メインコンテンツへスキップ

アイスブレイク

会議のアイスブレイクビジネスで使えるネタと選び方

アイスブレイクの意味と目的、会議に入れるときのルールを整理し、対面・オンライン、人数、使える時間、目的別に使えるビジネス向けのアイスブレイク16種を紹介します。条件で絞り込めるピッカーと、そのまま読み上げられる進行役の一言つきです。

更新日:執筆・運営:

会議の最初に一度も声を出していない人は、その後も発言しにくくなりがちです。アイスブレイクは、全員が一度話す機会を、評価されない内容でつくる仕組みです。

  • 最初の一言のハードルを下げる

    議題と関係のない短い問いなら、立場や知識に関係なく答えられます。一度話した人は、本題でも口を開きやすくなります。

  • 参加者の状態を知る

    「今日のエネルギーは1〜5で?」のような問いで、疲れている人が多いか、気がかりなことがあるかが分かり、進め方を調整できます。

  • 会議モードに切り替える

    直前まで別の仕事をしていた頭を、この会議に向けます。オンライン会議では特に、画面の向こうの人を「参加者」にする効果があります。

  • 初対面の人を知る

    名前と担当、呼ばれたい呼び方が分かるだけで、その後のやり取りがスムーズになります。

  1. 01

    パスを認める

    「思いつかなければパスでOKです」と最初に伝えます。答えを強制すると、緊張をほぐすどころか負担になります。

  2. 02

    プライベートに踏み込まない

    家族、恋愛、休日の過ごし方、自宅の様子などを答えさせるお題は避けます。仕事や、誰でも答えられる軽い話題に限ります。

  3. 03

    時間を決めて守る

    「1人15秒」「全体で3分」と先に伝えます。盛り上がっても延ばさず、本題の時間を守ります。

  4. 04

    進行役が最初に手本を見せる

    進行役が最初に答えると、長さや深さの目安が伝わります。上の立場の人ほど、軽く短く答えるのがコツです。

  5. 05

    本題につなげる

    「今日は皆さんお疲れのようなので、決めることを2つに絞ります」のように、出た答えを会議の進め方に生かします。

形式(対面・オンライン)、人数、使える時間、目的を選んでください。すべての条件を「すべて」にすると、16種の一覧になります。

アイスブレイク・ピッカー

会議の形式・人数・使える時間・目的を選ぶと、合うアイスブレイクを絞り込みます。進行役の一言はコピーして台本に使えます。時間は6人前後での目安です。

形式
人数
使える時間
目的・場面

16件のアイスブレイクが合います

  • 一言チェックイン

    約3分2〜5人・6〜15人対面・オンライン

    全員が順番に、今の状態や気になっていることを一言だけ話します。1人15〜30秒が目安です。

    進行役の一言

    始める前に、1人一言ずつチェックインをお願いします。今の状態や、気になっていることを15秒くらいで。私から話しますね。

    注意:「特になし」「パス」もOKにします。話した内容に深掘りやコメントはしません。

  • 天気チェックイン

    約3分2〜5人・6〜15人対面・オンライン

    今の自分の状態を「晴れ」「くもり」「雨」などの天気にたとえ、理由を一言添えます。

    進行役の一言

    今の自分を天気にたとえると何ですか。私は「くもりのち晴れ」です。午前の締め切りが片づいたので。では、時計回りでお願いします。

    注意:数字や天気なら、気分を言葉で説明するより話しやすくなります。理由は任意にします。

  • Good & New

    約5分2〜5人・6〜15人対面・オンライン

    24時間以内にあった「よかったこと」か「新しい発見」を1人1つ、30秒ほどで話します。

    進行役の一言

    最近24時間であった、よかったことか新しい発見を1つずつ教えてください。仕事のことでも、通勤中の小さなことでもかまいません。

    注意:毎週の定例で続けると、話すことに慣れていきます。プライベートな話は求めません。

  • 期待チェックイン

    約5分2〜5人・6〜15人・16人以上対面・オンライン

    「この会議が終わったとき、どうなっていたら成功か」を1人ずつ話す、または付箋やチャットに書きます。

    進行役の一言

    この時間が終わったときに、どうなっていたら「来てよかった」と思えますか。一言ずつ教えてください。最後に、出た期待に応えられたかを確認します。

    注意:出た期待は書き留めておき、会議の最後に振り返ります。人数が多い場合はチャットや付箋で集めます。

  • 共通点探し

    約5分2〜5人・6〜15人・16人以上対面・オンライン

    3〜4人の組で、全員に当てはまる共通点を3分で3つ以上探します。最後に組ごとに1つ発表します。

    進行役の一言

    3〜4人の組で、全員に共通することを3分で3つ以上探してください。「全員が会社員」のような当たり前のもの以外でお願いします。

    注意:オンラインではブレイクアウトルームを使います。家族構成や出身地などを聞き出す場にしないよう、仕事や趣味の話で十分と伝えます。

  • 他己紹介(ペアインタビュー)

