CapCutの文字起こし
CapCutの自動字幕(自動キャプション)で文字起こしする方法とSRTの扱い
CapCutの自動キャプションは、動画の音声から字幕を自動で作る機能で、Web版・デスクトップ版・スマホアプリのどれでも使えます。違いが出るのは字幕ファイルの扱いで、SRTの読み込みはデスクトップ版とWeb版だけです。端末別の手順、書き出せないときの確認、長い録音をKlangで文字起こししてSRTで持ち込む方法を、CapCutの公式ヘルプに沿ってまとめます。
更新日:執筆・運営:Klang AI AB
CapCutの自動字幕:Web版・デスクトップ版・スマホでできること
自動キャプションは3つの環境すべてで使えます。端末で違うのは、字幕ファイル(SRT)を書き出す画面と、読み込めるかどうかです。
| 環境 | 自動キャプションの操作 | SRTの書き出し | SRTの読み込み |
|---|---|---|---|
| Web版(CapCutオンライン) | 左パネルの「キャプション」→「自動キャプション」→「認識」→ 言語を選んで「生成」 | できる。失敗するときはTXTで書き出してSRTに変換するよう案内 | できる。左の「キャプション」タブから.srtを選ぶ(TXTは不可) |
| デスクトップ版(Windows・macOS) | 左のツールバーの「キャプション」→「自動キャプション」→ オーディオソースと言語を選んで「生成」 | できる。書き出し画面で「キャプションのエクスポート」を選び、SRTかTXTにする | できる。上部メニューの「キャプション」>「キャプションの追加」で.srtか.txtを選ぶ |
| スマホアプリ(iOS・Android) | 下のメニューの「キャプション」→「自動キャプション」→ 言語を確認して「生成」 | できる。「ビデオエクスポート」のチェックを外し、「キャプションエクスポート」でSRTかTXT | できない(2026年時点)。デスクトップ版かWeb版で読み込み、クラウド同期でスマホに開く |
CapCutのデスクトップ版で自動キャプションを付ける手順
長めの動画に字幕を付けるなら、細かい調整がしやすいデスクトップ版が向いています。CapCutの公式ヘルプに沿った手順です。
スマホアプリでは、新しいプロジェクトに動画を読み込み、下のメニューの「キャプション」→「自動キャプション」で言語を確認して「生成」をタップします。字幕は一つずつタップして文字やタイミングを直します。
CapCutのヘルプは、自動で作られた字幕を必ず確認し、必要なら手で直すよう案内しています。人名、社名、専門用語、数字は特に聞き直してください。
- 01
プロジェクトを開く
字幕を付けたい動画を読み込んだプロジェクトを開きます。
- 02
「キャプション」を開く
左側のツールバーで、吹き出しのアイコンの「キャプション」をクリックします。
- 03
「自動キャプション」で生成する
「自動キャプション」をクリックし、オーディオソースと言語を選んで「生成」をクリックします。日本語の動画なら言語で日本語を選びます。
- 04
タイムラインで直す
字幕はタイムラインに並びます。誤字、区切り、表示のタイミング、見た目をタイムライン上で直接直します。
- 05
字幕ファイルを書き出す
字幕だけが必要なら、書き出し画面で「ビデオのエクスポート」ではなく「キャプションのエクスポート」を選び、SRTかTXTを指定します。
CapCutの自動キャプションの制限と、書き出せないときの確認
CapCutの字幕が書き出せない原因として、公式ヘルプは「自動キャプションで作っていない字幕」「書き出しの設定」「ファイルの文字コードや保存先のパス」「古いバージョン」の4つを挙げています。
料金について、CapCutの公式ツールページは自動キャプションを無料と案内しています。有料プラン(Proなど)の価格は、料金ページ自体が「参考情報」とし、ログイン後のアカウントで最終的な料金が決まると書いているため、このページでは金額を載せていません。
| 症状 | 考えられる原因 | 確認・対処 |
|---|---|---|
| 字幕がSRTに入らない | 手で入力したテキストは書き出しの対象外 | 書き出したい字幕を「自動キャプション」で作ったか確認する |
| 動画しか書き出されない | 「ビデオのエクスポート」を選んでいる | 「キャプションのエクスポート」を選び、SRTかTXTを指定する |
| SRTが文字化けする、書き出しに失敗する | 文字コードや保存先のパスの問題 | SRTをBOMなしのUTF-8で保存し直す。保存先のパスは英数字にする |
| 外部のSRTが読み込めない | スマホアプリを使っている、またはSRTの形式が標準と違う | デスクトップ版かWeb版で読み込む。時刻の行が欠けていないか確認する |
