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テキスト比較ツール。2つの文章の違いを無料で表示

テキスト比較ツールは、2つの文章を貼り付けるだけで追加・削除・変更された箇所を色分けで表示する無料ツールです。行単位と文字単位を切り替えられ、契約書・原稿・議事録や文字起こしの版の違いを、ブラウザーの中だけで確認できます。

更新日:執筆・運営:

2つの文章を貼り付けると、違いがすぐ下に表示されます。本文はこのブラウザー内で比較し、送信・保存しません。表示される追加・削除は文字の対応から求めた候補で、どちらが正しいかは判断しません。

比較の単位

比較条件:入力どおり。変更のまとまりは2件(削除2行・追加2行)です。赤の取り消し線が元の文章、青の下線が修正後の文章です。

  1. 1削除:田中:参加者は15人です。
  2. 1追加:田中:参加者は50人です。
  3. 2佐藤:見積もりは来週の水曜までに出します。
  4. 3削除:佐藤:まだ承認していません。
  5. 3追加:佐藤:承認しています。
  6. 4田中:次回は10月20日に集まります。

変更箇所と元の行をCSVで引き継ぐ

CSVには比較条件、開始行、両方の原文行、変更部分を含めます。確認結果の列は次の担当者が追記します。空白や全角・半角を無視した比較では、正規化後の差分です。

数字の表記を、前後の文と照合する

金額・日付・人数の変更は、読みやすさの修正に紛れて見落としやすい箇所です。両方の文章から算用数字を原文の順に並べます(各200件まで)。

元の文章

  1. 15人(1行)

    田中:参加者は15人です。 佐藤:見積もりは来週の

  2. 10月(4行)

    認していません。 田中:次回は10月20日に集まります。

  3. 20日(4行)

    いません。 田中:次回は10月20日に集まります。

修正後の文章

  1. 50人(1行)

    田中:参加者は50人です。 佐藤:見積もりは来週の

  2. 10月(4行)

    承認しています。 田中:次回は10月20日に集まります。

  3. 20日(4行)

    ています。 田中:次回は10月20日に集まります。

テキスト比較には、文字ごとに対応を取る方法と、行ごとに対応を取る方法があります。同じ2つの文章でも、単位によって変更の見え方が変わります。

文字単位と行単位の比較の違い
比較の単位見つけやすい変更向いている文章苦手なこと
行単位追加・削除された行、書き換えられた段落契約書・規程・原稿・プログラムなど行の構成が同じ文章改行位置だけが違うと、全体が変更に見える
文字単位1文字の違い(15→50、しています→していません)短い文、改行位置が版ごとに違う文章、文字起こし長い文章では変更が細切れになり読みにくい

このツールの行単位は、変わった行を見つけたうえで、その行の中で変わった文字も強調します。長い文章はまず行単位で比べ、1文字の違いを詳しく見たい箇所だけ文字単位に切り替えるのが効率的です。

文字単位の比較は、日本語の1文字(絵文字や結合文字を含む見た目の1文字)ごとに対応を取ります。行単位の比較は、変更のない行を前後2行だけ残して折りたたむため、数千行の文章でも変わった箇所だけを追えます。

版の比較で大切なのは、「どこが変わったか」を見つけたあと、その変更が意図したものかを確かめることです。文章の種類ごとに、先に見るべき変更が違います。

文章の種類ごとの比較の進め方
文章おすすめの設定先に確かめる変更
契約書・規程行単位、空白の違いを無視金額・期限・「〜しない」などの否定、条番号のずれ
原稿・記事行単位、校正後は文字単位も固有名詞の表記、引用部分、数字
議事録行単位決定事項・担当者・期限の書き換え
文字起こし文字単位、全角・半角の違いを無視整文で消えた否定、変わった数字、話者名
  1. 元の版を左の欄、新しい版を右の欄に貼り付ける。
  2. 全角・半角や空白の違いが多い場合は、無視する設定にチェックを入れる。
  3. 赤(削除)と青(追加)の箇所を上から確認し、意図しない変更を元の版や資料と照合する。
  4. 確認した内容をCSVで保存し、確認結果の列に記録して次の担当者に渡す。

Wordで作った文書同士なら、Wordの[校閲]タブにある[比較]でも違いを変更履歴として表示できます。PDFやメール、Webページからコピーした文章、ソフトが違う2つの版を比べるときは、テキストとして貼り付けられるこのツールが手早く使えます。