    約15分6〜15人・16人以上対面・オンライン

    2人組で3分ずつ互いにインタビューし、全体の場で相手を30秒で紹介します。

    進行役の一言

    2人組になって、3分ずつお互いにインタビューしてください。「担当している仕事」と「最近力を入れていること」を聞いて、後で相手を30秒で紹介してもらいます。

    注意:自己紹介より話しやすく、聞く練習にもなります。紹介してほしくないことは言わなくてよいと伝えます。

  • 2つの本当と1つの嘘

    約10分2〜5人・6〜15人対面・オンライン

    自分についての話を3つ言い、そのうち1つの嘘をほかの人が当てます。

    進行役の一言

    自分についての話を3つ言ってください。2つは本当、1つは嘘です。ほかの人はどれが嘘かを当てます。仕事のエピソードがおすすめです。

    注意:仕事や趣味のエピソードに限ると、ビジネスの場でも使いやすくなります。考える時間を1〜2分とります。

  • 最近の小さな学び

    約5分2〜5人・6〜15人対面・オンライン

    最近の仕事で知ったこと、試してよかったことを1人1つ共有します。

    進行役の一言

    最近の仕事で「これは知ってよかった」と思ったことを1つずつ教えてください。ツールの小技でも、お客さまから聞いた話でもかまいません。

    注意:チームの知見の共有にもなります。出た話は議事録の冒頭に残すと、後から探せます。

  • 手元の仕事道具紹介

    約5分2〜5人・6〜15人オンライン

    手元にある仕事道具(ペン、ノート、マグカップなど)を1つカメラに映し、選んだ理由を話します。

    進行役の一言

    手元にある仕事道具を1つ、カメラに映して紹介してください。愛用している理由を一言お願いします。カメラをオフにしている方は、言葉だけで大丈夫です。

    注意:部屋の中や背景を映すことは求めません。カメラオフの人も参加できる形にします。

  • チャット一斉投稿

    約3分6〜15人・16人以上オンライン

    お題を出し、「3、2、1」の合図で全員が同時にチャットに書き込みます。全員の答えが一度に見えます。

    進行役の一言

    お題は「今日の議題で一番気になっていること」です。書けたらまだ送信せず、「3、2、1」の合図で一斉に送ってください。

    注意:人数が多くても1〜2分で全員が参加できます。先に書いた人の答えに引っ張られません。

  • 1〜5の指で回答

    約1分2〜5人・6〜15人・16人以上対面・オンライン

    「今日のエネルギーは1〜5でいくつ?」のような問いに、指の数やリアクション、チャットの数字で一斉に答えます。

    進行役の一言

    今日のエネルギーを1〜5で、指で一斉に見せてください。3、2、1、どうぞ。……低めの方が多いので、今日は休憩を1回入れますね。

    注意:結果を進め方に反映すると、聞いた意味が伝わります。低い数字を出した人を名指しして理由を聞くのは避けます。

  • 呼ばれたい名前と担当

    約3分2〜5人・6〜15人・16人以上対面・オンライン

    名前、この場で呼ばれたい呼び方、担当や役割を1人20秒で話します。オンラインでは表示名も合わせます。

    進行役の一言

    初めての方もいるので、名前と、この場で呼ばれたい呼び方、担当を20秒ずつお願いします。オンラインの方は表示名も呼ばれたい名前に変えていただけると助かります。

    注意:社外の方がいる会議でも使いやすい、最も短い自己紹介です。

  • 連想ウォームアップ

    約3分2〜5人・6〜15人・16人以上対面・オンライン

    テーマから連想する言葉を、1分間でできるだけ多く書き出します。数を競い、内容は評価しません。

    進行役の一言

    ウォームアップです。「〇〇」から連想する言葉を、1分間でできるだけたくさん書いてください。質より量です。よーい、スタート。

    注意:ブレストの「質より量」に頭を切り替える準備になります。書いた言葉は、そのまま発想の材料に使えます。

  • 「もし〜なら」質問

    約5分2〜5人・6〜15人対面・オンライン

    「もし予算が無制限なら」「もしお客さまの立場なら」など、前提を外した問いに一言ずつ答えます。

    進行役の一言

    もし予算と人手が無制限だったら、このテーマで最初に何をしますか。現実的でなくてかまいません。一言ずつどうぞ。

    注意:突飛な案を言ってもよい雰囲気をつくれます。出た答えは、後の発散の段階で拾います。

  • 前回からの一言振り返り

    約5分2〜5人・6〜15人対面・オンライン

    前回の会議から今日までで、一番うまくいったこと、または一番の学びを1人一言話します。

    進行役の一言

    振り返りに入る前に、前回から今日までで一番の学びを一言ずつお願いします。よかったことでも、失敗から分かったことでもかまいません。

    注意:振り返りの本題に入りやすくなります。失敗の話が出たら、まずお礼を言って受け止めます。

  • 投票アンケート

    約2分16人以上オンライン

    会議ツールの投票機能で、答えやすい選択式の質問を1〜2問出し、結果を共有します。

