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AIとデータの扱い

AIに学習させない設定。ChatGPT・Gemini・Copilot・Claude・議事録ツール

主な生成AIと議事録ツールについて、入力した会話や録音がAIの学習に使われるかどうか、使われる場合にどこで止めるかを、2026年10月11日時点の各社の公式情報で一覧にしました。

更新日:執筆・運営:

個人向けプランと法人向けプランで扱いが分かれます。会社の情報を扱うなら、まず法人向けプランかどうかを確かめます。

「学習に使わない」設定にしても、多くのサービスは不正利用の監視やサービス提供のために、一定期間データを保存します。学習の設定と保存期間は別の設定です。

評価ボタン(高評価・低評価)で送ったフィードバックは、学習の設定とは別に扱われ、会話全体が改善に使われることがあります。ChatGPT・Gemini・Claudeの公式情報はいずれもこの点に触れています。機密情報を含む会話では、フィードバックを送らないようにします。

主な生成AIの既定の扱いと、学習させない方法(2026年10月11日に各社の公式情報で確認)
サービス・プラン既定の扱い学習させない方法
ChatGPT 無料版・Go・Plus・Pro「すべての人のためにモデルを改善する」がオンだと学習に使われる設定 → データコントロール → 同項目をオフ。一時チャットも学習に使われない
ChatGPT Business・Enterprise・Edu既定で学習に使わない操作は不要。ワークスペースの管理者が保持期間などを設定
Gemini アプリ(個人のGoogleアカウント)「アクティビティの保存」がオンだと、AIモデルのトレーニングを含むサービスの改善に使われる「アクティビティの保存(Gemini アプリ アクティビティ)」をオフ。一時チャットも学習に使われない
Gemini(Google Workspace の仕事用アカウント)許可なく生成AIモデルのトレーニングに使わない操作は不要
Microsoft Copilot アプリ(個人のアカウント・2026年8月18日以降の新しいアプリ)プロンプト、応答、ファイルの内容は基礎モデルのトレーニングに使わない操作は不要
Microsoft Copilot(個人のアカウント・旧版のアプリ)オプトアウトしない限り、会話がAIモデルのトレーニングに使われるプライバシー → 会話アクティビティのトレーニング・音声会話のトレーニングをオフ
Microsoft 365 Copilot・Copilot Chat(職場・学校のアカウント)基盤モデルのトレーニングに使わない操作は不要。職場のアカウントでサインインしているかを確認
Claude Free・Pro・Max「AIモデルの改善を支援する」をオンにすると学習に使われる設定 → プライバシー →「AIモデルの改善を支援する」をオフ。シークレットチャットは学習に使われない
Claude for Work(Team・Enterprise)・API既定で学習に使わない操作は不要。評価ボタンで送ったフィードバックは別扱い

一時チャットは、チャット履歴に残らず、モデルの改善にも使われません。ただし安全上の理由で最大30日間保持される場合があります。ChatGPT Business・Enterprise・Eduのワークスペースのデータは、既定でOpenAIのモデルの学習に使われません。

  1. 01

    設定を開く

    ウェブではアカウントメニューから「設定」、iOS・Androidではサイドバーのプロフィールアイコンから設定を開きます。

  2. 02

    「データコントロール」を選ぶ

    設定の中の「データコントロール」に、学習やチャット履歴に関する項目がまとまっています。

  3. 03

    「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする

    オフにすると、新しい会話はOpenAIのモデルの学習に使われません。サインインしていれば、どの端末から変えてもアカウント全体に適用されます。

個人のGoogleアカウントでGemini アプリを使う場合、「アクティビティの保存」(Gemini アプリ アクティビティ)がオンだと、会話はAIモデルのトレーニングを含むサービスの改善に使われ、一部は人によるレビューの対象になります。オフにすると、今後の会話はAIモデルのトレーニングに使われません。オフでも、回答の提供や安全の確保のために会話は72時間保存されます。

設定は、Gemini アプリの「アクティビティ」の画面か、Googleアカウントの「マイアクティビティ」の Gemini アプリの項目から変えられます。一時チャットも、Google AIの改善のための人によるレビューには使われません。

会社のGoogle Workspace アカウント(仕事用・学校用)では扱いが異なります。Google Workspace のGeminiは、プロンプトやWorkspaceのコンテンツを、許可なく生成AIモデルのトレーニングに使わないと案内されています。

個人のMicrosoftアカウントでCopilotを使う場合、Microsoftはオプトアウトしたユーザーなどを除き、Copilotとの会話をAIモデルのトレーニングに使うと説明しています。旧版のアプリでは、copilot.comのプロフィールから「プライバシー」を開き、「会話アクティビティのトレーニング」と「音声会話のトレーニング」をオフにします。Windows・macOS版は「設定 → プライバシー」、モバイルアプリは「アカウント → プライバシー」から同じ項目に進みます。

Microsoftは、2026年8月18日から新しいCopilotアプリを提供しています。新しいアプリについてMicrosoftは、プロンプト、応答、ファイルの内容を基礎モデルのトレーニングに使わないと説明しており、学習を止める設定は必要ありません。旧版のアプリを使い続けている場合は、上の設定を確認してください。

