# 引用から解釈をたどる、研究インタビュー演習

版：2026-09-10｜作成：Klang編集部

Klang編集部がAIの補助を用いて作成した架空の教材です。実在する参加者・組織・調査結果や、Klangで録音・文字起こしした出力ではありません。

研究の問い：引き継ぎ資料を利用するとき、何が探しやすさと信頼に関わるのか。

## この教材で練習すること

引用、コード、仮の解釈、反例のつながりを説明する練習です。コードや解釈の見本は唯一の正解ではありません。所属機関の授業・研究方針に合わせて使ってください。専門家による方法論の監修済み教材ではありません。

## 45分の進め方

- 5分｜原文を読む：研究の問いと架空教材の範囲を確認する。聞き手の質問も含めて全文を読む。
- 10分｜引用とコードを結ぶ：P01の発言から引用を選び、発言ID・原文・自分のコード・理由を記入する。
- 10分｜反例で読みを見直す：S04とS09が、最初の解釈をどう変えるか考える。異なる読みを無理に一致させない。
- 10分｜短いメモを書く：主張、根拠の発言ID、反例、言えないこと、次に確かめたいことをまとめる。
- 10分｜互いの根拠を確認する：引用が原文と一致するか、希望を決定と誤記していないか確認する。見本との差ではなく、根拠の説明を話し合う。

## ファイルの使い分け

- source-excerpt.txt：架空の原文と表記ルール。最初に全文を読む。
- coding-blank.csv：引用をあらかじめ入れた練習用シート。コードと理由は自分で書く。
- coding-worked.csv：解釈の見本。自分の記入後に、根拠と違いを話し合う。
- theme-memo.md：コードから仮の読みを組み立てた例、反例、AI提案の点検。
- meeting-minutes-customer-interview-ja.docx / .xlsx：既存の編集可能な共有用会議ひな形。逐語録やコーディング表を置き換えるものではない。

CSVはUTF-8（BOM付き）です。文字化けする場合は表計算ソフトのテキスト/CSV取り込みでUTF-8を選んでください。ソフトがなくても、このページとMarkdown・原文をテキストとして読めます。録音、アカウント、有料ソフトの購入は不要です。

## 表記と匿名化の練習

この原文には実際の録音も時刻もありません。S01〜S10は発言IDであり、再生時刻ではありません。句読点と「……」は教材の表記で、間の長さを測定した記号ではありません。引用は文字を変えず、そのまま抜き出します。省略・補足を行う場合は自分の記号と理由を明示し、原文を別に残してください。

匿名化の練習では、架空の「［架空・北浜支所］の［架空・佐藤］」を「［部署A］の［担当者B］」へ置き換え、変更理由をメモしてください。これは実データの匿名化完了を示すものではありません。実際の研究では所属・出来事の組み合わせから分かる情報も、機関の方針に従って確認します。

## 確認の観点

- 引用の文字と発言IDが原文に一致している。
- コード名だけでなく、そう読んだ理由を説明できる。
- S04とS09の反例で、言える範囲を見直している。
- S07の希望を決定へ、S10の未決定を導入合意へ変えていない。
- 原文にない期限、担当者、測定時間を補っていない。
- 別の読み、言えないこと、次に確かめたいことを残している。

同じコードを付けた人数や一致率を、この演習の合格条件にはしません。実際の研究で用いる分析法と評価基準は、研究の問い・方法論に即して別途定めてください。

## 授業・研修での利用

この教材は授業・研修・自習のためにコピー、編集、配布できます。利用報告、会員登録、Klangへのリンクは不要です。第三者の参考資料はこの許諾に含みません。編集した版は原版と区別してください。

## 参考資料と関連ひな形

- Braun・Clarkeの方法論を学ぶ：https://www.thematicanalysis.net/doing-reflexive-ta/ （分析は行き来を伴い、研究者の解釈を要する。本教材を同手法の完全な実施例とは扱わない。）
- 教材ページ：https://jp.klang.ai/guides/research-interview-analysis/#teaching-pack
- 既存の6種類の会議ひな形：https://jp.klang.ai/resources/meeting-minutes-templates/

