限を決めて保留事項にします。会議の当日中に議事録または確認メールにして送ります。
必要です。ただし書く内容が変わります。発言は文字起こしに任せ、メモには自分の気づき、判断、確かめたい箇所の時刻を書きます。録音には残らない場の雰囲気や懸念も、メモにしか残りません。