職場や学校のアカウント(Microsoft Entra ID)でサインインして使うMicrosoft 365 CopilotとCopilot Chatは、エンタープライズ データ保護の対象で、プロンプトと応答は基盤モデルのトレーニングに使われません。会社の情報を扱うときは、個人のアカウントではなく職場のアカウントでサインインしているかを確かめます。

Claude Free・Pro・Maxでは、利用者がClaudeの改善のために会話の利用を許可した場合に、会話がモデルの改善に使われます。設定は、名前のメニューから「設定」を開き、「プライバシー」の「AIモデルの改善を支援する」(英語表示ではHelp Improve our AI models)のスイッチで切り替えます。オフにすると、新しいチャットは今後のモデルの学習に使われません。

シークレットチャットは、モデル改善を有効にしていてもClaudeの改善に使われません。安全性の確認のためにフラグが付いた会話は、オフにしていても安全対策の改善に使われる場合があります。

Claude for Work(Team・Enterprise)やAnthropic APIなどの商用製品では、入力と出力は既定でモデルの学習に使われません。

議事録ツールには会議の録音と文字起こしがそのまま入ります。各社が公式ページで説明している扱いをまとめました。いずれも各社の説明で、第三者の監査結果ではありません。

ツールを比べるときは、学習の有無に加えて、録音と文字起こしの保存場所、閲覧できる人、削除の方法も確かめます。AI議事録の選定で確認する項目は、セキュリティ選定チェックリストにまとめています。

主なAI議事録ツールの、録音・文字起こしの学習への利用(2026年10月11日に各社の公式情報で確認)
ツール各社の説明学習させない方法
Klang会話データをAIの学習に使わないすべてのプランで既定。設定は不要
Notta音声認識エンジンの学習に、音声と認識結果からランダムに選んだデータを使う場合がある。音声認識以外のAI機能には学習のためのデータを提供しないエンタープライズプランとビジネス Plusで「AI学習なし」の環境を提供
Rimo Voice2025年10月1日から、すべてのプランでAIモデルの学習に顧客データを使わない設定は不要(以前の設定項目は非表示)
PLAUD明示的な同意がない限り、音声・文字起こし・要約をAIモデルの学習に使わない設定は不要
tl;dv顧客データをAIの学習に使わない設定は不要
Otter.ai個人が特定できないよう匿名化したうえで、録音と文字起こしを自社モデルの学習に使うEnterpriseのワークスペースは既定で学習の対象外
Zoom(AI Companion)音声・映像・チャットなどの顧客コンテンツを、Zoomや第三者のAIモデルの学習に使わない設定は不要
Notion AI(AIミーティングノート)NotionとAIの委託先は、既定でユーザーデータをモデルの学習に使わない設定は不要

個人向けプランの設定は、利用者が自分で変えられる反面、全員が正しく設定しているかを会社が確かめる方法がありません。会社の情報を扱う用途では、既定で学習に使わない法人向けプランを会社として契約し、個人のアカウントでの利用を禁止するのが確実です。

会議の録音や文字起こしは、参加者全員の発言を含みます。個人のチャットAIに議事録を貼り付けないことを社内ルールに書き、会議の記録は学習に使わないツールにまとめます。

Klangは、お客様の会話データをAIモデルの学習に使いません。これはプランによる選択肢ではなく、すべてのプランに共通の方針です。録音・文字起こし・要約は、ファイルごとの暗号化で保護されます。

  • 会話データをAIの学習に使わない(全プラン)
  • ISO/IEC 27001認証を取得
  • フリープランでも文字起こしは無制限
無料で試す
ChatGPTに学習させない設定はどこですか?

ChatGPTに学習させない設定は、「設定」→「データコントロール」→「すべての人のためにモデルを改善する」です。この項目をオフにすると、新しい会話はOpenAIのモデルの学習に使われません。ChatGPT Business・Enterprise・Eduは既定で学習に使われません。

Geminiに会話を学習させない方法はありますか?

Gemini アプリに会話を学習させないには、「アクティビティの保存」(Gemini アプリ アクティビティ)をオフにします。オフにしても会話は72時間保存されますが、AIモデルのトレーニングには使われません。Google Workspace の仕事用アカウントのGeminiは、許可なくトレーニングに使われません。

Claudeは会話を学習に使いますか?

Claude Free・Pro・Maxは、「AIモデルの改善を支援する」のスイッチをオンにしている場合に会話を学習に使います。設定 → プライバシーでオフにできます。Claude for WorkとAnthropic APIは、既定で入力と出力を学習に使いません。

学習させない設定にすれば、会話は保存されませんか?

いいえ。学習させない設定にしても、多くのAIサービスは不正利用の監視やサービス提供のために一定期間会話を保存します。たとえばChatGPTの一時チャットは最大30日間、Gemini アプリはアクティビティの保存をオフにしても72時間保存されます。

Klangは会議の録音をAIの学習に使いますか?

いいえ。Klangはお客様の会話データをAIモデルの学習に使いません。フリープランを含むすべてのプランに共通の方針で、設定を変える必要はありません。

クレジットカードは不要です。数分でお使いいただけます。