訂正連絡：https://jp.klang.ai/ （サイトの連絡先から、版と発言IDを添えてください。）

# 架空の原文

S01 聞き手：引き継ぎ資料で、最近困った場面を教えてください。

S02 P01：先月、最新版がどれか分からず、二つのフォルダーを何度も開きました。

S03 P01：急ぎだったので、前任の人にチャットで聞きました。

S04 P01：でも、毎回困るわけではありません。目次に更新日と担当者がある資料は、自分で見つけられます。

S05 聞き手：記録の方法について、変えてほしいことはありますか。

S06 P01：全部を録音して残せばいいかは分かりません。長い音声を探す時間はありません。

S07 P01：一覧に、決まったこととまだ決まっていないことを分けてほしいです。

S08 P01：ただ、一覧が古ければ信用しません。誰が確認したのかも知りたいです。

S09 P01：あの……会議が少ない週は、今のままでも足りています。

S10 P01：来月から新しい方法にする、と決めたわけではないです。試すかどうかも、まだ相談しているところです。

# コーディングの見本

## C01 → S02

引用：先月、最新版がどれか分からず、二つのフォルダーを何度も開きました。

コード候補：最新版の探索に手間がかかる

メモ：何度も開くという本人の説明。所要時間は測定されていない。

## C02 → S03

引用：急ぎだったので、前任の人にチャットで聞きました。

コード候補：急ぎのときは人に問い合わせる

メモ：一場面の対処。常に他者に依存するとは言えない。

## C03 → S04

引用：でも、毎回困るわけではありません。目次に更新日と担当者がある資料は、自分で見つけられます。

コード候補：更新日と担当者が自力探索を支える

メモ：「資料はすべて使いにくい」という読みへの反例。因果関係の実証ではない。

## C04 → S06

引用：全部を録音して残せばいいかは分かりません。長い音声を探す時間はありません。

コード候補：録音量を増やすだけでは探せない

メモ：録音一般への拒否や、特定製品への評価と読み替えない。

## C05 → S07

引用：一覧に、決まったこととまだ決まっていないことを分けてほしいです。

コード候補：決定と未決定を分けたい

メモ：希望の表明。運用変更の決定ではない。

## C06 → S08

引用：ただ、一覧が古ければ信用しません。誰が確認したのかも知りたいです。

コード候補：鮮度と確認者を信頼の手がかりにする

メモ：何日前なら古いと考えるかは不明。追加質問が必要。

## C07 → S09

引用：あの……会議が少ない週は、今のままでも足りています。

コード候補：会議が少ない週は現状で足りる

メモ：「いつでも変更が必要」という読みを狭める反例。

## C08 → S10

引用：来月から新しい方法にする、と決めたわけではないです。試すかどうかも、まだ相談しているところです。

コード候補：変更も試行も未決定

メモ：来月開始、担当者、導入合意を補ってはいけない。

# 仮の解釈と反例

## T01 仮の読み：量よりも、探して確かめられる記録が求められている

根拠コード：C01、C02、C03、C04、C05、C06

読みを狭めるコード：C07、C08

最新版の探索と人への問い合わせ（S02・S03）、見つけられる資料の条件（S04）、録音だけを増やすことへの疑問（S06）、決定の区別と確認者への希望（S07・S08）から、この読みを考えました。ただし現状で足りる場面があり（S09）、変更の合意もありません（S10）。架空の一人分の短い抜粋から、組織全体の傾向や一般的な研究結果を結論づけることはできません。

次の確認：会議が多い週と少ない週で具体的な探索場面を比べ、どの更新情報を手がかりにしたかを聞く。別の読みも記録して、問いと資料の範囲を見直す。

## AI提案を点検する演習

誤ったAI提案を点検するために編集部が作った文です。実際のモデルやKlangの出力・性能を示すものではありません。

点検する文：P01は、来月からすべての会議を録音する運用に合意した。

確認例：S06では全件録音の有用性に疑問を示し、S10では変更も試行も未決定だと述べている。この候補は棄却する。
