多言語の文字起こしと言語設定
複数の言語が混ざる音声の文字起こし。対応17言語と自動判定の使い分け
Klangが文字起こしできる17言語と、言語の自動判定・固定の使い分けを整理。日本語と英語が混ざる会議、短い外国語の挿入、ワークスペースの設定、原文と翻訳の受け渡しを解説します。
公開日:更新日:執筆・運営:Klang AI AB
多言語の文字起こしの手順:言語設定から原文の確認まで
複数の言語の文字起こしは、話された内容を元の言語で文字に残す作業です。日本語への翻訳や、内容を短くまとめた要約とは分けて扱います。
以下は架空の確認例です。日本語の説明は編集者のメモとして、原文と分けて示しています。
- 01
利用できる録音と資料を用意
録音の利用条件と共有範囲を確認し、話者・固有名詞の資料を手元に置きます。
- 02
アップロード時の言語を確認
混在音声は「自動」を使います。言語を固定すると混在検出が無効になります。
- 03
原文を確認してから渡す
話者・条件・聞き取れない箇所を音声に戻って確認します。字幕と長い話者別の文字起こしは出力形式も確認。今回の設定は次のアップロードへそのまま引き継がれません。
Klangの対応17言語一覧
2026年10月6日に確認した公式ヘルプの対応言語です。どの言語も、言語を指定するか「自動」を選んで文字起こしできます。中国語と韓国語は対応していません。
ワークスペースの設定によっては、一覧にある言語でも選択欄に表示されない場合があります。その場合は管理者に表示する言語を確認してください。日本語と英語、日本語とドイツ語のように、一覧にある言語どうしが混ざる録音は「自動」で文字起こしできます。
中国語(普通話・広東語)と韓国語は対応言語に含まれていません。これらの言語が中心の録音は、対応しているサービスを別に検討してください。Klangには翻訳機能もないため、別の言語への訳文が必要な場合は、原文を確定してから翻訳担当者へ渡します。
| 言語 | 英語名 | 専用ガイド |
|---|---|---|
| 日本語 | Japanese | — |
| 英語 | English | 英語の文字起こしガイド |
| ドイツ語 | German | ドイツ語の文字起こしガイド |
| フランス語 | French | フランス語の文字起こしガイド |
| スペイン語 | Spanish | スペイン語の文字起こしガイド |
| スウェーデン語 | Swedish | — |
| ノルウェー語 | Norwegian | — |
| デンマーク語 | Danish | — |
| オランダ語 | Dutch | — |
| イタリア語 | Italian | — |
| ポルトガル語 | Portuguese | — |
| トルコ語 | Turkish | — |
| フィンランド語 | Finnish | — |
| ギリシャ語 | Greek | — |
| ポーランド語 | Polish | — |
| ロシア語 | Russian | — |
| ウクライナ語 | Ukrainian | — |
対応言語を日本語名・英語名で検索する
以下は2026年10月6日に確認した公式ヘルプの17言語です。利用中のワークスペースで選べる言語と、サービス全体の対応一覧を分けて確認します。
公式ヘルプの17言語のうち、17件が一致
- 日本語Japanese
- 英語English
- ドイツ語German
- フランス語French
- スペイン語Spanish
- スウェーデン語Swedish
- ノルウェー語Norwegian
- デンマーク語Danish
- オランダ語Dutch
- イタリア語Italian
- ポルトガル語Portuguese
- トルコ語Turkish
- フィンランド語Finnish
- ギリシャ語Greek
- ポーランド語Polish
- ロシア語Russian
- ウクライナ語Ukrainian
一覧にある言語でも、ワークスペースの設定により選択欄に表示されない場合があります。表示の変更は管理者に確認します。この検索は録音の言語を判定する機能ではありません。
言語設定の選び方:「自動」と「言語を固定」
複数言語が混ざっている場合、言語を固定すると混在検出が無効になります。一つの言語だけと分かっている場合は、手動指定が役立つことがあります。
「自動(Automatic)」を選びます。特定の言語を固定すると、混在言語の検出は無効になります。短い別言語の句は見落とされることがあるため、原音で確認してください。
選択例の案内です。Klangの設定自体は変更しません。次のアップロードではワークスペースの初期設定に戻ります。
短い外国語が混ざる音声の確認方法
公式ヘルプは、別言語の検出には十分な発話が必要と説明しています。何秒なら必ず検出するという数値は公開されていません。
| 架空のケース | 確認の観点 | 手作業で行うこと |
|---|---|---|
| 日本語文中の短い句:次回のfollow-upで確認します。 | 短い英語句だけでは別言語として検出されない可能性 | 前後を再生し、採用する表記を依頼先と合わせる。 |
| 日本語の後に長い英語発言:We reviewed the draft and found two sections that need another check. | まとまった英語区間の切り替わり | 自動設定を確認し、原文の言語と話者を照合。 |