比較の前に表記をそろえておくと、本当の変更だけが残ります。全角・半角の混在は全角半角変換ツール、PDFからコピーした文章の改行や空白は改行削除・空白削除ツールで整えられます。

架空の元稿:「たぶん来週です。ただ、まだ承認していません。」修正稿:「来週です。承認しています。」この変更は句読点の整理だけではありません。

差分に表示された箇所を、原音の前後と照合します。AIが生成した新しい文章を、音声の代わりの参照にしないでください。

確認すべき2つの変化を見る

「たぶん」が落ちて見込みが確定に変わり、「していません」が「しています」になって未承認が承認済みに変わっています。どちらも、元の意味を残すか、発言者の明示的な訂正を別記する必要があります。

架空の元稿:A「確認します」→B「金額は未定」→A「確認します」。修正稿:A「確認します」→A「確認します」→B「金額は未定」。同じ言葉が複数あるため、文字の対応は一通りに決まりません。

比較では移動が削除と追加として見える場合があります。発言が増えたと断定せず、元の行と時刻を確認します。議題別に並べ替えた議事録を逐語録と同じ指標で評価しないでください。

  1. 原稿の版・対象区間・仕上げ方をそろえる。
  2. 変更記録の両方の行を開き、前後の発言と話者を確認する。
  3. 内容の移動なら、元の時刻を残して移動理由を記録する。

文字起こしの下書き(左)と、読みやすく整えた版(右)を比べた例です。差分で表示された箇所のうち、意味が変わったものだけを元の音声で確かめます。

修正前後の比較と、確認が必要な変更(架空の例)
修正前修正後変更の種類確認
えー、来週の会議では予算は決めません。来週の会議で予算を決めます。否定が消えた必要:元の音声を聞く
見積もりは3,000円です。見積もりは300円です。数字が変わった必要:資料と照合
佐藤さんが担当します。佐藤が担当します。敬称の削除社内の表記ルールに従う
あのー、資料は明日送ります。資料は明日送ります。つなぎ言葉の削除不要(意味は同じ)

差分は「どこが変わったか」を示すだけで、どちらが正しいかは判断しません。否定・数字・固有名詞・話者名の変更は、読みやすさの修正に紛れて意味を変えやすいため、元の音声で確認してから採用します。

変更箇所が多いと、意味を変える修正が読みやすさの修正に埋もれます。次の種類の変更から先に確かめます。

優先して確かめる変更の種類
変更の種類例確かめる資料
否定・条件「決めません」→「決めます」、「もし」の削除元の音声
数字・単位3,000円→300円、10日→10月元の音声と会議資料
固有名詞社名・製品名・人名の漢字名簿や資料の正式表記
話者名発言者の入れ替え元の音声と参加者の一覧
段落の移動発言の順番の入れ替え元の文字起こしの時刻

比較ポリシーはUnicode正規化仕様を参照。Wordの比較機能はMicrosoft サポート(2026年10月11日確認)。文字の位置は機械的な対応候補で、意味の一致ではありません。2026年10月6日公開、10月11日更新。

2つのテキストの違いを比較するには?

元の文章と修正後の文章をこのツールの2つの欄に貼り付けると、追加・削除された箇所がすぐ色分けで表示されます。変更箇所は開始行つきのCSVで書き出せるため、確認担当者への受け渡しにも使えます。

文字単位と行単位の比較はどう使い分けますか?

契約書や原稿のように長い文章は、まず行単位で変わった行を探すのが向いています。このツールの行単位は、変わった行の中の文字も強調します。短い文や、改行位置が版ごとに違う文章は文字単位で比べます。

Wordの変更履歴とは何が違いますか?

Wordの変更履歴は、編集する前に記録をオンにしておく必要があります。このツールは、変更履歴のない2つの版のテキストを後から比べられます。Word同士の文書なら、Wordの[校閲]タブにある[比較]も使えます。

全角・半角や空白だけの違いを無視できますか?

できます。「空白の違いを無視する」と「全角・半角の違いを無視する」にチェックを入れると、それらの違いを変更として数えません。表記をそろえた文章を作りたい場合は、全角半角変換ツールで変換してから比較してください。

比較したテキストは送信されますか?

送信されません。比較はブラウザーの中で行い、テキストをサーバーに送信も保存もしません。契約書や機密性の高い会議の文字起こしでも、端末の外に出さずに比べられます。