    進行役の一言

    始める前に、画面の投票に答えてください。「今日のテーマについて、どれくらい知っていますか」。結果を見て、説明の深さを調整します。

    注意:数十人以上の説明会や研修向けです。結果を進め方に生かすと、参加者の当事者意識が上がります。

会議の場面ごとのアイスブレイクの選び方
場面おすすめ時間の目安ポイント
毎週の定例会議一言チェックイン、Good & New、1〜5の指で回答1〜3分毎回同じ形にすると準備がいらず、変化にも気づけます
初対面のプロジェクト呼ばれたい名前と担当、期待チェックイン、共通点探し5〜10分名前と役割を先に共有し、期待は最後に振り返ります
オンライン会議(大人数)チャット一斉投稿、投票アンケート、1〜5の指で回答1〜3分全員が同時に参加でき、順番待ちが起きない形を選びます
ブレインストーミングの前連想ウォームアップ、「もし〜なら」質問3〜5分量を出す・突飛なことを言う練習として、本題につなげます
研修・ワークショップ他己紹介、期待チェックイン、2つの本当と1つの嘘10〜15分時間があるときは、ペアで話す活動で関係をつくります
社外の方との打ち合わせ名前と担当の紹介と、短い雑談1〜2分ゲーム的な活動は避け、目的と時間の確認を丁寧にします

例:30分の定例会議

アイスブレイクは「全体の1割まで」を目安に、冒頭に置く

  1. 0:00開始・録音の告知1分
  2. 0:01アイスブレイク(一言チェックイン)3分
  3. 0:04目的と今日決めることの確認2分
  4. 0:06議題1〜320分
  5. 0:26決定事項・ToDoの読み上げ4分
合計30分。アイスブレイクの直後に「今日の目的と決めること」を確認すると、雑談から本題へ自然に切り替わります。
  • 15分以下の短い会議

    短い確認の場では、アイスブレイクより「今日決めること」を最初に言うほうが役立ちます。

  • 深刻な議題を扱う会議

    トラブルの報告や人事に関わる話の前に、軽い雑談やゲームを入れると不誠実に受け取られます。

  • 毎回の内容が負担になっている

    「何を話そう」と事前に悩む人が出たら、お題を軽くするか、指で答える形に変えます。

  • 時間が押している

    本題の時間を削ってまで行う必要はありません。省くときは「今日は時間がないので省きます」と一言伝えます。

  • 話す順番を最初に決める(画面の表示順、名前の五十音順など)。「誰からどうぞ」は沈黙を生みます
  • チャットやリアクションで答えられる形を用意し、カメラやマイクをオンにすることを求めない
  • 同時に全員が答えられる「チャット一斉投稿」や投票は、人数が多いほど時間の節約になります
  • ブレイクアウトルームを使うときは、組ごとの時間とお題を画面に出しておく
  • 録音する会議では、アイスブレイクの前に録音することと目的を伝えておく

会議を録音・文字起こしする場合は、アイスブレイクを始める前に、録音することと目的(議事録の作成など)を伝えておきます。雑談の途中で録音に気づくと、かえって話しにくくなります。

期待チェックインや「最近の小さな学び」で出た内容は、会議の記録として役に立つことがあります。一方で、雑談は議事録に載せる必要はありません。Klangでは録音全体を文字起こししたうえで、AIチャットに「冒頭の雑談は除いて、決定事項とToDoをまとめて」と頼めば、本題だけの要約を作れます。

Klangは会議を録音して文字起こしし、要約・決定事項・ToDoをAIでまとめます。進行役は記録の心配をせず、参加者の様子と話の流れに集中できます。

  • Zoom・Teams・Google Meetには会議ボットが参加。対面の会議はスマホアプリで録音
  • 文字起こしはフリープランでも無制限。AIチャットで、雑談を除いた要約も作れます
  • 会話データをAIの学習に使いません。ISO/IEC 27001:2022認証を取得しています
無料で試す
アイスブレイクとはどういう意味ですか。

会議や研修の冒頭で、参加者の緊張をほぐし、話しやすい雰囲気をつくるための短い活動のことです。英語の「break the ice」に由来します。ビジネスの会議では、1〜5分ほどで全員が一度声を出す形が基本です。

会議のアイスブレイクは何分くらいが適切ですか。

会議全体の1割までが目安です。30分の定例なら1〜3分、初対面のプロジェクトや研修なら5〜15分ほどです。盛り上がっても延ばさず、本題の時間を守ります。

すぐに使える簡単なアイスブレイクはありますか。

準備がいらないのは、一言チェックイン(今の状態を一言)、天気チェックイン(今の自分を天気にたとえる)、1〜5の指で回答(今日のエネルギーを数字で)です。どれも1〜3分で全員が参加できます。

オンライン会議に向いているアイスブレイクは何ですか。

全員が同時に答えられるチャット一斉投稿や投票アンケート、手元の仕事道具紹介などが向いています。話す順番を最初に決め、カメラやマイクのオンを強制しないのがコツです。

アイスブレイクで避けたほうがよいお題はありますか。

家族や恋愛、休日の過ごし方、自宅の様子など、プライベートに踏み込むお題は避けます。答えたくない人がパスできるようにし、仕事や誰でも答えられる軽い話題に限ります。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。