| 日本語・ドイツ語・日本語が順に続く | 複数の切り替わり | 各境界の前後を確認。不明区間は原文候補を残す。 |
言語が選べない・設定が戻るときの対処法
同じ選択を何度もやり直す前に、どの設定がどこで決まるかを確認します。画面にない設定を操作できるとは限りません。
| 困っていること | 確認箇所 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 対応言語なのに選択欄に見当たらない | ワークスペースの表示言語設定 | 管理者に利用可能な言語を確認する。 |
| 次のアップロードで前の言語指定が消えた | 今回の設定とワークスペース初期値 | アップロードごとの指定は次回へ引き継がれない。毎回確認する。 |
| 複数言語の一方が不自然 | 固定言語を選んでいないか | 混在なら自動にする。短い句は人が確認する。 |
| 話者が混ざっているが言語は合っている | 言語と話者数は別設定 | 話者数の自動/1〜10人の手動指定を確認。人物名の正解までは保証しない。 |
| 字幕用の細かい区切りが必要 | 出力形式のTranscription/Subtitles | 字幕用の形式を確認。言語選択だけでは出力形式は変わらない。 |
言語ごとに確認担当を割り当てる方法
混在音声を一人で確認できない場合は、担当言語と原音の時刻をログにします。言語名は発話内容の確認用で、国籍や出身の推定ではありません。
| 音源・区間 | 原文と担当 | 状態 |
|---|---|---|
| MIX-DEMO 00:12 JA | 日本語の担当者:仕様は次回確認します。 | 確認済み。 |
| MIX-DEMO 00:30 EN | 英語の担当者:The appendix is still missing. | 対象の添付資料を確認中。 |
| MIX-DEMO 00:48 DE | ドイツ語の担当者:[unverständlich] | 再生後も不明。話者へ確認依頼。 |
翻訳が必要なときの進め方:原文・訳文・要約の受け渡し
同じ音源から作る成果物でも、原文を残す作業と別言語へ訳す作業は異なります。下の例は人が作る工程の整理で、自動翻訳機能の案内ではありません。
| 成果物 | 入れるもの | 受け渡しの合格条件 |
|---|---|---|
| 原文の文字起こし | EN: We need another review. / JA: 担当は次回決めます。 | 元言語のまま、話者・時刻・未確定箇所へ戻れる。 |
| 人に依頼する翻訳 | 確認済み原文と翻訳依頼者の目的 | 訳文がどの原文区間に対応するか追える。 |
| 編集者の要約 | もう一度確認が必要。担当は未定。 | 原文にない担当・期限を足していない。 |
| 問い合わせ | another reviewの対象は何か | 確認前に対象を決めつけず未解決として渡す。 |
多言語資料の引き継ぎ 原本音源と時刻: 原文を確認した言語・担当者: 未確定の原文: 翻訳の作成者と対象区間(必要な場合): 要約で判断を加えた箇所: 次に確認する人:
17言語の会議・録音を、話された言語のまま文字にする
Klangは日本語・英語を含む17言語に対応し、言語が混ざる会議も「自動」で文字起こしできます。Zoom・Teams・Google Meetの会議は自動で録音でき、録音ファイルや動画は1ファイル10GBまでアップロードできます。原文はWord・TXT・SRT・VTTなどで書き出せます。
- 言語を指定するか「自動」を選んで文字起こし
- 言語が切り替わった直後の文を原音で確認する
- 中国語・韓国語には非対応。翻訳機能もありません
よくある質問
対応言語が選択欄にありません。
選べる言語はワークスペースの設定によって変わります。公式ヘルプの一覧にある場合も、表示設定を管理者に確認してください。
前回の言語指定が次のアップロードで戻るのはなぜですか?
アップロード時の指定はその処理に適用されます。次のアップロードではワークスペースの初期設定へ戻るため、言語・話者数・形式を改めて確認します。
短い外国語の句も必ず判定されますか?
公式ヘルプは、別言語の検出に十分な発話が必要で、短い句は検出されないことがあると説明しています。原音を確認し、推測で表記を確定しないでください。
Klangは何語の文字起こしに対応していますか?
日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、スウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語、オランダ語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語、フィンランド語、ギリシャ語、ポーランド語、ロシア語、ウクライナ語の17言語です(2026年10月6日に公式ヘルプで確認)。
中国語や韓国語の音声は文字起こしできますか?
いいえ。中国語と韓国語は対応言語に含まれていません。日本語の会議の中に短い中国語や韓国語の発言がある場合も、その部分は正しく文字にならない可能性があるため、原音を聞ける人が確認してください。
文字起こしした外国語を日本語に翻訳できますか?
Klangには翻訳機能がありません。話された言語のまま原文を文字起こしし、日本語訳が必要な場合は原文を確定してから翻訳担当者や別の翻訳ツールに渡します。