| 話者の区別や句読点の調整が見つからない | 地域やバージョンによってデスクトップ版とWeb版だけの機能 | デスクトップ版かWeb版で開き、アプリを最新版に更新する |
CapCutだけで作るか、Klangで文字起こししてSRTを読み込むか
スマホで撮った短い動画にテロップを付けるなら、CapCutの自動キャプションが最短です。Klangは編集ソフトではなく、長い録音を文字にしてSRT・VTTで書き出すサービスです。Klangで字幕のデザインを変えたり、動画に焼き込んだりすることはできません。
KlangからCapCutに字幕を渡す手順は次のとおりです。動画か音声をKlangにアップロードし、詳細設定の出力形式を「字幕」にして文字起こしします。原音を聞いて誤りを直したら、SRTで書き出します。CapCutのデスクトップ版では上部メニューの「キャプション」>「キャプションの追加」、Web版では左の「キャプション」タブからSRTを選びます。
字幕はタイムライン上に一つずつ編集できるテキストとして並ぶので、フォントや位置はCapCutで整えます。スマホで仕上げたい場合は、デスクトップ版かWeb版でSRTを読み込んだプロジェクトを保存し、クラウド同期でスマホアプリから開きます。
| 場面 | CapCutだけで作る | Klangで文字起こし→SRTをCapCutに読み込む |
|---|---|---|
| スマホで撮ったショート動画にテロップを付ける | 向いている。撮影から字幕、書き出しまでスマホで終わる | 向かない。スマホアプリはSRTを読み込めない |
| 1時間を超えるセミナーやインタビューの字幕 | 作れる。誤認識の確認と修正はタイムライン上で行う | 向いている。文字起こしは無制限、1ファイル10GBまで。原文を読みながら直してからSRTで持ち込める |
| 字幕と一緒に文字起こし全文も納品する | TXTで書き出せる | 向いている。Word・TXTの全文とSRTを同じ文字起こしから書き出せる |
| 話者ごとに分ける | 地域やバージョンによってデスクトップ版とWeb版だけで使える | 話者の自動識別はプロプランの機能 |
| 要点をまとめる、内容を探す | CapCutの公式ヘルプに要約の記載はない | 向いている。AI要約、AIチャット、全文検索 |
| 対応言語 | 20以上(日本語を含む) | 日本語・英語を含む17言語(中国語・韓国語は非対応) |
長い動画の文字起こしは、編集の前にKlangで
Klangは、動画や音声をブラウザからアップロードして文字起こしし、SRT・VTTの字幕ファイルや、Word・TXTの文字起こしとして書き出せるサービスです。CapCutのプラグインではないため、CapCutとは字幕ファイルの書き出しと読み込みでつなぎます。
- フリープランでも文字起こしは無制限。1ファイル10GBまでアップロード
- 出力形式「字幕」で時刻付きに文字起こしし、SRT・VTTで書き出し
- AI要約・チャットで、セミナーやインタビューの要点を確かめる
よくある質問
CapCutで自動字幕を付けるにはどうすればよいですか。
デスクトップ版では、左のツールバーの「キャプション」→「自動キャプション」で音源と言語を選び、「生成」をクリックします。スマホアプリでは下のメニューの「キャプション」→「自動キャプション」、Web版では左パネルの「キャプション」→「自動キャプション」→「認識」から同じように生成します。
CapCutの自動キャプションは日本語に対応していますか。
対応しています。CapCutの公式ツールページでは、自動キャプションは日本語を含む20以上の言語に対応しています。生成するときに言語で日本語を選びます。
CapCutで文字起こしした字幕をSRTで書き出せますか。
書き出せます。デスクトップ版では書き出し画面で「キャプションのエクスポート」を選び、SRTかTXTを指定します。スマホアプリでは「ビデオエクスポート」のチェックを外して「キャプションエクスポート」を選びます。書き出せるのは自動キャプションで作った字幕だけです。
CapCutのスマホアプリにSRTを読み込めますか。
2026年時点では読み込めません。CapCutのヘルプは、デスクトップ版かWeb版でSRTを読み込んでプロジェクトを保存し、クラウド同期でスマホアプリから開く方法を案内しています。
CapCutの自動キャプションは無料ですか。
CapCutの公式ツールページは自動キャプションを無料と案内しています。有料プランの価格は地域とアカウントで変わり、料金ページも表示価格を参考情報としているため、契約前にログインして確認してください。
長い動画の字幕をCapCutで作るときのコツはありますか。
先に文字起こしを済ませておくと、確認と修正が楽になります。Klangのフリープランは文字起こしが無制限で、原文を読みながら直してからSRTで書き出し、CapCutのデスクトップ版かWeb版に読み込めます。